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09月11日-06号

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  1. 函南町議会 2020-09-11
    09月11日-06号


    取得元: 函南町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-19
    令和 2年  9月 定例会       令和2年第3回(9月)函南町議会定例会議事日程(第6号)               令和2年9月11日(金曜日)午前9時開議日程第1 (議案第81号から議案第93号までを一括議題とする)     議案第81号 令和元年度函南町一般会計歳入歳出決算認定について     議案第82号 令和元年度函南町土地取得特別会計歳入歳出決算認定について     議案第83号 令和元年度函南町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について     議案第84号 令和元年度函南町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について     議案第85号 令和元年度函南町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について     議案第86号 令和元年度函南町下水道事業特別会計決算認定について     議案第87号 令和元年度函南町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について     議案第88号 令和元年度函南町上水道事業特別会計決算認定について     議案第89号 令和元年度函南町畑、丹那簡易水道特別会計決算認定について     議案第90号 令和元年度函南町田代、軽井沢、丹那地区簡易水道特別会計決算認定について     議案第91号 令和元年度函南町東部簡易水道特別会計決算認定について     議案第92号 令和元年度函南町平井財産区特別会計歳入歳出決算認定について     議案第93号 令和元年度函南町上沢財産区特別会計歳入歳出決算認定について日程第2 分科会審査の議決について日程第3 議員提出議案第1号 地方自治法第109条の規定に基づく特別委員会の設置     (メガソーラー建設計画問題対策特別委員会の設置)日程第4 休会の議決---------------------------------------本日の会議に付した事件 日程第1から日程第3 追加日程第1 選第2号 メガソーラー建設計画問題対策特別委員会委員の選任について 日程第4---------------------------------------出席議員(16名)    1番    岩城 仁君        2番    古村 高君    3番    野田哲郎君        4番    兵藤慎一君    5番    田中正美君        6番    植松淳史君    7番    杉村 清君        8番    田口彰一君    9番    市川政明君       10番    土屋 学君   11番    馬籠正明君       12番    中野 博君   13番    鈴木晴範君       14番    加藤常夫君   15番    長澤 務君       16番    大庭桃子君欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名 町長          仁科喜世志君  副町長         佐野章夫君 会計管理者       鈴木由紀子君  教育長         山邉義彦君 総務部長        梅原宏幸君   厚生部長        杉山浩巳君 建設経済部長      田中敏博君   教育次長        大沼裕幸君 総務課長        村上克司君   企画財政課長      平井輝久君 税務課長        櫻田英樹君   管財課長        露木元徳君 住民課長        廣田克幸君   都市計画課長      江田朝夫君 健康づくり課長     西原武人君   福祉課長        長屋容美君 環境衛生課長      加藤裕一君   生涯学習課長      渡辺正樹君 建設課長        西川公次君   産業振興課長      松井 仁君 上下水道課長      冨田貴志君   子育て支援課長     飯島正紀君---------------------------------------職務のため出席した者の職氏名 事務局長        木代伸二    書記          小竹亮平--------------------------------------- △開議の宣告 ○議長(中野博君) 皆さん、おはようございます。 ただいまの出席議員は16名です。定足数に達していますので、これより9月定例会第6日目の会議を開きます。                              (午前9時00分)--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(中野博君) 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりです。 これより10日の日程で延会となりました議事を継続します。--------------------------------------- △議案第81号~議案第93号の上程、説明、質疑 ○議長(中野博君) 日程第1、特別会計決算の細部説明を続けます。 上水道事業特別会計及び各簡易水道特別会計決算について、上下水道課長。     〔上下水道課長 冨田貴志君登壇〕 ◎上下水道課長(冨田貴志君) おはようございます。 それでは、議案第88号について細部説明をいたします。 初めに、議案を朗読いたします。 議案第88号 令和元年度函南町上水道事業特別会計決算認定について。 地方公営企業法第30条第4項の規定により、令和元年度函南町上水道事業特別会計決算を、別紙監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。 令和2年9月10日提出。函南町長、仁科喜世志。 408ページ、409ページをお願いいたします。 上水道事業特別会計決算の収益的収入及び支出で、3条の営業活動でございます。 決算額のみ読み上げます。単位は円、税込みでございます。 第1款水道事業収益6億1,828万6,216円、第1項営業収益5億3,426万2,620円、第2項営業外収益8,402万3,596円、第3項特別利益はございません。 次に、支出です。 第1款水道事業費用4億9,121万9,803円、第1項営業費用4億7,202万1,859円、第2項営業外費用1,907万9,664円、第3項特別損失11万8,280円、第4項予備費はございません。 次の410、411ページをお願いいたします。 資本的収入及び支出で、4条の建設改良費等に係る収支です。 収入です。 第1款資本的収入164万5,600円、第1項企業債及び第2項工事分担金はございません。第5項その他分担金164万5,600円です。 支出です。 第1款資本的支出1億8,252万2,031円、第1項建設改良費1億4,024万151円、第2項企業債償還金4,228万1,880円です。 410ページの下の欄外をご覧ください。 資本的収入額資本的支出額に不足する額1億8,087万6,431円につきましては、当年度分消費税資本的収支調整額当年度分損益勘定留保資金、減債積立金及び建設改良積立金で補填をいたしました。 次の412ページをお願いいたします。 令和元年度の損益計算書になります。経営の状況を見るもので、単位は円、税抜きでございます。 1の営業収益は、給水収益、受託給水工事収益、その他営業収益で、4億9,260万5,794円です。 2の営業費用は、原水浄水及び配水給水費、受託給水工事費、総係費、減価償却費、資産減耗費、4億5,207万3,648円となり、営業利益は4,053万2,146円です。 3の営業外収益は、受取利息及び配当金、水道加入金、長期前受金戻入益、雑収益で8,172万4,855円となりました。 4の営業外費用は、支払利息及び企業債取扱諸費と雑支出で803万8,237円となり、営業外収益は7,368万6,618円となりました。経常利益は、営業利益に営業外収益を加え、営業外費用を差し引いたもので、1億1,421万8,764円となりました。 5の特別損失は10万9,522円で、当年度純利益は経常利益から特別損失を差引き1億1,410万9,242円となりました。当年度未処分利益剰余金は、当年度純利益に前年度繰越利益剰余金とその他未処分利益剰余金変動額6,705万5,867円を加え、1億8,746万5,470円となりました。 次のページをお願いいたします。 令和元年度の剰余金の計算となります。資本金、剰余金の年間の推移を見る表でございます。 前年度の剰余金処分の議決を受け、積立金や組入れ処分を行ったものに令和元年度の資本的収支補填分と当年度当期純利益を加え、剰余金の計算をしたものでございます。資本合計は、資本金と資本剰余金、利益剰余金の合計となりますが、当年度純利益分が追加となり、29億9,511万7,474円となります。 次のページをお願いいたします。 令和元年度上水道会計剰余金処分計算書です。議案第80号で剰余金の処分について議決をいただいているものでございます。 処分内容は、未処分利益剰余金1億8,746万5,470円を減債積立金に6,000万円、建設改良積立金に6,000万円を積立て処分し、その他未処分利益剰余金変動額6,705万5,867円を資本金へ組み入れるよう処分を行うものです。その結果、処分後の未処分利益剰余金の残高は40万9,603円となるとともに、資本金は6,705万5,867円増え22億5,468万4,256円となるものでございます。 次の416ページをお願いいたします。 貸借対照表になります。これは令和元年度末の上水道事業会計の資産、負債、資本の状況を表すものでございます。 資産合計の額は負債合計と資本合計を合算したものと同額となります。 資産の部ですが、資産合計の金額は47億6,353万373円でございまして、土地や建物などの固定資産が38億9,414万7,921円、現金等の流動資産が8億6,938万2,452円となりました。 次に、負債の部です。 負債合計は、固定負債、流動負債、繰延収益の合計で17億6,841万2,899円となりました。 次に、資本の部ですが、資本金が21億8,762万8,389円、剰余金合計は資本剰余金と利益剰余金で8億748万9,085円となりました。負債資本の合計額は、資産合計と同額の47億6,353万373円となりました。 次の418と419ページをお願いいたします。 ここでは地方公営企業会計基準にのっとり、財務諸表の作成に当たり注記事項の記載義務により記載をしたものでございます。資産の評価方法や減価償却方法、引当金の計上方法について記載をしてございます。 420ページをお願いいたします。 令和元年度函南町上水道事業特別会計事業報告書となります。 事業概要としての統括事項と令和元年度に実施した改良工事概況の報告になります。 421ページには、建設改良保存工事の概況でありまして、年次計画による配水管の新設布設、老朽管の布設替え、浄水場の設備改修工事等について記載をしたものでございます。 次の422ページをお願いいたします。 業務概要となります。前年度の数値と比較をして記載をしたものでございます。 令和元年度の主な項目になりますが、上から4行目、現在給水人口が3万3,635人で13人の増、1つ飛んで、給水戸数は1万4,415戸で188戸の増、1つ飛んで、年間総配水量が505万8,519立方メートルで2万6,498立方メートルの減、1日最大配水量が1万5,442立方メートル、1日平均配水量が1万3,821立方メートル、年間総有収水量につきましては385万6,149立方メートルで、5万780立方メートルの減、有収率については76.2%で0.6%の減となりました。 下から3行目、供給単価は124円10銭で25銭の増、給水原価は104円77銭で6円51銭の増となりました。 424ページをお願いいたします。 事業収入に関する事項です。 412ページの損益計算書の収入部分に相当するもので、前年度と比較するものです。 下段のロは、給水収益のうち用途別の内訳となっております。 次の425ページをお願いいたします。 事業費用に関する事項です。これも412ページの損益計算書の費用部分に相当するもので、前年度と比較をしているものでございます。 次の426ページをお願いいたします。 ロ、費用構成は、前ページの事業費用を細かく節単位の科目ごとに区分し、前年度と対比し掲載をしております。 428ページをお願いいたします。 企業債の概況です。 令和元年度末の企業債残高は3億2,541万6,667円となります。 次の429ページをお願いいたします。 キャッシュフロー計算書です。現金の流れを見る表となります。 業務活動によるキャッシュフローでは、当年度純利益、減価償却費、引当金、未収金や未払金等の増減によるもので、1億1,844万3,525円となりました。投資活動によるキャッシュフローは、工事等資産の取得等に係るものでマイナスの1億2,613万5,094円。財務活動によるキャッシュフローは、企業債の償還に係るものでマイナスの4,228万1,880円となり、当期分の現金資金は4,997万3,449円減り、資金期末残高は7億2,352万2,698円となりました。 次の430ページをお願いいたします。 令和元年度収益費用明細書です。単位は円、税抜きとなります。 3条予算の収益的収入の事業収益で5億7,433万649円で、営業収益と営業外収益の合計となります。1項の営業収益のうち97.2%を占める給水収益は4億7,854万6,768円です。受託給水工事収益は59万6,100円で、下水道工事等の切り回しや水道管破損の補償によるものです。その他営業収益は1,346万2,926円で、主なものは竣工検査手数料簡易水道事業や下水道事業からの事務事業費の手数料となります。 続きまして、2項の営業外収益で、受取利息及び配当金15万8,603円、定期預金利息等でございます。 水道加入金は2,601万640円で、上水道加入分担金148件分となります。長期前受金戻入は5,555万4,993円です。 雑収益は消費税の端数調整を行った分の消費税戻入分となります。 以上が水道事業収益でございます。 次の431ページをお願いいたします。 収益的支出の事業費用は4億6,022万1,407円となりました。営業費用の1目原水浄水及び配水給水費で1億9,235万1,669円です。これは浄水場、配水池、施設管路の維持管理に要する費用です。 主な支出は、13節委託料で浄水場管理業務工業計器点検業務等で2,899万2,499円、手数料は569万2,160円で、水道法第20条に係る水質検査となります。修繕費は3,148万7,968円で、漏水修理等88件に係る費用となります。なお、この金額には、令和元年度メーター交換3,351戸を行いました費用1,100万円を含んでおります。動力費は2,448万5,694円で、浄水場の電気料となります。受水費は9,495万2,564円で、駿豆水道の受水費と八ツ溝用水の水源涵養費です。 2目の受託給水工事は54万5,000円で、下水道工事等に伴う配水管切り回し破損修理工事で、11件分の受託工事です。 3目の総係費は1億226万879円で、料金の賦課徴収等事務費に係る費用で、主なものは職員8人の人件費と、13節の委託費は3,067万2,267円で、検針業務委託や窓口受付等業務委託となります。 次の432ページをお願いいたします。 4目の減価償却費は1億5,306万6,592円で、有形固定資産の当期償却分です。 5目の資産減耗費は、水道管切り回し工事等により残存価額のある資産等を除却等した費用で384万9,508円です。 2項1目の支払利息及び企業債取扱諸費は、企業債の支払利息で785万3,805円です。 3項特別損失の過年度損益修正損は、過年度分の漏水減免等による更正分10万9,522円です。 次の433ページをお願いいたします。 資本的収支明細書です。 資本的収入で1項企業債及び2項の工事分担金はございません。 5項その他分担金の受託工事分担金は、建設課道路改良工事による水道管切り回しに係るもので、164万5,600円です。 資本的支出は1億8,252万2,031円となりました。配水管の布設替え、施設の更新等に係る費用で、1項1目の配水設備改良費は1億3,984万9,031円で、主なものは工事請負費1億3,211万8,160円で、工事12件分となります。 2項1目企業債償還金は4,228万1,880円で、令和元年度末の未償却残高は3億2,541万6,667円となりました。 借入れをいたしました企業債の一覧は、436ページから439ページの企業債明細書となります。 以上で上水道事業特別会計決算の細部説明を終わります。 引き続きまして、畑、丹那簡易水道特別会計の決算についての細部説明をいたします。 初めに、議案を朗読いたします。 議案第89号 令和元年度函南町畑、丹那簡易水道特別会計決算認定について。 地方公営企業法第30条第4項の規定により、令和元年度函南町畑、丹那簡易水道特別会計決算を、別紙監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。 令和2年9月10日提出。函南町長、仁科喜世志。 440ページ、441ページをお願いいたします。 畑、丹那簡易水道特別会計決算の収益的収入及び支出で、3条の営業活動でございます。 決算額のみ読み上げます。単位は円、税込みでございます。 第1款水道事業収益1,005万290円、第1項営業収益567万2,400円、第2項営業外収益437万7,890円、第3項特別利益はございません。 次に支出です。 第1款水道事業費用1,013万402円、第1項営業費用988万2,363円、第2項営業外費用22万7,039円、第3項特別損失2万1,000円、第4項予備費はございません。 440ページの下の欄外をご覧ください。 収益的収入不足額に充てるため基金20万8,000円を取崩しました。 442ページ、443ページをお願いいたします。 資本的収入及び支出で4条の建設改良等に係る収支です。 収入です。 第1款資本的収入はございません。 支出です。 第1款資本的支出18万3,821円、第1項建設改良費8,874円、第2項企業債償還金17万4,899円、第3項基金積立金48円です。 442ページの下の欄外をご覧ください。 資本的収支不足額18万3,821円は、引継金で補填をいたしました。 444ページをお願いいたします。 令和元年度の損益計算書になります。 経営の状況を見るもので、単位は円、税抜きとなります。 1の営業収益は給水収益、その他営業収益で520万4,274円です。 2の営業費用は、原水浄水及び配水給水費、総係費、減価償却費、971万483円となり、営業利益は450万6,209円のマイナスとなりました。 3の営業外収益は、受取利息及び配当金、長期前受金戻入益、雑収益で437万7,890円となりました。 4の営業外費用は、支払利息及び企業債取扱諸費で22万7,039円となり、営業外損益は415万851円となりました。 経常利益は営業利益に営業外収益を加え、営業外費用を差し引いたもので35万5,358万のマイナスとなりました。 5の特別損失は2万1,000円で、当年度純利益は経常利益から特別損失を差引き37万6,358円のマイナスとなりました。 当年度未処分利益剰余金は、当年度純利益にその他未処分利益剰余金変動額20万7,952円を加え、16万8,406円の損失となりました。 445ページと446ページをお願いいたします。 令和元年度の剰余金の計算書となります。資本、剰余金の年間の推移を見る表となります。 公営企業会計への移行に伴い、基金積立金を期首の利益剰余金に組込み2,353万6,609円とし、基金20万8,000円を取り崩した分は未処分利益剰余金に振り替え、利息48円は未処分利益剰余金から基金に振り替えています。 自己資本金567万6,244円と利益剰余金合計2,316万251円を加え、資本合計2,883万6,495円となりました。 447ページをお願いいたします。 令和元年度畑、丹那簡易水道特別会計剰余金処分計算書となります。 同特別会計における剰余金処分はございません。 448ページ、449ページをお願いいたします。 貸借対照表です。 資産の部ですが、資産合計の金額は5,297万7,474円でございまして、土地・構築物などの固定資産が5,135万1,573円、現金等の流動資産が162万5,901円となりました。 次に、負債の部です。負債合計は固定負債、流動負債、繰延収益の合計で2,414万979円となりました。 次に、資本の部ですが、資本金が567万6,244円、剰余金合計は基金積立金から当年度未処分利益剰余金のマイナス分を除いた2,316万251円となりました。 負債資本の合計額は、資産合計と同額の5,297万7,474円となりました。 450ページをお願いいたします。 ここでは、地方公営企業会計基準にのっとり、財務諸表の作成に当たり注記事項の記載義務により記載したものでございます。 資産の評価方法や減価償却方法、引当金の計上方法について記載をしてございます。 451ページをお願いいたします。 令和元年度函南町畑、丹那簡易水道特別会計事業報告書です。 事業概況として、総括事項や令和元年度に実施した保存工事等の報告書となります。 452ページをお願いいたします。 業務概要です。 前年度の数値と比較して記載をしたものでございます。 令和元年度の主な項目については、上から4行目、現在給水人口が419人で13人の減、1つ飛んで給水戸数は164戸で2戸の増、1つ飛んで年間総配水量が24万3,189立方メートルで1万5,995立方メートルの増、1日最大配水量が924立方メートル、1日平均配水量が664立方メートル、年間総有収水量につきましては11万5,860立方メートルで、9,992立方メートルの減、有収率については47.6%で7.8%の減となりました。 下から3行目、供給単価は44円85銭で給水原価は50円45銭となりました。 454ページをお願いいたします。 事業収入に関する事項です。444ページの損益計算書の収入部分に相当するものです。 なお、畑、丹那簡易水道特別会計は平成31年4月1日より地方公営企業法の一部適用をし、公営企業会計として経理を開始したため、令和元年度分のみの記載としております。 下段のロは、給水収益のうち用途別の内訳となってございます。 455ページをお願いいたします。 事業費用に関する事項です。これも444ページの損益計算書の費用部分に相当するものです。 456ページをご覧ください。 ロの費用構成は前ページの事業費用を細かく節単位の科目ごとに区分したものを記載してございます。 457ページをお願いいたします。 4、会計、(2)企業債及び一時借入金、概況で令和元年度末の企業債残高は373万6,611円となります。これは公営企業会計に移行する際に借入れをしました公営企業適用債となります。 458ページをお願いいたします。 キャッシュフロー計算書です。 業務活動によるキャッシュフローでは、当年度純利益、減価償却費、長期前受金戻入益、未払金や未収金等の増減によるもので、マイナスの16万7,762円となりました。 投資活動によるキャッシュフローは、固定資産の取得等に係るものでマイナス8,874円、財務活動によるキャッシュフローは、企業債の償還に係るものでマイナスの17万4,899円となり、当期分の現金資金は35万1,535円減り、資金期末残高は119万2,475円となりました。 459ページをお願いいたします。 令和元年度収益費用明細書となります。単位は円、税抜きです。 3条予算の収益的収入の事業収益で958万2,164円で、営業収益と営業外収益の合計となります。1項の営業収益では給水収益520万2,774円です。その他営業収益は量水器取付け手数料です。 続きまして、2項の営業外収益では、受取利息及び配当金48円で定期預金の利息でございます。長期前受金戻入は408万4,297円です。雑収益は免税事業者となるため仮受消費税を戻入するものでございます。 459ページの下の欄外をご覧ください。 3条予算の収益的収支不足額に充てるため、基金20万8,000円を取り崩しました。 以上が水道事業収益でございます。 460ページをお願いいたします。 収益的支出の事業費用は995万8,522円となりました。営業費用の1目原水浄水及び配水給水費で507万5,895円です。これは浄水場、配水池、施設管路等の維持管理に要する費用となります。 主なものは、14節手数料は95万円で、水道法第20条に係る水質検査に係るものでございます。22節負担金は355万6,802円で、営農飲雑用水償還金です。 3目の総係費は51万2,118円で、主なものは13節委託料35万1,364円で、料金の賦課徴収等事務費に係ります費用と公営企業会計システム支援業務委託に係る費用でございます。 461ページをお願いいたします。 4目減価償却費で412万2,470円です。有形固定資産の当期償却分です。 2項営業外費用、1目の支払利息及び企業債取扱諸費は、企業債の支払利息で22万7,039円です。 3項特別損失のその他特別損失は、貸倒引当金2万1,000円です。 462ページをお願いいたします。 資本的収支明細書です。 資本的収入はございません。 資本的支出は18万3,821円となりました。1項2目の営業設備費は8,874円で、量水器出庫代です。 2項1目企業債償還金は17万4,899円です。令和元年度末の未償却残高は373万6,611円となりました。 借り入れた企業債の一覧は、463ページから464ページの企業債明細書となります。 465ページをお願いいたします。 畑、丹那簡易水道基金です。当年度中の基金増減額の内訳は、新規積立金ゼロ、利息48円、取崩し20万8,000円で、20万7,952円の減となり、当年度末残高は2,332万8,657円となりました。 以上で畑、丹那簡易水道特別会計決算の細部説明を終わります。 引き続きまして、田代、軽井沢、丹那地区簡易水道特別会計の決算についての細部説明をいたします。 初めに、議案を朗読いたします。 議案第90号 令和元年度函南町田代、軽井沢、丹那地区簡易水道特別会計決算認定について。 地方公営企業法第30条第4項の規定により、令和元年度函南町田代、軽井沢、丹那地区簡易水道特別会計決算を、別紙監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。 令和2年9月10日提出。函南町長、仁科喜世志。 466ページ、467ページをお願いいたします。 田代、軽井沢、丹那地区簡易水道特別会計決算の収益的収入及び支出で、3条の営業活動でございます。 決算額のみ読み上げます。単位は円、税込みでございます。 第1款水道事業収益3,989万3,080円、第1項営業収益1,043万6,390円、第2項営業外収益2,945万6,690円、第3項特別利益はございません。 次に支出です。 第1款水道事業費用4,378万307円で、第1項営業費用3,726万6,250円、第2項営業外費用1万7,057円、第3項特別損失649万7,000円、第4項予備費はございません。 466ページの下の欄外をご覧ください。 収益的収入不足額に充てるため基金550万4,963円を取崩しました。また、営業外収益には資本的支出に関する消費税調整額161万7,736円が含まれております。 468ページ、469ページをお願いいたします。 資本的収入及び支出で4条の建設改良等に係る収支です。 収入です。 第1款資本的収入2,165万37円、第6項基金2,165万37円です。 支出です。 第1款資本的支出2,189万8,835円、第1項建設改良費2,154万8,022円、第2項企業債償還金35万793円、第3項基金積立金20円です。 468ページの下の欄外をご覧ください。 資本的収支不足額24万8,798円は、引継金で補填をいたしました。 470ページをお願いいたします。 令和元年度の損益計算書になります。単位は円、税抜きです。 1の営業収益は給水収益、その他営業収益で957万6,182円です。 2の営業費用は、原水浄水及び配水給水費、総係費、減価償却費、資産減耗費で3,651万6,029円となり、営業利益は2,693万9,847円のマイナスとなりました。 3の営業外収益は、受取利息及び配当金、水道加入金、長期前受金戻入益、雑収益で2,739万8,941円となりました。 4の営業外費用は、支払利息及び企業債取扱諸費で1万7,057円となり、営業外損益は2,738万1,884円となりました。 経常利益は営業利益に営業外収益を加え、営業外費用を差し引いたもので44万2,037円となりました。 5の特別損失は594万7,000円で、当年度純利益は経常利益から特別損失を差引き550万4,963円のマイナスとなりました。 当年度未処分利益剰余金は、当年度純利益にその他未処分利益剰余金変動額2,715万4,980円を加え、2,165万17円となりました。 令和元年度の田代、軽井沢、丹那地区簡易水道特別会計の当年度純利益は、550万4,963円の損失でありました。 経常利益では44万2,037円の利益が出ているものの、5のその他の特別損失では昨年の10月に襲来いたしました台風19号による下丹那配水池送水管破断復旧費用と貸倒引当金に基金を取り崩したため、非常に厳しい経営で決算を迎えたこととなりました。 471ページ、472ページをお願いいたします。 令和元年度の剰余金の計算書となります。資本金、剰余金の年間の推移を見る表となります。 公営企業会計への移行に伴い、基金積立金を期首の利益剰余金に組み込み3,150万7,157円とし、基金2,715万5,000円を取り崩した分は未処分利益剰余金に振り替え、利息20円は未処分利益剰余金から基金に振り替えております。 自己資本金608万2,091円と利益剰余金合計2,600万2,894円を加え、資本合計3,208万4,985円となりました。 473ページをお願いいたします。 令和元年度田代、軽井沢、丹那地区簡易水道特別会計の剰余金処分計算書です。 同特別会計における剰余金処分はございません。 474ページ、475ページをお願いいたします。 貸借対照表です。 資産の部ですが、資産合計の金額は2億3,626万5,781円でございまして、土地や建物などの固定資産が2億3,067万8,383円、現金等の流動資産が558万7,398円となりました。 次に、負債の部です。負債合計は固定負債、流動負債、繰延収益の合計で2億418万796円となりました。 次に、資本の部ですが、資本金が608万2,091円で、剰余金合計は基金積立金に当年度未処分利益剰余金を加えた2,600万2,894円となりました。 負債資本の合計額は、資産合計と同額の2億3,626万5,781円となりました。 476ページをお願いいたします。 ここでは、地方公営企業会計基準にのっとり、財務諸表の作成に当たり注記事項の記載義務により記載をしたものでございます。 477ページをお願いいたします。 令和元年度函南町田代、軽井沢、丹那地区簡易水道特別会計事業報告書です。 事業概況として、総括事項や令和元年度に実施をいたしました改良工事等の報告書です。 477ページ、下段2の工事については、改良保存工事の概況でありまして、鬢の沢水源取水ポンプの更新工事等について記載をしたものでございます。 次のページをお願いいたします。 業務の概況となります。前年度の数値と比較をいたしまして掲載したものでございます。 上から4行目、現在給水人口が784人で3人の減、1つ飛んで給水戸数は317戸で1戸の増、1つ飛んで年間総配水量が36万4,646立方メートルで3万9,108立方メートルの減、1日最大配水量は1,239立方メートル、1日平均配水量が996立方メートル、年間総有収水量は17万2,479立方メートルで、5,624立方メートルの減、有収率は47.3%で3.2%の増となりました。 下から3行目、供給単価は48円30銭で給水原価は53円60銭となりました。 480ページをお願いいたします。 事業収入に関する事項です。470ページの損益計算書の収入部分に相当するものです。 なお、田代、軽井沢、丹那地区簡易水道特別会計は平成31年4月1日より地方公営企業法の財務規定適用をし、公営企業会計として経理を始めているため、令和元年度分のみ記載をしてございます。 下段のロは、給水収益のうち用途別の内訳となってございます。 481ページをお願いいたします。 事業費用に関する事項です。これも470ページの損益計算書の費用部分に相当するものです。 482ページをお願いいたします。 ロの費用構成は、前ページの事業費用を細かく節単位の科目ごとに区分し記載をしたものでございます。 483ページをお願いいたします。 4の会計、(1)500万円以上の契約金額の工事を示した一覧と、(2)は企業債の概況です。令和2年度末の企業債残高は548万246円となりました。これは公営企業会計に移行する際に借り入れた公営企業適用債となります。 484ページをお願いいたします。 キャッシュフロー計算書です。 業務活動によるキャッシュフローでは、当年度純利益、減価償却費、引当金、未収金や未収金等の増減によるもので、マイナスの145万2,708円となりました。 投資活動によるキャッシュフローは、固定資産の取得等に係るもので171万2,155円、財務活動によるキャッシュフローは、企業債の償還に係るものでマイナス35万793円となり、当期分の現金資金は9万1,346円減り、資金期末残高は253万5,323円となりました。 485ページをお願いいたします。 令和元年度収益費用明細書です。単位は円、税抜きとなります。 3条予算の収益的収入の事業収益で3,697万5,123円で、営業収益と営業外収益の合計となります。1項の営業収益のうち87.3%を占める給水収益は835万6,182円です。その他営業収益は122万円で竣工検査手数料と深井戸使用料です。 続きまして、2項の営業外収益では、受取利息及び配当金20円で定期預金利息等でございます。水道加入金は13万8,889円で、加入分担金1件分です。長期前受金戻入は2,725万9,893円です。雑収益は消費税の端数調整を行った分の消費税戻入分です。 以上が水道事業収益でございます。 486ページをお願いいたします。 収益的支出の事業費用は4,248万86円となりました。営業費用の1目原水浄水及び配水給水費で801万9,438円です。これは浄水場、配水池、施設管路等の維持管理に要する費用となるものです。 主な支出は、10節光熱水費は248万2,846円で浄水場等の電気料です。13節委託料は108万6,121円で水道施設維持管理業務に係る費用です。14節手数料は211万1,000円で水道法第20条に係る水質検査料です。16節修繕費は182万2,500円で漏水修理等24件に係る費用です。 3目の総係費は102万553円で、主なものは13節委託料69万1,819円で、料金の賦課徴収事務費と公営企業会計システム支援業務委託に係る費用でございます。 487ページをお願いいたします。 4目の減価償却費は2,743万32円で、有形固定資産の当期償却分です。5目の資産減耗費は4万6,006円で、残存価格のある資産を除却した費用です。 2項1目の支払利息及び企業債取扱諸費は1万7,057円で、企業債の支払利息です。 3項4目のその他特別損失は594万7,000円で、台風第19号の被害に伴う下丹那配水池送水管復旧修理分と貸倒引当金になります。 488ページをお願いいたします。 資本的収支明細書です。 資本的収入、6項基金は2,165万37円で、これは基金の取崩しによるものでございます。充当先の主なものは、配水施設改良費の工事請負費に充当いたしました。 資本的支出は2,189万8,835円となりました。1項1目の配水設備改良費は2,147万2,160円で、工事請負費2件分です。1項2目の営業設備費は7万5,862円で、量水器出庫代です。 2項1目企業債償還金は35万793円で、令和元年度末の未償却残高は548万246円となりました。 借り入れた企業債の一覧は、489ページから490ページの企業債明細書となります。 491ページをお願いいたします。 田代、軽井沢、丹那地区簡易水道基金です。当年度中の基金増減額の内訳は、新規積立金ゼロ円、利息20円、基金取崩し2,715万5,000円で、2,015万4,980円の減となり、当年度末残高は435万2,877円となりました。 以上で田代、軽井沢、丹那地区簡易水道特別会計の細部説明を終わります。 ○議長(中野博君) 細部説明の中途ですが、ここで10分間休憩をします。                              (午前9時59分)--------------------------------------- ○議長(中野博君) 休憩を解いて会議を再開します。                             (午前10時10分)--------------------------------------- ○議長(中野博君) 細部説明を続けます。 上下水道課長。     〔上下水道課長 冨田貴志君登壇〕 ◎上下水道課長(冨田貴志君) それでは、引き続きまして、議案第91号について細部説明をいたします。 初めに、議案を朗読いたします。 議案第91号 令和元年度函南町東部簡易水道特別会計決算認定について。 地方公営企業法第30条第4項の規定により、令和元年度函南町東部簡易水道特別会計決算を、別紙監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。 令和2年9月10日提出。函南町長、仁科喜世志。 492ページ、493ページをお願いいたします。 東部簡易水道特別会計決算の収益的収入及び支出で、3条の営業活動でございます。 決算額のみ読み上げます。単位は円、税込みでございます。 第1款水道事業収益1億8,338万2,713円、第1項営業収益1億1,961万5,052円、第2項営業外収益6,376万7,661円、第3項特別利益はございません。 次に支出です。 第1款水道事業費用1億8,228万2,038円、第1項営業費用1億7,256万6,815円、第2項営業外費用2万4,023円、第3項特別損失969万1,200円、第4項予備費はございません。 494ページ、495ページをお願いいたします。 資本的収入及び支出で4条の建設改良等に係る収支です。 収入です。 第1款資本的収入1,186万4,000円、第6項基金1,186万4,000円です。 支出です。 第1款資本的支出2,255万3,966円、第1項建設改良費2,221万1,666円、第2項企業債償還金34万1,849円、第3項基金積立金451円です。 494ページの下の欄外をご覧ください。 資本的収入額資本的支出額に不足する額1,068万9,966円につきましては、当年度分消費税資本的収支調整額193万2,380円、当年度引継金875万7,586円で補填いたしました。 496ページをお願いいたします。 令和元年度の損益計算書になります。経営の状況を見るもので、単位は円、税抜きです。 1の営業収益は給水収益、その他営業収益で1億976万9,663円です。 2の営業費用は、原水浄水及び配水給水費、総係費、減価償却費、資産減耗費で1億6,392万6,652円となり、営業利益は5,415万6,989円のマイナスとなりました。 3の営業外収益は、受取利息及び配当金、水道加入金、長期前受金戻入益、雑収益、消費税還付額で6,298万4,695円となりました。 4の営業外費用は、支払利息及び企業債取扱諸費で2万4,023円となり、営業外損益は6,296万672円となりました。 経常利益は営業利益に営業外収益を加え、営業外費用を差し引いたもの880万3,683円となりました。 5の特別損失はマイナスの967万9,260円で、当年度純利益は経常利益から特別損失を差引き87万5,577円のマイナスとなりました。 当年度未処分利益剰余金は、当年度純利益にその他未処分利益剰余金変動額1,186万3,549円を加え、1,098万7,972円となりました。 497ページと498ページをお願いいたします。 令和元年度の剰余金計算書となります。資本金、剰余金の年間の推移を見る表でございます。 公営企業会計への移行に伴いまして、基金積立金を期首の利益剰余金に組み込み1億5,637万5,469円とし、基金1,186万4,000円を取り崩した分は未処分利益剰余金に振り替え、利息451円は未処分利益剰余金から基金に振り替えております。 自己資本金6,942万4,194円と利益剰余金合計1億5,549万9,892円を加え、資本合計2億7,817万5,431円となりました。 499ページをお願いいたします。 令和元年度東部簡易水道特別会計の剰余金処分計算書です。 同特別会計における剰余金処分はございません。 500ページ、501ページをお願いいたします。 貸借対照表です。 資産の部です。資産の合計金額は6億2,825万8,648円でございまして、土地や建物などの有形資産が5億7,648万2,323円、現金等の流動資産が5,177万6,325円となりました。 次に、負債の部です。負債合計は固定負債、流動負債、繰延収益の合計で3億5,008万3,217円となりました。 次に、資本の部ですが、資本金が6,942万4,194円、剰余金合計は資本剰余金と利益剰余金で2億875万1,237円となりました。 負債資本の合計額は、資産合計と同額の6億2,825万8,648円となりました。 502ページをお願いいたします。 ここでは、地方公営企業会計の基準にのっとり、財務諸表の作成に当たり注記事項の記載義務により記載をしておるものでございます。 503ページをお願いいたします。 令和元年度函南町東部簡易水道特別会計事業報告書です。 事業概況として、総括事項や令和元年度に実施をいたしました改良工事等の報告書になります。 なお、平成31年4月1日より地方公営企業法の一部を適用し、公営企業会計として経理を開始しているところでございます。 2の工事(2)は、100万円以上の改良工事の概況です。 504ページをお願いいたします。 業務の概要です。前年度の数値と比較して掲載したものでございます。 令和元年度の主な項目については、上から4行目、現在給水人口が2,056人で21人の減、1つ飛んで給水戸数は2,691戸で11戸の増、1つ飛んで年間総配水量が78万7,270立方メートルで2万3,388立方メートルの減、1日最大配水量が3,024立方メートル、1日平均配水量は2,151立方メートル、年間総有収水量につきましては55万7,984立方メートルで、1万9,638立方メートルの増、有収率については70.9%で4.5%の増となりました。 下から3行目、供給単価は196円64銭で給水原価は185円48銭となりました。 506ページをお願いいたします。 事業収入に関する事項です。496ページの損益計算書の収入部分に相当するものです。 下段のロは、給水収益のうち用途別の内訳となってございます。 507ページをお願いいたします。 事業費用に関する事項です。これも496ページの損益計算書の費用部分に相当するものです。 508ページをお願いいたします。 ロの費用構成は、前ページの事業費用を細かく節単位の科目ごとに区分し記載をしてございます。 509ページをお願いいたします。 4の会計、(1)500万円以上の契約金額の工事をお示しした一覧と、(2)企業債の概況です。令和元年度末の企業債残高は751万7,009円となります。これは公営企業会計に移行する際に借入れをした公営企業適用債となります。 510ページをお願いいたします。 キャッシュフロー計算書です。 業務活動によるキャッシュフローでは、当年度純利益、減価償却費、引当金、未収金、未払金等の増減によるもので、241万9,637円となりました。 投資活動によるキャッシュフローは、固定資産の取得に係るものでマイナス841万5,737円、財務活動によるキャッシュフローは、企業債の償還に係るものでマイナス34万1,849円となり、当期分の現金資金は633万7,949円減り、資金期末残高は3,207万4,244円となりました。 511ページをお願いいたします。 令和元年度収益費用明細書です。単位は円、税抜きです。 3条予算の収益的収入の事業収益で1億7,275万4,358円で、営業収益と営業外収益の合計となります。1項1目の給水収益は1億972万9,663円です。3目その他営業収益は4万円で竣工検査手数料です。 続きまして、2項の営業外収益では、1目受取利息及び配当金451円で定期預金利息です。4目水道加入金は123万9,901円で、加入分担金4件分です。5目長期前受金戻入は6,044万9,208円です。7目消費税還付額は126万3,136円です。 以上が水道事業収益でございます。 512ページをお願いいたします。 収益的支出の事業費用は1億7,362万9,935円となりました。営業費用の1目原水浄水及び配水給水費で8,465万4,763円です。これはポンプ場、配水池、施設管路等の維持管理に要する費用です。 主な支出は、10節光熱費1,175万1,645円でポンプ場等の電気料です。13節委託料は1,239万5,182円で水道施設維持管理業務や漏水調査業務等でございます。14節手数料は58万3,000円で、水道法によります水質検査によるものでございます。16節修繕費は1,077万3,156円で漏水修理等の49件に係る費用でございます。 3目の総係費は1,767万9,718円で、主なものは13節委託料802万9,571円で、料金の賦課徴収事務委託料と公営企業会計システム支援業務や検針業務委託料となります。 513ページをお願いいたします。 4目の減価償却費は6,066万5,122円で、有形固定資産の当期償却分です。5目の資産減耗費は残存価格のございます資産を除却等した費用で92万7,049円です。 2項1目の支払利息及び企業債取扱諸費は2万4,023円で、企業債の支払利息です。 3項4目のその他特別損失は953万円で、公営企業会計に移行する当初年度分の貸倒引当金です。 514ページをお願いいたします。 資本的収支明細書です。 資本的収入、6項基金は1,186万4,000円で、基金積立金の取崩し等になります。充当先は、配水施設改良費の工事負担金に充当いたしました。 資本的支出は2,255万3,966円となりました。1項1目の配水設備改良費は2,167万9,380円で、工事請負費8件分でございます。1項2目の営業設備費は53万2,286円で、量水器出庫代です。 2項1目の企業債償還金は34万1,849円で、令和元年度末の未償還残高は751万7,009円となりました。 借り入れいたしました企業債の一覧は、515ページから516ページの企業債明細書となります。 517ページをお願いいたします。 東部簡易水道基金です。当年度中の基金増減額の内訳は、新規積立額ゼロ円、利息451円、基金取崩し1,186万4,000円で、1,186万3,549円の減となり、当年度末の残高は1億4,451万1,920円となりました。 以上で東部簡易水道特別会計決算の細部説明を終わります。 よろしくご審議のほど、お願いいたします。 ○議長(中野博君) 次に、平井財産区特別会計及び上沢財産区特別会計決算について、総務課長。     〔総務課長 村上克司君登壇〕 ◎総務課長(村上克司君) それでは、議案第92号、函南町平井財産区特別会計の決算について細部説明をいたします。 初めに、議案を朗読します。 議案第92号 令和元年度函南町平井財産区特別会計歳入歳出決算認定について。 地方自治法第233条第3項の規定により、令和元年度函南町平井財産区特別会計歳入歳出決算を、別紙監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。 令和2年9月10日提出。函南町長、仁科喜世志。 決算書518ページ、519ページをお願いいたします。 決算の総括表となります。 初めに、歳入です。 1款財産収入、1項財産運用収入、同額で11万3,058円。 2款繰入金、1項基金繰入金、同額で110万4,200円。 歳入合計、予算現額122万1,000円、調定額121万7,258円、収入済額121万7,258円です。 次のページをお願いいたします。 歳出です。 1款総務費、1項総務管理費、同額で121万7,258円。 歳出合計、予算現額122万1,000円、支出済額121万7,258円、不用額3,742円です。 次に、事項別明細となります。 522ページ、523ページをお願いいたします。 歳入です。 1目1節利子及び配当金11万3,058円、基金の運用額です。 1目1節基金繰入金110万4,200円、基金からの繰入金です。 次のページをお願いいたします。 歳出です。 基金管理事業11万3,058円、基金の運用益を積み立てたものです。 諸対策事業100万円、繰出金で、教育費のコミュニティ推進事業で平井公民館の運営委託料として100万円を一般会計に繰り出したものでございます。 管理会事務事業10万4,200円、平井財産区管理会の委員報酬及び費用弁償です。 次のページをお願いいたします。 実質収支に関する調書となります。 1、歳入総額、2、歳出総額、同額で121万7,000円です。以下ございません。 次のページをお願いいたします。 財産に関する調書となります。 函南町平井財産区基金で現金99万1,142円の減で、年度末残高は1億6,067万1,561円です。増減内訳は記載のとおりです。 以上で函南町平井財産区特別会計の細部説明を終わります。 続きまして、議案第93号、函南町上沢財産区特別会計の決算について細部説明をいたします。 初めに、議案を朗読します。 議案第93号 令和元年度函南町上沢財産区特別会計歳入歳出決算認定について。 地方自治法第233条第3項の規定により、令和元年度函南町上沢財産区特別会計歳入歳出決算を、別紙監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。 令和2年9月10日提出。函南町長、仁科喜世志。 決算書529ページ、530ページをお願いいたします。 決算の総括表となります。 初めに、歳入です。 1款財産収入、1項財産運用収入、同額で950円、歳入合計、予算現額1,000円、調定額950円、収入済額950円です。 次のページをお願いします。 歳出です。 1款総務費、1項総務管理費、同額で950円、歳出合計、予算現額1,000円、支出済額950円、不用額50円です。 次に、事項別明細となります。 533ページ、534ページをお願いいたします。 歳入です。 1目1節利子及び配当金950円、基金の運用額です。 次のページをお願いいたします。 歳出です。 基金管理事業950円、基金の運用益を積み立てたものです。 次のページをお願いいたします。 実質収支に関する調書となります。 1、歳入総額、2、歳出総額、同額で1,000円、以下ございません。 次のページをお願いします。 財産に関する調書となります。 函南町上沢財産区基金で現金950円の増で、年度末現在高は948万4,466円です。増減内訳は記載のとおりです。 以上で函南町上沢財産区特別会計の細部説明を終わります。 よろしくお願いいたします。 ○議長(中野博君) 以上をもって、令和元年度一般会計及び12の特別会計決算の細部説明を終わります。 ここで監査委員に決算審査意見の報告を求めます。 監査委員、田口彰一君。     〔監査委員 田口彰一君登壇〕 ◆監査委員(田口彰一君) それでは、去る8月24日、町長に提出した意見書について報告いたします。 お手元に資料が配付されておりますので、ご覧になりながら説明を聞いていただければと思います。 なお、各表の朗読は省略させていただきます。 函監第59号 令和2年8月24日、函南町長、仁科喜世志様。函南町監査委員、青木和生、函南町監査委員、田口彰一。 令和元年度函南町各種会計歳入歳出決算及び基金運用状況の審査意見書の提出について。 地方自治法第233条第2項及び同法第241条第5項の規定により、審査に付された令和元年度函南町各種会計(一般会計及び7特別会計)歳入歳出決算及び関係書類、基金運用状況並びに地方公営企業法第30条第2項の規定により、審査に付された令和元年度函南町公営企業会計の決算及び関係書類について審査したので、次のとおり審査意見書を提出いたします。 1ページ、お願いします。 函南町一般会計歳入歳出決算、各特別会計歳入歳出決算審査意見書。 1、審査の対象、令和元年度函南町一般会計歳入歳出決算、各特別会計歳入歳出決算、令和元年度函南町一般会計、令和元年度函南町土地取得特別会計、令和元年度函南町国民健康保険特別会計、令和元年度函南町後期高齢者医療特別会計、令和元年度函南町介護保険特別会計、令和元年度函南町農業集落排水事業特別会計、令和元年度函南町平井財産区特別会計、令和元年度函南町上沢財産区特別会計。 2、審査依頼文書受理日、令和2年7月28日。 3、審査実施年月日、令和2年8月4日から令和2年8月7日まで。 4、審査の方法、(1)函南町長から審査に付された令和元年度函南町各会計歳入歳出決算書、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書について、会計事務処理が適正になされていたかどうか内容を審査し、諸帳簿及び証拠書類との照合を行った。 (2)予算の執行が関係法令に準拠し、適正かつ効率的に執行されたかどうかについて審査を行った。 5、審査の結果、地方自治法第233条第2項の規定により審査に付された令和元年度函南町各会計歳入歳出決算書及び歳入歳出決算事項別明細書は、いずれも関係法令に準拠して作成されており、計数は関係帳簿及び証書類と符合し正確であり、予算の執行状況もおおむね適正に執行されていることを認めた。 6、決算の概要及び審査意見。 (1)一般会計。 ア、歳入。 一般会計歳入決算額は132億5,612万4,886円で、前年度と比べて6億8,763万3,137円、5.5%の増額となった。 次のページをお願いします。 なお、歳入の40.8%を占める町税は54億228万9,000円で、前年度と比べて1,582万7,000円、0.3%の減額となった。 収納率は95.5%で、前年度と比べて0.9ポイントの増加となり、不納欠損額は2,995万5,877円で、前年度と比べて826万1,796円、21.6%の減額となった。 自主財源と依存財源の構成比の推移を見ると次の表のとおり、自主財源割合は57.1%で、前年度に比べて3.1ポイント減少した。 次のページをお願いします。 イ、歳出。 一般会計歳出決算額は125億8,573万2,055円で、前年度と比べて6億4,232万6,632円、5.4%の増額となった。 不用額は3億6,535万1,945円で、前年度と比べて1億2,616万2,368円、52.7%の増額となった。 歳出財源構成について、経常的経費、投資的経費及びその他経費を前年度と対比すると、次の表のとおり経常的経費が3.5ポイントの増加、投資的経費が2.3ポイントの増加、その他経費は5.8ポイント減少した。 人件費は21億5,311万9,000円で、前年度と比べて1億80万6,000円、4.9%の増額となった。主な要因は退職職員の増加に伴う一般職退職手当負担金、台風第19号被害対応に伴う時間外勤務手当等が増加したためである。 公債費は9億9,145万5,000円で、前年度と比べて654万2,000円(0.7%)の増額となった。 4ページお願いします。 ウ、基金の運用状況。 財政調整基金ほか11の基金の運用状況は、元加積立金39万2,986円、新規積立金8,380万円、取崩額8億8,870万円、年度末基金の総額は9億1,968万939円で、年度当初基金額と比べて8億450万7,014円、46.7%の減額となった。新規積立したものは、財政調整基金、町営住宅建設基金、都市基盤施設整備基金、町立学校建設基金、廃棄物処理場建設基金であった。取崩したものは財政調整基金、町立学校建設基金、廃棄物処理場建設基金、図書館建設基金であった。 エ、地方債現在高の状況。 地方債発行額は10億4,290万円、償還額は元金9億2,228万5,991円で、令和元年度末現在高は112億9,926万373円となり、前年度末と比べて1億2,061万4,009円、1.1%の増額となった。令和元年度に発行したものは公共事業等債、災害復旧事業債、学校教育施設等整備事業債、一般単独事業債、臨時財政対策債であった。 オ、合算の決算状況。 一般会計及び7特別会計の合算から他会計繰入金・繰出金等を除いた歳入総額は202億2,138万6,211円で、前年度と比べて5億5,391万4,003円、2.8%の増額となった。合算の歳出総額は195億3,722万1,179円で、前年度と比べて12億25万6,213円、6.5%の増額となった。また、その差引額は6億8,416万5,032円で、前年度比6億4,634万2,210円、48.6%の減額となった。 カ、経営状況。 歳入決算額から歳出決算額を差し引いた形式収支は6億7,039万2,831円で、翌年度に繰り越すべき財源1億5,723万8,000円を控除し、前年度の実質収支3億6,604万1,326円を差し引いた単年度収支は1億4,711万3,505円の黒字であった。また、実質的な黒字要因である財政調整基金積立金4,638万5,255円を加算し、赤字要因である財政調整基金取崩額7億4,300万円を差し引いた実質単年度収支は5億4,950万1,240円の赤字であった。 地方公共団体の財政力を示す財政力指数3カ年平均は0.83で、前年度と同じ指数となり、財政構造の弾力性を示す経常収支比率は91.1%で、1.4ポイント減少した。 また、財政負担の状況を示す実質公債費比率3カ年平均は5.7%で、前年度と比べて1.0ポイント増加した。 特に経常収支比率は、90%を超え財政の硬直化が懸念されるため、職員数の適正管理、手当の見直し、施設の統廃合、補助金の見直し等、歳出削減策をはじめ地方税徴収率の向上やふるさと納税制度の一層の活用により歳入確保策を講じるなど、経常収支比率の改善に向けて取り組む必要がある。 5ページお願いします。 キ、審査意見。 (ア)収入額の確保。 一般会計の収入未済額は5億9,677万5,971円で、前年度と比べて7,665万3,948円、11.4%の減額となった。 町税全体の収納額は54億228万9,265円で、前年度と比べて1,582万6,317円の減額となったが、収納率は95.5%で、前年度より0.9ポイント増加になった。 納税者の納付利便性、納期内納付率及び収納率の向上を目指し、コンビニエンスストアでの24時間収納を可能にした取組みが効果を表し、状況は改善されている。しかし、滞納分を含めると金額自体はいまだ多額となっているので、効果的かつ効率的な徴収対策を実施するなど、収入未済額の解消、負担の公平性の確保のため引き続き一層の努力を望むものである。 不納欠損額は2,995万5,877円で、前年度と比べて826万1,796円、27.6%の減額となった。内訳は、町税が2,989万4,877円、分担金及び負担金が6万1,000円であった。 起債について、一般会計の発行額が10億4,290万円で、それに対し、元金償還額は9億2,228万5,911円であったため1億2,061万4,009円の増額となった。 一般会計において、起債残高が年々増加していることから、基金の有効活用、起債の新規発行を抑制するための財源確保、より一層の事業の選択を検討すべきと考える。 (イ)各課の審査項目。 各課で令和元年度に施行した事業の中から、新規事業、主要事業及び事業内容の詳細な確認が必要なものなどを抽出して書面での審査を実施した。共通事項として不用額、委託料、建設土木工事費、負担金、補助金、補正額について監査を実施し、審査項目については、おおむね適正に執行されていたが、不用額が前年度より1億2,616万2,368円の増額となっている。昨年度も指摘しているが、事業執行に当たっては、執行計画に基づき年度内での計画的な進捗を図るとともに、早期に着手・完了させることで予算額を有効に活用されるよう努められたい。 6ページをお願いします。 (ウ)要望等。 事業執行について求める事項として、業務の効率化を図り、柔軟な考えで業務に取り組むとともに、経費の節減に努め、長期的展望を見据え、最大限の事業効果が発揮されるよう努められたい。 (2)特別会計。 ア、歳入。 土地取得特別会計ほか6特別会計の歳入決算額は79億1,135万7,243円で、前年度と比べて7,282万839円、0.9%の減額となった。 なお、歳入の53.9%を占める国民健康保険特別会計の歳入額は42億6,708万580円で、前年度と比べて2億2,148万6,547円、4.9%の減額となった。 収納率は95.5%で、前年度と比べて0.4ポイントの増加となり、不納欠損額は3,756万8,128円で、前年度と比べて762万1,464円、16.9%の減額となった。 イ、歳出。 土地取得特別会計ほか6特別会計の歳出決算額は77億8,903万4,042円で、前年度と比べて5,470万876円、0.7%の増額となった。 不用額は1億4,757万958円で、前年度と比べて5,697万3,876円、27.9%の減額となった。 ウ、基金の運用状況。 土地開発基金ほか6基金の運用状況は、元加積立金11万4,008円、新規積立金2億2,509万9,950円、取崩額1,758万6,581円、年度末基金の総額は12億9,338万6,430円で、年度当初基金額と比べて2億762万7,377円、19.1%の増額となった。新規積立てしたものは、土地開発基金、国民健康保険給付等給付等支払準備基金、介護保険基金であった。取崩したものは土地開発基金、平井財産区基金であった。 エ、経営状況。 歳入決算額から歳出決算額を差し引いた形式収支は1億2,232万3,201円で、前年度と比べて1億2,752万1,715円、51.0%の減額となった。この主な要因は、後期高齢者医療への移行が増加し、被保険者数の減少によるものである。 オ、審査意見。 (ア)収入額の確保。 土地取得特別会計ほか6特別会計の収入未済額は3億3,607万2,472円で、前年度と比べて2,674万8,109円、7.4%の減額となった。 国民健康保険税の収納額は9億2,868万1,151円で、前年度と比べて2,962万8,794円の減額となった。 次のページをお願いします。 国民健康保険税においても納税者の納付利便性、納期内納付率及び収納率の向上を目指し、コンビニエンスストアでの24時間収納を可能にした取組みが効果を表し、状況は改善されているが、収入未済額と不納欠損額はいまだ多額となっているので、効果的かつ効率的な徴収対策を実施し、収入未済額の解消、負担の公平性の確保のため引き続き一層の努力を望むものである。 (イ)各課の審査項目。 各課で令和元年度に施行した事業の中から、新規事業、主要事業及び事業内容の詳細な確認が必要なものなどを抽出して書面での審査を実施した。共通事項として不用額、委託料、建設土木工事費、負担金、補助金、補正額についての監査を実施し、審査項目については、おおむね適正に執行されていた。 (ウ)要望等。 一般会計同様に、事業執行について求める事項として、業務の効率化を図り、柔軟な考えで業務に取り組むとともに、経費の節減に努め、長期的展望を見据え最大限の事業効果が発揮されるよう努められたい。 以上で函南町一般会計歳入歳出決算、各特別会計歳入歳出決算審査意見書の報告を終わります。 続きまして、14ページをお願いします。 函南町定額の資金を運用するための基金運用状況審査意見書。 1、審査の対象、令和元年度函南町定額の資金を運用するための基金運用状況。令和元年度函南町国民健康保険高額療養費貸付基金、令和元年度函南町介護保険出産費資金貸付基金、令和元年度函南町静岡県収入証紙購入基金。 2、審査依頼文書受理日、令和2年7月28日。 3、審査実施年月日、令和2年8月4日から令和2年8月7日まで。 4、審査の方法、函南町長から審査に付された定額の資金を運用するための基金の運用状況について審査をした。 5、審査の結果。 令和元年度函南町国民健康保険高額療養費貸付基金、函南町国民健康保険出産費資金貸付基金、函南町静岡県収入証紙購入基金の決算についてその内容を審査した結果、基金の年度中の増減並びに年度末現在高が関係書類及び貸付基金台帳と符合していることを認めた。 6、運用状況。 定額の資金を運用するための基金である令和元年度函南町国民健康保険高額療養費貸付基金、函南町国民健康保険出産費資金貸付基金、函南町静岡県収入証紙購入基金の運用状況については、年度内の運用がされなかった。 以上で函南町定額の資金を運用するための基金の運用状況審査意見書の報告を終わります。 続きまして、16ページお願いします。 函南町公営企業会計決算審査意見書。 1、審査の対象、令和元年度函南町公営企業会計決算。令和元年度下水道事業特別会計、令和元年度上水道事業特別会計、令和元年度畑、丹那簡易水道特別会計、令和元年度田代、軽井沢、丹那地区簡易水道特別会計、令和元年度東部簡易水道特別会計。 2、審査依頼文書受理日、令和2年7月28日。 3、審査実施年月日、令和2年8月4日から令和2年8月14日まで。 4、審査の方法。 (1)函南町長から審査に付された令和元年度函南町公営企業会計決算報告書、損益計算書、剰余金計算書、剰余金処分計算書及び貸借対照表について、会計事務処理が適正になされていたかどうか内容を審査し、諸帳簿及び証拠書類と照合した。 (2)予算の執行が関係法令に準拠し、適正かつ効率的に執行されたかどうかについて審査した。函南町長から審査に付された定額の資金を運用するための基金の運用状況について審査をした。 5、審査の結果。 令和元年度函南町公営企業会計の決算について、その内容を審査した結果、諸帳簿、証拠書類等の内容及び予算の執行状況はおおむね適正に処理されており、公有財産、債権については、年度中の増減並びに年度末現在高が関係記録台帳、書類及び証券と符合していることを認めた。 6、決算の概要及び審査意見。 (1)下水道事業特別会計。 ア、収益的収支(税抜き)。 事業収益の決算額は9億4,112万857円で、主な内容は営業収益である下水道使用料、一般会計からの繰入金である他会計負担金、営業外収益である長期前受金戻入等によるものである。 事業費用の決算額は9億5,953万8,089円で、主な内容は営業費用である流域下水道費、総係費、減価償却費、営業外費用である支払利息及び企業債取扱諸費等によるものであり、当年度純損失は1,841万7,232円となった。 イ、資本的収支(税込み)。 資本的収入の決算額は3億6,888万6,200円で、主な内容は企業債である建設改良企業債、国庫補助金、負担金である受益者負担金、受益者分担金等によるものである。 資本的支出の決算額は6億5,922万4,130円で、主な内容は建設改良費である管路建設改良費と企業債元金償還金によるものである。 資本的収入額資本的支出額に不足する額2億9,033万7,930円は、当年度分消費税資本的収支調整額1,950万4,661円、引継金5,958万7,152円、当年度分損益勘定留保資金2億1,124万6,117円で補填された。 ウ、経営状況(税抜き)。 総収益の総額は9億4,112万857円で、総費用は総費用は9億5,953万8,089円となり、この結果、当年度純損失は1,841万7,232円を計上する経営成績となった。 なお、令和元年度より法の財務事項に関する規定を適用し、公営企業会計に移行して初めての決算となるため、当年度は財務状況の経年推移において、前年度比較ができない部分があるが、下水道事業の資産情報等の的確な把握が容易となったことに加え、官庁会計の決算にはない損益計算書や貸借対照表などの財務諸表により、経営成績や財政状況がこれまで以上に明確になった。 財政状態については総収支比率が98.1%で、経常収支比率が99.3%であった。営業収支比率は81.3%で、総収益に占める当年度純利益の割合を示す総収益利益率はマイナス2.0%となった。 エ、剰余金。 公営企業会計への移行に伴い、当年度開始残高の利益剰余金はなく、令和元年度の当年度未処分利益剰余金はマイナス1,841万7,232円となった。 オ、審査意見。 下水道事業は、町民生活に欠かすことができないライフラインであり、事業の健全化と持続性を確立し経営する必要があるため、公共下水道事業未普及地の整備を進めながら、下水道事業処理区域内の未接続者の解消に向けた取組を行い、水洗化率を上昇させ、さらなる生活環境の向上と今後必要となる財源を確保すること。 また、汚水処理及び当該施設の維持管理に関する合理化・効率化により対象経費の縮減を図り、独立採算制の原則に沿った下水道事業の推進に努められたい。 (2)上水道事業特別会計。 ア、収益的収支(税抜き)。 事業収益の決算額は5億7,433万649円で、主な内容は営業収益である給水収益、その他営業収益の手数料、営業外収益である長期前受金戻入等によるものである。 事業費用の決算額は4億6,022万1,407円で、主な内容は営業費用である原水浄水及び配水給水費、総係費、減価償却費、営業外費用である企業債利息等によるものであり、当年度純利益は1億1,410万9,242円となった。 イ、資本的収支(税込み)。 資本的収入の決算額は164万5,600円で、その他分担金である受託工事分担金によるものである。 資本的支出の決算額は1億8,252万2,031円で、主な内容は建設改良費である配水設備改良費と企業債元金償還金によるものである。 資本的収入額資本的支出額に不足する額1億8,087万6,431円は、当年度分消費税資本的収支調整額1,238万9,280円、当年度分損益勘定留保資金1億143万1,284円、減債積立金4,000万円及び建設改良積立金2,705万5,867円で補填された。 ウ、経営状況(税抜き)。 総収益は5億7,433万649円で、前年度と比べて1,066万57円、1.8%の減額となった。総費用は4億6,022万1,407円で、前年度と比べて1,638万6,310円、3.7%の増額となった。 この結果、当年度純利益は1億1,410万9,242円を計上する経営成績となり、これを前年度と比べると2,704万6,367円、19.2%の減額となった。 供給単価は124円10銭で、前年度と比べてゼロ円25銭増加し、給水原価は104円77銭で6円51銭増加した。この供給単価と給水原価との関係により計算されるのは料金回収率であり、料金回収率は118.4%となったが、前年度と比べて7.6ポイント減少した。 総収支比率と経常収支比率ともに124.8%で、前年度と比べて7ポイント下がり、営業収支比率は109.0%で、前年度と比べ6.6ポイント下がった。また、総収益に占める当年度純利益の割合を示す総収益利益率は19.9%で、前年度と比べて4.2ポイント減少している。 エ、剰余金。 剰余金の処理については、当年度純利益1億1,410万9,242円、前年度繰越利益剰余金640万361円、その他未処分利益剰余金変動額6,705万5,867円の合計額となる当年度未処分利益剰余金1億8,746万5,470円から減債積立金6,000万円、建設改良積立金6,000万円を積立、資本金へ6,705万5,867円を組み入れ、残額40万9,603円を次年度に繰り越すこととなっている。 19ページをお願いします。 オ、審査意見。 今後においても地元町民の生活基盤を支え、健康的な生活を維持するためには、安全で良質な水道水の供給が不可欠であることから、給水収益などの収入額の確保に努めるとともに、効率的な事業運営に努められたい。 (3)畑、丹那簡易水道特別会計。 ア、収益的収支(税抜き)。 事業収益の決算額は958万2,164円で、主な内容は営業収益である給水収益、営業外収益である長期前受金戻入等によるものである。 事業費用の決算額は995万8,522円で、主な内容は営業費用である原水浄水及び配水給水費、減価償却費等によるものであり、当年度純損失は37万6,358円となった。 イ、資本的収支(税込み)。 資本的収入の決算額はゼロ円であった。 資本的支出の決算額は18万3,821円で、主な内容は企業債償還金によるものである。 資本的収入額資本的支出額に不足する額18万3,821円は、引継金で補填された。 ウ、経営状況(税抜き)。 総収益の総額は958万2,164円で、総費用は995万8,522円となり、この結果、当年度純損失は37万6,358円を計上する経営成績となった。 なお、畑、丹那簡易水道をはじめ田代、軽井沢、丹那地区簡易水道及び東部簡易水道については、令和元年度より法の財務事項に関する規定を適用し、公営企業会計に移行して初めての決算となった。損益計算書や貸借対照表などの財務諸表により、経営成績や財政状況がこれまで以上に明確になった。 供給単価は44円85銭で、給水原価は50円45銭であった。この供給単価と給水原価との関係により計算されるのが料金回収率であり、料金回収率は88.9%となる結果であった。 財政状態については総収支比率が96.2%で、経常収支比率が96.4%であった。営業収支比率は53.6%で、総収益に占める当年度純利益の割合を示す総収益利益率はマイナス3.9%となった。 エ、剰余金。 公営企業会計への移行に伴い、当年度開始残高の利益剰余金はなく、令和元年度の当年度分未処分利益剰余金はマイナス16万8,406円となった。 次のページをお願いします。 オ、審査意見。 効率的な財政運営を図るため、今年度より公営企業会計に移行していることから公会計情報を活用して、事業の成果・課題を「見える化」し、行政評価や予算編成に反映するとともに、事業規模が小さく人口減少率が高い事業エリアとなっていることから、給水収益の安定化と原水浄水及び配水給水費等のさらなる効率化による経費縮減を図り、持続可能で独立採算による事業運営に努められたい。 (4)田代、軽井沢、丹那地区簡易水道特別会計。 ア、収益的収支(税抜き)。 事業収益の決算額は3,697万5,123円で、主な内容は営業収益である給水収益、その他営業収益の雑収益、営業外収益である長期前受金戻入等によるものである。 事業費用の決算額は4,248万86円で、主な内容は営業費用である原水浄水及び配水給水費、総係費、減価償却費、特別損失である貸倒引当金等によるものであり、当年度純損失は550万4,963円となった。 イ、資本的収支(税込み)。 資本的収入の決算額は2,165万37円で、基金の取崩しによるものである。 資本的支出の決算額は2,189万8,835円で、主な内容は建設改良費である配水設備改良費によるものである。 資本的収入額資本的支出額に不足する額24万8,798円は、引継金で補填された。 ウ、経営状況(税抜き)。 総収益の総額は3,697万5,123円で、総費用は4,248万86円となり、この結果、当年度純損失は550万4,963円を計上する経営成績となった。 供給単価は48円30銭、給水原価は53円60銭であった。この供給単価と給水原価との関係により計算されるのが料金回収率であり、料金回収率は90.1%となる結果であった。 財政状態については総収支比率が87.0%で、経常収支比率が101.2%であった。営業収支比率は26.2%で、総収益に占める当年度純利益の割合を示す総収益利益率はマイナス14.9%となった。 エ、剰余金。 公営企業会計への移行に伴い、当年度開始残高の利益剰余金はなく、令和元年度の当年度未処分利益剰余金は2,165万17円となった。 21ページをお願いします。 オ、審査意見。 効率的な財政運営を図るため、当年度より公営企業会計に移行していることから公会計情報を活用して、事業の成果・課題を「見える化」し、行政評価や予算編成に反映すること。 また、今年度においては、災害対応による緊急の復旧修繕費等の支出があったことから、当初予算より基金の取崩しが増額しているが、収支のバランスを保ちながら老朽化した配水施設や管路の更新を計画的に進め、持続可能で独立採算制による事業運営に努められたい。 (5)東部簡易水道特別会計。 ア、収益的収支(税抜き)。 事業収益の決算額は1億7,275万4,358円で、主な内容は営業収益である給水収益、営業外収益である長期前受金戻入等によるものである。 事業費用の決算額は1億7,362万9,935円で、主な内容は営業費用である原水浄水及び配水給水費、総係費、減価償却費、特別損失である貸倒引当金等によるものであり、当年度純損失は87万5,577円となった。 イ、資本的収支(税込み)。 資本的収入の決算額は1,186万4,000円で、基金の取崩しによるものである。 資本的支出の決算額は2,255万3,966円で、主な内容は建設改良費として配水設備改良費によるものである。 資本的収入額資本的支出額に不足する額1,068万9,966円は、当年度分消費税資本的収支調整額193万2,380円、当年度引継ぎ875万7,586円で補填された。 ウ、経営状況(税抜き)。 総収益の総額は1億7,275万4,358円で、総費用は1億7,362万9,935円となり、その結果、当年度純損失は87万5,577円を計上する経営成績となった。 供給単価は196円64銭で、給水原価は185円48銭であった。この供給単価と給水原価との関係により計算されるのが料金回収率であり、料金回収率は106.0%となった。 財政状態については総収支比率が99.5%で、経常収支比率が105.4%であった。営業収支比率は67.0%で、総収益に占める当年度純利益の割合を示す総収益利益率はマイナス0.5%となった。 エ、剰余金。 公営企業会計への移行に伴い、当年度開始残高の利益剰余金はなく、令和元年度の当年度未処分利益剰余金は1,098万7,972円となった。 22ページをお願いします。 オ、審査意見。 効率的な財政運営を図るため、今年度より公営企業会計に移行していることから公会計情報を活用して、事業の成果・課題を「見える化」し、行政評価や予算編成に反映すること。 また、給水収益の安定化と原水浄水及び配水給水費等のさらに効率化により経費縮減を図りながら、老朽化した配水施設や管路の更新を計画的に進め、持続可能で独立採算による事業運営に努められたい。 以上をもちまして、決算審査意見書の報告を終わります。 ○議長(中野博君) 以上で監査委員の決算審査意見の報告を終わります。 議事の中途ですが、ここで10分間休憩をします。                             (午前11時18分)--------------------------------------- ○議長(中野博君) 休憩を解いて会議を再開します。                             (午前11時30分)--------------------------------------- ○議長(中野博君) これより総括質疑に入ります。 質疑はありませんか。 5番、田中議員。 ◆5番(田中正美君) それでは、3点についてお伺いいたします。 附属資料をお願いします。 初めに、152ページです。上段からちょっと下に、「発達障害児等巡回相談事業における」と書いてあるところですけれども、その下に近年は療育施設と園を並行通園する児童が増えており、園と療育施設との話し合いや情報共有の場に同席することが多いということで、増えているということですので、どのように増えているか、また今後の対策について伺います。 2点目は、217ページです。下の燃やせるごみの収集というところで、数値が出ておりますが、町の収集分についてはそう変わりはないんですが、個人の業者分ですかね、これがかなり増えているので、これもどのような対策を取っているかということと、218ページの上段からちょっと下の燃やせないごみも同じような個人搬入分がかなり増えているので、これらの理由等も教えていただきたいと思います。 そして、たまたまといいますか、きょうの伊豆日日に載ってましたけれども、環境衛生課で昨日、本年度事業者向けごみ減量講座ということを開いたそうで、ごみを減量するようなことで講座も開いていってくれております。先ほど監査報告もありましたけれども、経費の節約ということで大事ではないかなと思います。 3つ目に、284ページ、中段で3、就学援助費のうち教育扶助費がありますけれども、ここの一覧表で学用品から始まって、医療、計になっていますけれども、新入学学用品のところだけ平成27年に7人が令和元年で15と、倍ぐらい増えていますので、ここをちょっと伺いたいと思います。 そして、初歩的な質問かも分かりませんが、この15人のうち(6)ということで、下段に括弧書きは入学前支給分と書いてありますけれども、ほかの平成27年から平成30年はみんなゼロになっていますけれども、この辺もちょっと教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。
    ○議長(中野博君) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(飯島正紀君) それでは、1つ目の資料の152ページのことについてお答えいたします。 発達障害児のことで、近年は療育と園を並行通園が増えておりということで、今後の対策等のことでございますけれども、令和元年でございますが、こちらの巡回相談におきまして、療育の施設の入所ということで、5人のお子さんが並行していらっしゃっているというような現状でございます。 年々この数のほうは増えたり減ったりはしているんですけれども、まずは保育園、幼稚園、そちらの職員の方とのやっぱり話し合い、その次については、やっぱり保護者の方とご相談、そういうことでできれば医療機関等につなげて、その子がより良い療育が受けられるように、子育て支援課としても尽力をしていきたいというふうに考えております。 その子に合った施設がどういうものなのか、こういうものをやはり見極めて、その子のためになることということで、今後も検討していきたいと考えております。 以上です。 ○議長(中野博君) 環境衛生課長。 ◎環境衛生課長(加藤裕一君) ご質問の決算附属資料の217ページ、中段以降の一般廃棄物収集事業の中の施策の成果1、燃やせるごみの収集の(1)収集量の推移でございます。この中で、ご指摘のとおり、町と許可業者分が平成30年度から令和元年度にかけても約350トン余り増えております。また、この辺につきましては、台風第19号による災害廃棄物等が持ち込まれたものと推測しております。 また、同じように附属資料の218ページの2、燃やせないごみの収集量、こちらの収集の推移につきましても、燃やせるものと同様に、個人搬入分、これもほぼ倍、600トン弱増えております。こちらはやはり浸水被害に伴って焼却場等へ持ち込んだものがごみとして処理されたというふうに推測をしております。 また、町のほうでは今後もごみ減量の施策、広報とかによる啓発、出前講座、先ほど議員が申しました事業向けの減量講座、それからフリーマーケット等で減量について推進を図っていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(中野博君) 教育次長。 ◎教育次長(大沼裕幸君) 田中議員3問目の質問でございます。 附属資料の284ページ、就学援助費の件についてでございますが、令和元年度新入学学用品15人というところでございますが、就学援助費については、経済的な理由により就学困難な児童に対して保護者からの申請に対して教育委員会で諮った決定をもって援助をするものですが、15人、これにつきましても、年度ごと、若干のばらつきはございますが、特に、この15人になったというところで、制度も基準も変えてございませんので、特に理由があってこの15人になったというところはないということでございます。 それからもう1点、新入学学用品につきまして、令和元年度分から入学前に支給を行ったということで質問がございましたが、以前は入学後、前年の収入等で判断をして支給をしていたものですが、保護者等からの要望もあって、新入学学用品もそろえられないというお子様もいるということで、前倒しをして入学前に支給をするというのを令和元年度の入学生から始めたということで、平成30年度まではゼロになっているということでございます。 以上です。 ○議長(中野博君) ほかに質疑はありませんか。 6番、植松議員。 ◆6番(植松淳史君) 8点ほどございます。 ○議長(中野博君) 4問、4問にしてください。 ◆6番(植松淳史君) はい、4問、4問、承知しました。 では、まず最初に4問なんですけれども、46、47ページ、これ以外にもほかの項目にもあるんですけれども、前年度と今年度ですか、いわゆる平成30年度、令和元年度と書いてあるんですけれども、この順序が去年の資料と逆になっているので、ちょっと見にかったりするのがあるので、ほかの資料のほうも次からちょっと見やすくしてもらいたいなというのがあったもので、そこが1点です。 ごめんなさい、さっきのは附属資料のほうの話です。 次なんですけれども、2点目、附属資料の29ページになります。 1番の職員の健康管理という面なんですけれども、昨年度に比べてD判定(要精密)及びE判定(要治療)が増加しているため、生活習慣等の改善が必要と思われるというふうに書いてあるんですけれども、昨年度の資料と比較しますと、昨年はB判定が増えたというのがあったようです。答弁いただいた中にですね。これがB判定がD、Eに移行したものなのかというのを教えてもらいたいのと、あと3番目ですね。隣のページ、30ページです。産業医による保健指導等の実施ということで、職場巡視を実施し職場環境を確認し改善や対策の指示を行ったというふうな話がありますけれども、こちらのほう、具体的にどんな内容が出ましたでしょうか。 次、4問目です。同じ附属資料のほうの148ページ、上のほうの表ですけれども、被虐待者の年齢・相談種別という表があります。その中で心理的虐待というのが令和元年度26人に増えています。去年の倍以上になっていますけれども、これに対しての要因というのはどんなものがあるんでしょうか。 とりあえず4問お願いします。 ○議長(中野博君) 総務部長。 ◎総務部長(梅原宏幸君) すみません、最初の46ページ、表記の方法なんですけれども、年度が左側に前年度、今おっしゃっているのが右側に令和元年度という形の表記されていると思うんですけれども、これ表によってそういう部分があります。今年度なるべくそろえるようにということで指示したつもりなんですけれども、若干こういう形の表が残っております。次年度以降、気をつけたいと思っております。 以上です。すみませんでした。 ○議長(中野博君) 当局は、質問の順序があらかじめ決まっておりますので、答弁を急いでいただきたいんですけれども。総務課長。 ◎総務課長(村上克司君) それでは、2番目のご質問で、29ページの健康管理に関するご質問について回答させていただきます。 健康診断の結果につきまして、前回B判定の者が増えたというところで、今回D判定、E判定が増えたというところで、その者が移行したかというところでございますけれども、特別、その者が移行したというところではございませんで、全般的にDとEの職員が増えてしまったというところでございます。 もう一つ、30ページでございますけれども、職場巡視による内容でございますけれども、恐れ入ります、手元に資料がございませんので。 ○議長(中野博君) 総務部長。 ◎総務部長(梅原宏幸君) すみません、職場巡視について私のほうからお答えさせていただきます。 産業医が庁舎内もしくは出先の幼稚園、保育園等を巡視させていただいて、職場環境、要するに光源の関係ですね。その場に合った光の状況かどうか。また、近年については、コロナウイルスがありますので、その予防対策がしっかりできているかどうか等について確認をいただいております。 以上です。 ○議長(中野博君) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(飯島正紀君) ご質問の4つ目ですね。附属資料148ページ、虐待のことの表の心理的虐待のほうが増えているというようなことの要因ということでございますけれども、過去の状況によりますけれども、平成28年度について24件ということもございまして、その年によってちょっと増減というのはどうしても出てくるのかなというふうに考えております。 心理的虐待といいますと、やはり保護者等が基本的に口で攻撃するというようなことが主なことになります。手が出るわけではなくて、言葉でやっぱり子供等を虐待してしまうというようなことで、特に小学校、中学校あたりの方が多いのかなというふうには考えますけれども、こういったことについてもその家庭の経済的な状況とか、そういうこともかなり関わってくるのかなというふうなことで、私どもで分析のほうはさせていただいております。 以上でございます。 ○議長(中野博君) 6番、植松議員。 ◆6番(植松淳史君) 次、206ページですね。ポッチとニャンチの愛の伝言板年間利用状況ということで、令和元年度1件しか、猫1匹しかないということです。後のほうのところに啓発ということで、ポッチとニャンチのものを使って、成果が上がったというふうに書いてあるんですけれども、1件て、そんなに成果が上がっていないように思えるんですけれども、そこのところ、うまく活用されているのかどうか。しかも成立ゼロになっているので、その辺をちょっと教えてもらいたいです。 その次、211ページ、アの表で河川水質検査結果。八ツ溝川、すいません、これも去年私もちょっと言ったかもしれないんですけれども、八ツ溝川の塚本機場、平成30年度AA、8月がAAで11月がE、1月がBになっていて、令和元年9、10、11月がAAというふうに全てなっているもので、劇的に改善されたわけじゃないですよね。 というのが、去年答弁で水位について再考しますというふうに言っていました。川の水量が多ければ、汚染物質が薄まってしまうような傾向にあるはずなので、そこら辺はちょっと去年再考しますと言っていた中での測定結果なんでしょうかというのがもう一つです。 その次、219ページ、4の(1)被災ごみを函小の第2グラウンドとか新田地区、畑毛地区、丹那地区に仮置き場を設けていただいて、それで集積されて被災時に非常に助かったということがあります。これ、地主さんの協力もあったかと思うんですけれども、これに対してお礼みたいなものはしているのかなというのと、町としても今後被災計画の中で、そういう仮置き場、被災地の近くに仮置き場を設置するような方向性でいてもらえたら、非常に被災した人が助かるのではないかなというのは、実際、被災ごみを運んだ人間としては実感したところではありますけれども、その辺のお考えを聞かせていただきたいです。 最後もう1件、295ページ、4番目のシャギリ保存事業というのがございます。補助金の総額18万円、1団体当たり定額3万円というのがありますけれども、昨年は6団体だったようです。これ、伝統文化の継承活動のための補助金という名目になっていますので、抜けた1団体というものの経緯、継続していないことになってしまう抜けた1団体に関して、去年は補助を行っていたんだけれども、それの抜けてしまった経緯みたいなものがあったら教えてください。 以上です。 ○議長(中野博君) 環境衛生課長。 ◎環境衛生課長(加藤裕一君) ご質問の附属資料のまず206ページの上段、ポッチとニャンチの愛の伝言板の利用の件でございますけれども、議員ご指摘のとおり、令和元年度については成立は残念ながらございませんでした。また、環境衛生課につきましては、さらに広報等周知を図って、1件でも成立するように努めてまいりたいと思います。 続きまして、附属資料の211ページ、八ツ溝川の水質の件でございます。 特に、平成30年度、令和元年度かけて数値が悪くなっているというところでございますけれども、この中でBOD(生物化学的酸素要求量)でございますけれども、指標の一つでございます。水中の微生物が有機物を分解する過程で消費される水中の酸素量でBODを計測しておりますけれども、一般的には河川がきれいな場合には有機物が少ないため酸素量は少ないというふうになるかと思います。 ご指摘の八ツ溝川、特に塚本機場、落合機場付近においては、渇水時期であり、そこへ流れ込む水量が少ないということもありまして、有機物が多くBODの数値が高かったものと推測をしております。 また、この辺については、数値の基準等には特に再考とかはしておりません。基準のとおりでございますが、今後とも注視しながら今年度についても検査を継続してまいりたいと思います。 続いて、附属資料の219ページ、台風による災害ごみの仮置き場の件でございますけれども、当町として地主様のほうに特にお礼とかをお伝えしたということは、公式にはございませんが、当然片づけ等して、その中で「ご協力いただきましてありがとうございました」ということで、お伝えをしてあるかと思います。 また、仮置き場につきましては、災害の状況を見ながら地域の方々ともご協議させていただいて、できれば早目に設置をしていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(中野博君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(渡辺正樹君) 植松議員質問の8番目、附属資料295ページにあります4番、シャギリ保存事業で昨年度よりも1団体減って18万円になったその経緯につきましてですけれども、抜けられたというか、実際活動をやめられたんではなくて、補助金を交付申請をしてまでやらなくても活動ができるということで、団体は肥田区になります。地元区で私どもいろんな形で材料費から運営費補助をさせていただくんですけれども、肥田区さんからの話し合いの中で、補助はなくても運営できますという話があって、この補助から抜けられた経緯でございます。 以上です。 ○議長(中野博君) 4番、兵藤議員。 ◆4番(兵藤慎一君) 全部で8点ほどございます。 ○議長(中野博君) では、4つずつに分けてください。 ◆4番(兵藤慎一君) はい。それでは質問させていただきます。 附属資料42ページと44ページに県会議員と町会議員の選挙の結果が出ております。一般質問でもこれは出ておりましたが、町としては減少の状況をどのように把握しているのか、分析をされているのか。 それともう1点、今後、投票率を上げるために若い層をどう取り組むとか、どのような方策を考えていらっしゃるのか、この2点。 続きまして、決算資料60ページ、エフエムみしま・かんなみ(ボイス・キュー)ですね。この制作費が704万964円になっておりますが、この中身とこの委託料というのはCMの料金に入っているのかどうなのか、その中身ですね。 それと、広報活動というのは、このCMとか、あるいは広告、こういった料金が発生する以外にパブリシティ・リレーションといいまして、広告料は発しはしないけれども広報活動に取り組む活動がございます。そういった活動を町としてはどのように活動されているのか。この4点をまずお願いいたします。 ○議長(中野博君) 総務部長。 ◎総務部長(梅原宏幸君) まず、投票率の関係でございます。 函南町の投票率、近隣市町に比べてもそんなに高い状況ではないということは承知しております。なお、この投票率を上げる方法なんですけれども、投票日前に大手のスーパーに出かけて、出口で啓発資料等を配布しながら投票をお願いしたり、のぼり旗を持ってそういう活動はしております。ですが、なかなか上がらない状況でございます。 今後もこういうふうな地道な活動を続けていきながら、投票率が上がるように努力を続けてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(中野博君) 企画財政課長。 ◎企画財政課長(平井輝久君) 2つ目の質問、決算書の60ページのエフエムかんなみの委託料ですけれども、こちらにつきましては、年間のエフエムボイス・キューの函南町に対する広報、イベント等のお知らせをしていただている全ての委託料が含まれているものでございます。 ボイス・キュー以外の広報の検討なんですけれども、基本的には広報かんなみ、またSNSを通して各イベントにつきましては、それらの中で1年間のこういう行事をやっているよとか、やった結果について町民の皆様を含めてお知らせをしているところでございます。 以上です。 ○議長(中野博君) 総務部長。 ◎総務部長(梅原宏幸君) 選挙結果については、先ほどお答えしたとおり、近隣市町と投票率の関係については低い、そんなに高くないということは承知しているところでございます。 以上です。 ○議長(中野博君) 4番、兵藤議員。 ◆4番(兵藤慎一君) 決算書類の154ページ、川の駅の件でございますが、この川の駅の場所でございますが、これは川の水が氾濫をしないように洪水が途中でため込むための場所と私は受け止めております。 そうすると、台風や大雨が来たときはどうしても土砂堆積が予想されると思うんですね。そうすると、この600万円という経費を毎年、またさらに雨の数が増えれば相当増えますが、そういった今後の対策というものを町としてはどのように考えているのか1点。 2点目は、附属資料244ページ、これは観光振興事業ですね、700万円。この中身と、観光事業というのは、どういったお客さんが函南に来るのか、どういう層の方が来るのか、そういうことをきちっと分析する必要があると思うんですが、その中で特にこのかんなみ猫おどり1万2,000人、かんなみの桜9,000人が来ているという、この数字をどのように掌握されたのかお聞かせください。 次に、附属資料267ページ、これは空家等審議会の件でございます。この空家等審議会の委員とこのすぐ上にございます景観審議会の委員の方の報酬がかなり違うようですので、その違いについて教えてください。 それと、2回目の開催の中に、特定空家候補について話し合われたとなっておりますが、この空家対策、候補の家ができると、非常に有効効果というものを町の人たちは大変望んでおります。災害に、あるいは老人の憩いの場に求めておりますので、2回目以降、どの程度話が進んでいるのか、その状況についてお教えください。 以上でございます。 ○議長(中野博君) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(松井仁君) 兵藤議員5つ目の質問の川の駅の関係ですけれども、こちら一般質問のほうでも答えました。川の駅については、年に数回冠水することを想定して造った施設でございますが、それについては適宜土砂等の撤去をして、最低限というか、使える状態にして改修をするという内容でございました。 前年の600万円については、大きな台風、想定外の台風で700万円の土砂撤去費用がかかっているんですけれども、うち台風19号にかかるものが660万円ほどかかっております。 通年ですと150万円程度で年間を賄えるのではないかということで、常にその状態の150万円程度の修繕、工事費を取っております。 続きまして、附属資料の244ページ、こちらのほう、700万円の補助金の話だと思います。観光振興事業補助金として700万円。700万円の内訳につきましては、猫おどり、こちらのほうが大きな金額になりまして320万円程度。それからかんなみ桜、こちらのほうに50万円、手入れ等も含めますと60万円。それから、観光協会の事務費として250万円程度ですね、こちらのほうが内訳となっております。 それから、猫おどりとかんなみ桜のほう、どうやって把握したのかなんですけれども、こちらそれぞれの事務局のほうから数字をもらっているものですから、うちのほうでどうだというところはちょっと把握はしきれておりません。 以上でございます。 ○議長(中野博君) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(江田朝夫君) 主要な施策の267ページ、委員会におけます報酬の違いですけれども、委員報酬が土地利用調査委員会と景観審議会、それと空家等審議会がございまして、まず審議会の人数による違いというのと、あと開催の回数の違い、土地利用調査委員会と景観審議会については1回、空家等審議会は2回ということで開催しております。 費用弁償の違いなんですけれども、同じ1回でも土地利用調査委員会と景観審議会の違いはあるんですけれども、人数の差、10名と9名という差があるところと、あと景観審議会につきましては委員長が静岡からみえられるということで、そちらのほうの交通費も入っておりまして、金額のほうの差があるものでございます。 それと、空家等審議会の中で特定空家についてということでございますけれども、特定空家、これ今2件の候補というものがございまして、この2件について委員の皆様に現地を見ていただきました。まず現状の把握ということで、前年度はしておるわけなんですけれども、今年度はコロナの関係で審議会の予定はまだ未定となっておりますけれども、委員長とまた相談の上、審議会の日程のほうは決めていきたいと、このように考えております。 以上でございます。 ○議長(中野博君) 総括質疑の中途ですが、ここで昼食休憩とします。午後の会議は1時から行います。                              (午後零時05分)--------------------------------------- ○議長(中野博君) 休憩を解いて会議を再開します。                              (午後1時00分)--------------------------------------- ○議長(中野博君) 総括質疑を続けます。 質疑はありませんか。 3番、野田議員。 ◆3番(野田哲郎君) 附属資料に基づいて質問させていただきます。 ○議長(中野博君) 野田議員、何問ですか。 ◆3番(野田哲郎君) 5問です。 ○議長(中野博君) では、一括でやってください。 ◆3番(野田哲郎君) はい。30ページですけれども、2の産業医による保健指導等の実施という部分です。この中で、時間外勤務超過者という問題が出ております。これは各自治体においても共通の問題だと思いますけれども、これについていろんな取り決めがなされておると思うんですけれども、ここには産業医による保健指導という立場で記載が載せてございます。その函南町における時間外勤務の実態と対策、それとその成果という部分でお話をいただければありがたいというふうに思います。 特に、取組には31ページに世代間交流事業等やっているというふうに書いてございますけれども、ぜひそこら辺も含めて、お話をいただきたいというふうに思います。 それと、次の点ですけれども、メンタルヘルスの関係でちょっと伺いたいわけですけれども、ここにもメンタル面で不調を訴える職員や休職者の職員と書いてあるわけですけれども、このメンタルヘルスのとりわけ休職者も函南町には何名か出ているということでございますので、その実態と対応策、特に産業医との関係、これは年に1回とかどういう実態になっているのかという部分を含めてお伺いしたいというふうに思います。 それと、特に1点目の時間外の取組については、産業医の取組というよりも、当局サイドの取組等、もしあればお話し願いたいというふうに思います。 3点目でございますけれども、206ページ、環境衛生課関係になります。 6番の地域猫対策(TNR)の問題でございます。ここに表が載って、年々増加しているということでございます。現在は犬よりも猫対策というのが非常に大きな問題になっているわけでございまして、このTNRの事業を実施するに当たって、函南町の実施団体というのはどのぐらいあるのか。できれば名称等が分かればあれですけれども、そこら辺も教えていただきたい。 それと、飼い主のいない猫対策についての取組ですけれども、今後の取組として、あくまでもこのTNRを推進していくという方向でいくのか、それとも何かほかの対策というのがあるのか、そこら辺について伺いたいと思います。 それともう1点ですけれども、207ページに防災訓練の関係が載っていますけれども、ここにペット同行避難訓練を実施したということが書いてあるわけですけれども、函南町におけるペット同行避難、これは現在どういう位置づけになっているのかということを伺いたい。それと併せて、昨年の台風19号の関係で避難所を開設したわけですけれども、それに合わせてペット同行避難というような要請等はあったのかないのか、そこら辺をお伺いしたいなというふうに思います。 最後になりますけれども、241ページ、ふるさと納税の関係でお伺いします。 これは寄附行為ということになるのかもしれませんけれども、そこにもありますように2,686件、3,641万4,200円と、こういうような数字が載せてございます。特にこの事業につきましては、決算書の150ページにもふるさと納税の広告料であるとか委託料、こういうのを載せて実施しているというのは十分分かるわけです。 つい先日、新聞等でありましたけれども、富士宮市で10億円、伊東市で3億円というようなふるさと納税の寄附のものが出ておりました。これは単純に人口比較をしてみますと、函南町においては1億円から2億円と言うとちょっとオーバーですけれども、1億円から1億5,000万円ぐらいあってもおかしくないような数字ではなかろうかなというふうに思いまして、現状のふるさと納税に対する函南町の取組、体制というんですか、どういう体制で今、実施されているのか。 特に、函南ブランドの認定品というような部分でも産業振興というような部分で大きな役割があるのかなというふうに思います。そこら辺で、今後の取組についてこういうことを考えている、特に、他市町ではLINEを活用した情報発信であるとか、あるいはキャンペーンをしましょうなんていうようなお話もお聞きします。そういうものを含めて、函南町独自の何か対策というものがあるかどうか、そこら辺をお伺いします。 以上です。 ○議長(中野博君) 総務課長。 ◎総務課長(村上克司君) それでは、主要な施策の成果30ページの産業医に係るご質問に対してお答えをさせていただきます。 まず、職員の時間外でございますけれども、前年度は台風19号という非常に大きなものが来た関係もございまして、非常に多くの時間外勤務というものを職員にお願いをしたところでございます。この産業医の相談というものも当然ながら職員一人一人が健康を害さないようにというところを目的としてやっておりますので、町の取組といたしましては、前年度は少し例外的な多さではあったところではございますけれども、各管理職への指導、お願い等しながら、今後の適正配置も含めて、時間外勤務をできるだけ少なくするように対応したいというふうに考えております。 2点目につきまして、メンタルヘルスの関係でございますけれども、休職をしている職員のまず実態でございますけれども、前年度は9名の者が休暇を取りました。現在は4名の者が休暇を取っておるところでございます。 これにつきましては、なかなか原因というものがまちまちでございますので、精神的な産業医の先生に相談をして、それぞれ具体的にどう対応して元気になっていただくかというところの指導、アドバイスというものを頂いているところでございます。 以上でございます。 ○議長(中野博君) 環境衛生課長。 ◎環境衛生課長(加藤裕一君) 附属資料の206ページ、5の動物の苦情、保護等のところと、その下の6、TNR活動でございます。 TNR活動につきましては、飼い主のいない猫が増えるのを皆さんで防ごうということで、この活動をしております。実施主体でございますが、附属資料にもございますが、エメラルド地区、ダイヤランド地区等、そういった地区と、あと、隣近所、ご近所でのご申請もいただいております。 また、今後の取組でございますけれども、町のほうでも猫の飼い方、それから猫の特性を踏まえて、そういった取組について昨年度、今年度についてもまた区長会等でもこの辺のお話をさせていただいております。また、広報等でもこの辺の周知を図っていきたいと考えております。 続いて、附属資料の207ページの防災訓練のところでございます。 防災訓練で、令和元年9月1日に同行避難ということで訓練をしておりました。この中でも、様々な課題が出ております。動物を連れてくることに当たって、やっぱり受付の対応であるとか、あと場所の確定、そして資機材の関係、様々な課題がありましたけれども、この辺は一つ一つ解決しながら、実際災害時にはスムーズに対応できるようにと考えております。 台風19号につきましては、ペットの同行避難があったかどうかということについては、承知をしておりません。 以上でございます。 ○議長(中野博君) 総務課長。 ◎総務課長(村上克司君) 台風第19号の際のペットの同行避難でございますけれども、聞いている範囲ではございますけれども、要請があったというふうには聞いておりますけれども、しかしながら、19号のときには避難場所にかなり限定があったというところで、体育館への避難というのはお断りをさせていただいて、車中泊等の対応というところで避難をしていただいたところが実態でございます。 以上でございます。 ○議長(中野博君) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(松井仁君) 附属資料のふるさと納税、241ページのところについてですけれども、こちらのご質問に対しまして、富士宮市10億円、伊東市3億円という話がありましたけれども、これは人口比での話ではないものですから、よその方がそのまちに寄附してくれるという格好になるものですから、ちょっと比較にはならないかなとは思いますが、前年度に増しまして、附属資料にはございますが、平成30年度につきましては1,191件の1,777万円の寄附に対して、令和元年度につきましては2,686件の3,641万円、こちらで倍増はしているところでございます。対策につきましては、サイト、ふるさとチョイスというサイトを1件追加したこともございます。 それから、東京の臨海地域に対してダイレクトメールですか、こちらのほう、少し経済的に余裕のあるような方に対して、函南町の紹介ということで、他の市町とも合わせてのことなんですけれども、函南町にふるさと納税しませんかという内容のダイレクトメールを入れてございます。 それから、独自対策なんですけれども、対策としてはこちらのダイレクトメールによる広告等、あとはSNS等をやっておるところですけれども、ふるさと納税については、国からの縛りというのもありまして、返礼品を含めて寄附金額の5割は超えられない、町の事務費等について5割超えられないということで、まあ、寄附金額が幾らと決まっているものでもないものですから、今、ぎりぎりのところだと思いますけれども、その割合の中で実施しているところでございます。 以上です。 ○議長(中野博君) 3番、野田議員。 ◆3番(野田哲郎君) すいません、時間外の関係で、31ページに職場の人間関係というような言葉が入っているんですけれども、先ほど管理職の方の対応というようなお話もあったわけですけれども、職場の人間関係への取組というものはどのようなものがあるのかというのを聞きたいという部分と、先ほど総務課長がペット避難で台風19号で要望はあったということなんですけれども、何件ぐらいあったのかというのを教えていただけますか。 以上です。 ○議長(中野博君) 総務課長。 ◎総務課長(村上克司君) まず、職場の人間関係というところでございますけれども、主要な施策の成果の31ページにも書いてあるんですけれども、世代間交流事業というところで、日頃お付き合いしない方も含めて、コミュニケーションを深めていただくというような事業を進めているところでございます。 それから、2点目のペットの避難の要請の件数でございますけれども、申し訳ございません、現在ちょっと把握してございません。 以上でございます。 ○議長(中野博君) ほかに質疑は。 10番、土屋議員。 ◆10番(土屋学君) 7問あります。 ○議長(中野博君) 5問と2問で分けてください。 ◆10番(土屋学君) はい。そうしたら、報償金の関係で内訳とそれから効果をちょっとお聞きしたいんですが、決算書の118ページ、健康づくり推進事業、健康長寿フェスタ講演会報償金59万1,000円の内訳。 併せてですけれども、108ページ、子育て交流センター運営事業の中の43万7,000円の内訳なんですが、お一人に支払ったものなのか、複数いらっしゃるのか、それからこれによってどのくらいの参加があったか、またどのような周知活動をされたかということをお聞きします。それが1点目です。 それから続いて2点目ですけれども、附属資料で128ページになります。社会福祉施設等施設(設備)整備費補助金の中で、施設のグループホームへの補助金が2件ありますが、これは今回だけの補助金なのか。何か交付金、国とか県の対象事業になっているものなのか、今後もこういう補助金が行われるのか。それからほかには施設の申込みがあったかどうかというところをお聞きします。 それから、続いて3点目ですけれども、附属資料122ページになりますが、避難行動要支援者名簿の更新事業というのがあって、表があると思うんですけれども、すいません、そこではないです。121ページから122ページの上段に表があると思うんですが、この更新者、対象者数、同意する、同意しない、返信なしというものがあって、返信なしが429名の方から返信がないということになっていますけれども、これについて詳細と、特に障害の方にこの内容がしっかりと伝わっているものか、お話によると、中にはこの内容が理解できない方もいらっしゃるのではないかというお話も聞いているので、この詳細について伺いたいと思います。 それから次に、附属資料の133ページ、精神障害者相談支援事業というものがあります。473万1,998円というのがあるんですが、これ昨年もちょっと一般質問で質問させていただいたんですけれども、この作業を行うに当たって、今お一人の方で多分担当されているようですけれども、相談を聞き、それからサービスの内容をいろいろ検討する中で、ちょっとこの金額では大変だよというお話があったりします。そういう中で、今回の結果から、今後この金額を増やす意向があるかどうか、また、そういう考えがあるかどうかというのをお聞きします。 とりあえずそれでお願いします。 ○議長(中野博君) 健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(西原武人君) まず、附属資料の180ページ、スポーツ健康長寿フェスタの開催のところの報酬費の内訳の関係ですけれども、こちらについては、長寿フェスタに行われた講演会の講師の報償金及び健康長寿フェスタの健康相談というものを開設いたしまして、それに伴う医師への報償金という形で、医師への報償金が6万円、講師の報償金が59万1,000円という形になっております。 以上です。 ○議長(中野博君) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(飯島正紀君) 決算書の108ページの報償金のことですね。子育て交流センターのものになると思いますけれども、附属資料の158ページをちょっとご覧いただければと思います。 158ページの中段のところ、自主事業・自主イベント等の状況というのがあります。この中で、報償金をお支払いするものについては、上からわくわくまつり(夏、冬)、パパママ力向上講座、子育てママのミニ講座、親子で楽しむ講座、こういう上の4つの事業について、子育て交流センターのほうで講師をいろいろとお願いしております。講師の方が年間に何回か来る方もいらっしゃいますけれども、こういうことで講師料、報償金をお支払いいたしまして、子供の交流、親の交流、こちらのほうを深めて親子が孤立しないような、そういうような事業を行っておりまして、回数についてはそちらに書いているとおりで、参加人数ともそちらに載ってあるとおりでございます。 以上でございます。 ○議長(中野博君) 福祉課長。 ◎福祉課長(長屋容美君) 3つ目のご質問からお答えいたします。 附属資料の128ページになります。社会福祉施設等施設(設備)整備費補助金のところですけれども、グループホームにつきましては、1カ所、第7期介護保険事業計画の中でグループホームを1つ増設するという形で1カ所の申込みがありまして、有料老人ホームから転用するに当たり、開設、設備の補助をいたしました。そこは申込みも1カ所でして、(2)のグループホームまみやに災害時の非常用発電機を購入したんですが、こちらにつきましても町内施設に個々に周知をしておりますが、申込みがあったのがこちら1件でございました。 続きまして、4つ目の避難行動要支援者、121ページから122ページの上段の表にございます避難行動要支援者名簿ですけれども、こちらにつきまして、特に障害のある方について、このご案内についてご理解がされていないのではないかというご質問でした。 表の中で、返信なしという方が合計ですと885人、障害者の方が429人と多くなっているところでございます。このことにつきまして、障害者の方につきましては、昨年度から自立支援協議会で防災プロジェクトチームを作っておりまして、この秋からこれを案内するパンフレットを作成して施設を回りまして、施設の職員から利用者、障害のある方に周知をしていただくという取組を行うことで対策を講じるところでございます。 続きまして、133ページ、5つ目の質問になります。下段の4の(2)精神障害者相談支援事業の相談につきまして、お一人で対応していて今後予算的にこれでは大変ではないかということだったんですけれども、現在、町内外の精神障害者の主に相談の支援事業に委託をしておりまして、特にサニープレイスさんでは70人ほどの実人員の精神障害者の方のご相談を受けてくださっているところでありますが、ただ、相談につきましては複数の方で相談を対応していただているというふうに聞いておりまして、今後につきまして、来年度以降につきまして、今年度の実績やその事業所での要望等も伺い、相談内容等も伺いながら検討していきたいと考えております。 以上です。 ○議長(中野博君) 10番、土屋議員。 ◆10番(土屋学君) 残りですけれども、275ページに就学支援委員会の開催ということで、276ページですけれども、事業内容効果というものがあって、就学支援委員会を年4回開催し、障害のある幼児というような報告がありますけれども、この審議をされた中で、結果としてどのようなことが実際に行われているかという、その後の報告をいただきたいと思います。 それから、これはちょっと総括的な話になるかもしれないんですが、事業の説明ですとか、それから効果内容についても、昨年と全く同じ文書を使われていることが多々目立ちます。それで、そのほうが見やすいのかもしれないんですけれども、特に福祉関係の部分は皆さんからいろいろ聞き取りをしたりだとか、条例が変わったりとか、難しいこともあったりするものですから、もう少し年度年度、細かなことを記載していただけるといいのかなと思うんですが、そのことについて伺いたいと思います。 最後になりますけれども、これも総括的なところですが、厚生部関係で高齢者ですとか、シルバーの方を対象にした補助金がやはり多いのかなと感じます。そういう中で、子育て支援に力を入れるということもあり、今後ですけれども、今回みたいな台風19号、それからコロナ、いろんな状況がある中で、そのバランスですよね。今の補助金ですとか、そういうものを今後維持できるかとか、何かその辺の今回特別な年ですけれども、将来的な部分でどのように考えられるか、方向性も含めてちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(中野博君) 教育長。 ◎教育長(山邉義彦君) 資料276ページ、就学支援委員会、年4回開催ということで記載してあるわけですが、障害を抱えたお子さん、これを支援学級等に措置するかどうか、その判断を専門家を交えて学校の実態、教育の状況等を聞いて判断している。そこで措置決定をしている状況です。 また、県の支援学校等もあるものですから、そちらへの措置ということも県に上げるかどうかというようなことも検討しています。それを年に4回、状況が刻々と変わるものですからやっているということです。 以上です。 ○議長(中野博君) 厚生部長。 ◎厚生部長(杉山浩巳君) まず、2つ目のご質問、対前年度比較の事業効果内容ということで、厚生部ということでお話をさせていただきますと、特に新しくなったものについては細かく書くようにとか、分かりやすく書くようにということで各課長等には指導をしているところでございます。 議員の言われましたとおり、もう少し事細かく分かるように、来年度から内容等を書いていければというふうに考えております。 その次のご質問、また厚生部の中で補助金をということでございます。今回のコロナ等に対しましても、子育て等につきましても、国からどういう補助が来るのか、県からどういう補助金があるのかということで、いろいろなところを探りまして、幼稚園、保育園、また留守家庭児童保育所等にどのようなことができるかということで、最大限の努力をさせていただいているところでございます。 特に、この中で言いますと高齢者だということがあると思いますが、それぞれ年代に合わせましてそれぞれのことの事業をやっていくというところでございます。 以上でございます。 ○議長(中野博君) ほかに質疑はありませんか。 16番、大庭議員。 ◆16番(大庭桃子君) 3つあります。 まず、決算書のほうで148ページ、林業振興事業ですけれども、ここでお金がついて森林のことにちょっとやらなければならないんですけれども、この4番の設計監理委託料のところで森林確認図作成業務委託料とか、こういうものが書いているんですけれども、確かに書いているわけですけれども、この全体の計画の中で森づくりというものを長い目で考えて、それで一つ一つやっていくというほうが正解だと思うんですけれども、どういう見通しを持ってやるのかということを聞きたいと思います。 それから、決算書の218ページ、運動公園管理事業なんですが、運動公園は調整池はここで否決をされまして、そのままになっているわけなんですけれども、あとその後は町民にも聞いてやり直すというようなことをたしか言われたと思うんですけれども、そのことは今、どうなっているのかということで聞きたいと思います。 それから3つ目は、附属資料のほうの23ページです。効果内容のところの下のほうに、これはさっき田口監査委員からの報告にもあったんですが、「当初予算には計上している事業にもかかわらず、事業着手の遅れにより著しく執行率の低い事案が見受けられた」というのが書いてあるんですけれども、これは前のほうに、第六次函南町総合計画の執行率というので、やっぱりそれが低いというのが幾つか見受けられるんですよね。 これは特に、どれに関して事業着手が遅れるというのは、どういうところで起きているのか、その原因などについてお願いします。 それから、同じく附属資料の26ページ、7番の情報公開条例のことです。これ見ていただけると分かるけれども、令和元年度にすごく増えているんですよね。請求件数が114件、公開件数が102件、それまでは大体20件足らずだったのが、5倍以上にも増えているということで、これ大体想像はつくんですけれども、こういう対応数というか、情報公開請求が出たものに対応するのに、こんなに5倍も増えたら相当大変だと思うんですね。 だからこれは、もちろん情報公開なので対応しなければならないんだけれども、このようなことがずっと続いていたら、町の仕事が回らなくなってしまうこともあり得ると思うんですよ。 だから、ここで聞きたいのは、例えばお医者さんとかにクレーマーがついたりしたときに、それに対応するためのシステムというか、そういうのもちゃんと作っているんですね。そういうふうなちゃんとした担当なり、そのところを守るというか、そういうシステムが必要ではないかなというふうに思うんですけれども、それについてお願いします。 それから、122ページの事業効果内容のところに書いてあるんですけれども、真ん中あたり、「生活保護関係の相談件数が増加する状況が続いている」、これがちょっと気になって、このときは関係ないかもしれないんですけれども、コロナもあって、生活保護がこれから増えるんじゃないかというあれがあるんですけれども、生活保護に対応する町としての体制というか、それが取れていると思うんですよ。ちょっとこれを聞きたいと思います。 それからあと一つかな。150ページの一番下のところ、かんなみ子育て出産応援金支給事業というので、ここでちょっと制度が変わって、第3子、第4子に5万円というふうにやったんですけれども、これは実績を見ますと、令和元年度は51人で400万円出ています。これは全体の出る金額を抑えるために変えたかなとちょっと思ったんだけれども、前に比べるとかなり増えているんです。増えていることはいいことであるんだけれども、この制度について、これは目指していた方向と同じなのか、その点についてちょっと聞きたいと思います。 以上です。 ○議長(中野博君) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(松井仁君) 1つ目のご質問、148ページの林業の関係ですけれども、こちらについて、森林環境譲与税を活用した事業としまして、林道の橋梁点検業務と森林確認図作成業務委託、こちらのほうを実施しております。 長い目で見てという話ですけれども、まず、林業振興の基礎となります林道の整備、それから状況を確認する上で必要な森林確認図の作成業務をまずは行ったところでございます。 こちらについては、議員おっしゃるとおり、長い目で見ていかなければ森林のほう整備できないと思いますので、水源涵養に資するような日の当たる健全な森林を目指しまして、森林アドバイザーの意見も伺いながら事業を進めていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(中野博君) 建設課長。 ◎建設課長(西川公次君) 決算書の218ページの運動公園管理事業についての運動公園のあり方ということでのご質問についてお答えさせていただきます。 函南運動公園の整備については、少子高齢化に伴う人口フレームの変化や多額の財政負担を軽減する全体計画の見直しが必要であるということで、今現在、再整備計画についての策定について見直しを行っております。 現在、子育て世代の若手職員を中心とした庁舎内検討委員会を立ち上げさせていただきまして、現地の視察等をさせていただいて、その後で今その立場、立場でのアンケート調査等を依頼し、今後その意見を集約し、またそれらについての意見の調査、検討等を行いながら、今後のあり方について進めていきたいと考えております。 以上になります。 ○議長(中野博君) 総務部長。 ◎総務部長(梅原宏幸君) 大庭議員のご質問、23ページの執行率の関係です。執行率につきましては、年度当初に各事業の年度内の目標、この時期にこんな形で執行しますよという形で、執行の状況をつくっていただいております。なお、四半期ごとにそちらの見直しもしていただくような形で行っておるところでございます。 昨年につきましては、台風の関係で大分この時点で遅くなったという部分はあります。 なお、また、用地交渉等がありまして、地権者等の同意が得られない部分については、なかなか執行が遅れているという部分もございます。今後につきましては、当初に作りました計画をなるたけ守れるような形でしっかり管理徹底していきたいなと考えております。 続きまして、情報公開の関係です。26ページでございます。これ、当然町民の知る権利でございますので、この情報公開のあったものについては、それについて公開していく等々になろうかと思います。 先ほど議員もおっしゃったとおり、システムの担当者が必要ではないかということですので、こちらについては、近隣の市町の事例等を研究させていただきながら、外部の専門家等にお願いする等のそういう部分も含めて今後検討してまいりたいと思っております。 以上です。 ○議長(中野博君) 福祉課長。 ◎福祉課長(長屋容美君) 附属資料122ページの生活保護関係の相談が増えていることについてお答えいたします。 当町の生活保護の主管するところは静岡県になります。しかし、町民の近いところで相談を受けたり、支援をする立場といたしまして、福祉課において担当職員を2人配置しております。また、緊急時の対応もございますので、サポートする形で課長補佐2人が配置しております。 そして、生活困窮者自立支援事業につきましては、静岡県から社会福祉協議会が受託をしているところでございますので、一人一人のケースにつきまして、支援調整会議ということで静岡県、社会福祉協議会、町の担当者が参加しまして、一人一人のケースについて把握し、直接的な役割を持って支援をしているという体制にございます。 以上です。 ○議長(中野博君) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(飯島正紀君) 3つ目の質問ですね。附属資料150ページのかんなみ子育て出産応援金のご質問でございますが、以前の子宝祝い金ということで、第4子が20万円、第5子が30万円ということで、こちらの祝い金については、本当にお祝いという要素が高いような祝い金でしたけれども、昨年度から制度をちょっと変えまして、第3子以降5万円ということで、こちらのほうはより少子化対策に力を入れるというようなことで、目指す方向というのは多少違う部分がございます。 金額的に前年度と比べて260万円ほど高くなってしまったんですけれども、こちらのほうについては、9月まで、こちらの経過措置期間ということで第4子、第5子、それぞれ20万円、30万円ということでお支払いしていたものですから、今年度からはちょっとそこら辺は抑えられるのかなというふうには考えております。 以上です。 ○議長(中野博君) 16番、大庭議員。 ◆16番(大庭桃子君) ありがとうございます。 森林のことでもうちょっと伺いたいんだけれども、森林アドバイザーの人に来てもらうというふうに聞いているんですけれども、森林アドバイザーもいろんな人がいると思うんですけれども、林道を整備してどうのこうのと、そういうのもありますけれども、もっと今では様々な森林アドバイザーになる人がいて、例えば、C・W・ニコルさんという人は「アファンの森」というのを造って、森を本当に生かすために、いろいろ手を入れたんだけど、また美しい森を造るというために「アファンの森」というのを造ったわけなんだけれども、そういう方向が見えないと、どういう森を造りたいのか分からないのです。そういうもっと大きな見方というか、そういうので考えていったほうがいいと思うものだから、そういう考えはありますか。 ○議長(中野博君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(田中敏博君) 森づくりのご質問でございますけれども、先ほど担当課長のほうから申し上げたとおり、まずは、安全の確保という水源涵養ございますし、あとは土砂災とか、あと河川のほうの影響もございますので、そういったところでまずアドバイザーさんのほうからの意見としましては、まず計画を立てる。 どういう計画かと申しますと、函南町にある森の実態をまず調べるというところです。それに沿って、どういうふうな政策を打っていくのかということと、あともう一方では、路網の整備ですね。森林に入っていく道路、林道とかございますけれども、そういったものの整備をして、中に入れるような環境をまず整えるというところからまず入るというところでございました。 今後の将来的なお話でございますけれども、確かに理想的な森林の整備というのを目指していきたいところなんですけれども、当面は、安全なところの確保というところをまず優先で、その後に、今もお話、アドバイザーさんからいろいろ頂いているところなんですけれども、その中にまたそちらのほうに今度シフトしていくような形になろうかと思いますけれども、ご了解いただければと思います。お願いいたします。 以上です。 ○議長(中野博君) ほかに質疑はありませんか。 11番、馬籠議員。 ◆11番(馬籠正明君) 先ほど事業の進捗、着手の遅れがあってという話がありましたけれども、具体的に附属資料の11ページから13ページに、第六次函南町総合計画における施策体系別一覧という表が出ています。50%未満の執行率というのが4件あるんですけれども、その中でも20%台というのが2件ありますので、これの実態についてお伺いしたいと思います。 13ページの地域農政推進対策事業、それから農地災害復旧事業、これが20%台ということで、この2点について説明をお願いしたいと思います。 それからもう1点ですけれども、全部で2点です。町長の令和元年度の決算報告書をずっと報告してもらいましたけれども、この中で、特別会計について3つの簡水、それから下水道については、令和元年度から公営企業に移行した会計処理をしていますということで話がありました。 今まで上水道もそうですけれども、この公営企業のほうは非常に数字がなかなか理解しにくかった、私自身はね。しにくかったんですけれども、公営企業に移行した途端に損益計算書が出てきて、それから貸借対照表が出てきて、非常に私自身が分かりやすい。そして「企業」というわけですから、経営状態がよく理解できるということで、大変いいなと思いながら分析に臨んでいます。 その中で、単純に一般企業のように営業収益から営業費用を引いた残りが営業利益、一般企業においては、この営業利益というのが物すごく重要で、本業でもうかるというところなんですよね。ところが、地方自治体の公営企業の数字を見ますと、前年度の繰越利益の余剰金とか、その他未処理分利益余剰金変動額と、こんなのが経常利益を締めた後に出てきて、赤字だったのが黒字になってしまうとかということは、非常に戸惑っている部分もありますけれども、まずは数字の一つ一つに踏み込んでいきたいなというふうに思います。 それで、私の見る限り、営業外収益の中に長期前受金戻入益というのが非常に大きなウエートを占めた金額で出てくるんですね。これは何ていうんですかね、ある日突然出てきた、湧いてきたみたいな気がして、非常に分かりにくいという一つであるんですね。 今までの経過からいくと、例えばこの特別会計の公営企業の決算を行うに当たって、設備投資をするときに、自前のお金でやる部分には問題ないんですけれども、補助金ですとか、そういったものをもらいながら投資をしましたというと、この長期前受戻入というものがどうも影響してきそうだというものが大体わかってきて、しからば、金額が読めない、こうやって決算書が出てこないと見えないわけですけれども、例えば5年の寿命を持つ機械を補助金で購入した。例えば100万円の補助金で購入したら、5年寿命のものが20万円ずつ毎年戻入益が出てくるんだろうなというふうに思っているんですけれども、そういった意味で、この長期前受金戻入益というのは、大体あと3年後まで、来年は幾ら、再来年は幾ら、3年後は幾らという表にしたものが出てくれば分かりやすいと、こういうふうに感じています。その辺について、可能性についてお伺いしたいのがこの公営企業の関係のものです。 皆さんもご存じのように、公営企業は、まず事業主体の経営者が、自分たちの事業は健全なのかどうかを自ら判断できるためというのが一つの目的があるんですね。それから、公営企業は独立採算が原則です。それはなぜかというと、例えば下水道、一般会計から4億円ぐらい入れていますよね。農業排水に至っては1,000万円の総額予算の中で700万円も一般会計から投入しているわけですよ。それもちょっとひどいと。 これが公平じゃないというのは、私はダイヤランドですけれども、浄化槽の管理を自分の自らの費用で行っているんですね。なのに、下水道事業に一般会計から4億円入れている。これね、不公平なんですよ。そう思いませんか。 だから、トレンドといいますか、方向性としては、4億円の下水道、これを1年後には3億5,000万円にするとか、2年後には3億円にするとかという、そういう方向性が欲しいなというふうに思うんですね。公平なサービスを受けるために、公営企業、せっかく公営企業に移行したんですから、そういった経営状態をよく見ながら、また経費の出所をよく見ながら、健全な経営にしていただきたいなと。 この辺は部長以上の幹部の方に、この公営企業についてはご答弁いただければと思います。よろしくお願いします。 ○議長(中野博君) 企画財政課長。 ◎企画財政課長(平井輝久君) まず、ご質問1つ目の附属資料13ページの執行率のお話ですけれども、地域農政推進対策事業につきましては、執行率21.1%ということで、予算が4,400万円に対して決算額が936万円ということですけれども、これは台風19号の関係で繰越しをしているものでして、その繰越額が2,300万円の繰越しをしているものですから、それを含めた執行率になっておりますので、執行率は低い数字となっております。 続きまして、農地災害復旧事業につきましても、同じように台風19号の関係ですけれども、5,300万円の予算現額に対しての執行率が1,200万円ということですけれども、これにつきましても約3,500万円繰越しをしているものですから、執行率が低くなるということでございます。 以上です。 ○議長(中野博君) 11番、馬籠議員。 ◆11番(馬籠正明君) 今年度中にどのくらい執行率が上がるというふうに理解しておられるのか伺います。 ○議長(中野博君) 企画財政課長。 ◎企画財政課長(平井輝久君) 繰越事業ですので、今年度中には100%までいくというふうに理解しております。 以上です。
    ○議長(中野博君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(田中敏博君) 2つ目のご質問でございます。 下水道、あと3簡水に関しまして、戻入金のお話とか、1年後、5年後の表を作れるかどうかというようなところも含めまして、下水道の公共性についてもご質問をいただいたところなんですけれども、独立採算制の経営を目指すというところは一致しておるところだと思うんですけれども、そのほかに、下水道の事業につきましては、全国的に始まりまして、大分月日がたっているということがございます。 それで、施設整備のほうを中心に今ずっときていたところが、施設整備をしたもの、設備とか、あと施設については、維持管理のほうの必要性が出てきているということで、改修とか更新とかの時期も迫っているという時期に来ているということは承知しておるところでございます。 今後については、国の動向もございますけれども、中長期的な計画というのがぜひ必要になってくるというところでございまして、そうした中で安定的な経営を目指していくというところになろうかと思います。 3簡水につきましても、今後、老朽化が大分進んでいるところもございますので、大規模な施設整備のものが必要だということも承知しているところでございます。健全化の経営計画等進めることも視野に入れつつ、施策いろいろ着手していかなければいけない時期なのかなというのは迫ってきているという認識でおります。 ですので、会計も先ほどお話しありましたけれども、公営の企業会計という形になりまして、最初の決算をここで迎えております。その中で、監査委員さんの報告書にもございましたとおり、透明性が大分出てきているという中で、先ほど馬籠議員さんのお話しになりましたそういった受益関係の戻入金につきましては、どういうふうな表し方をしていけば分かりがいいのか、あるいは今後のそういう計画を作る中で、どのようにその数字を生かしていけばいいのかというところは今後また分かりやすく検討はしていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(中野博君) 11番、馬籠議員。 ◆11番(馬籠正明君) いろんな説明書を見ますと、下水とか上水というのは、日常生活に欠かせないものですよね。したがって、一般会計からの持ち出しも合法なんですよね、これは。とても違法じゃなくて、必要なものはどんどん繰出しをしなさいという指導がありますので、決していけないというふうに思っているわけではないんですけれども、長期の方向性をできる限り受益者負担の方向に持っていけるようにしていただきたいというのを強く感じるものですから、そんなことをお話しして、今後もそういった方向でやっていただきたいなと思います。 私なりに今回の決算書を見る限りは、下水道と畑、丹那簡水、これが両方とも経営上は非常によくない。あとの上水道と2つの簡水はそこそこいっているかなというふうに思いますので、強弱を付けながら経営改善をしていただければと、このように思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(中野博君) ほかに質疑はありませんか。 14番、加藤議員。 ◆14番(加藤常夫君) 4問質問させていただきます。 まず1問目は、14ページの軽自動車について伺います。そして、あとの3問は、上水道で2問、415ページと431ページ、そして畑、丹那簡易水道で460ページで1問伺います。 まず、14ページの軽自動車ですけれども、軽自動車税の中で現年度課税分と滞納繰越分が載っておりますけれども、収入未済額、それから不納欠損が出ております。添付資料を見ますと自動二輪からいろんな種類の軽自動車税という形の中で載っているんですけれども、これ普通に考えると、車のほうですね。車の方は軽自動車税納めないと車検が受けられないと思うんですが、何でこういうことが起きてくるのか。不納欠損自体は滞納繰越分で78万5,200円出ていますよね。調定額、これ自体が約1,000万円近くあるわけですけれども、こういう形の中で毎年不納欠損が、これ3年でしたか、5年でしたか。不納欠損扱いをするのがたしか3年か5年か、その辺で出てくると思うんですけれども、こういう形の中でかなりの金額のものが収入未済額から不納欠損で出てくるということは、どういうことなのか、これについてちょっと説明をお願いしたい。 次に、415ページの上水道です。 上水道の剰余金処分計算書、先ほど前段で馬籠議員が水道の問題についてお話ししていただきました。自分もちょっとお聞きしたいなという点があったんですけれども、長期前受金戻入益ということはどういうことなのかということで聞きたいと思いましたけれども、お話がありましたので、そちらは抜きにして、剰余金処分計算書の中に処分後残高40万9,603円というのが載っています。剰余金自体をいろんなところに振り分けてあるわけですけれども、何で40万9,603円を残すのか。資本金に繰り入れるとか、あとはほかの形で積立金、そちらのほうに入れるとかということもできると思うんですが、あえてここで残したということはどういうことなのか、それについて伺います。 その次に、431ページのこれは上水道ですね。23節受水費、約9,500万円という数字が載っていますが、八ツ溝用水に対する水源涵養費というのが、大体予算を見れば分かりますが、駿豆広域水道受水料、これについてもうちょっと説明を伺いたい。 たしか駿豆広域水道は駿豆水道のことですよね。これたしか函南町は1万トンを受けていると思うんですが、その責任水量、使ってなくても払っている額が今これ入っているのかどうか。内訳についてちょっと教えていただきたい。 それから、460ページについては、簡易水道ですね。簡易水道の22節負担金、約355万円という数字が載っていますが、営農飲雑用水の償還金というのが載っています。先ほど水道の関係がいろんな補助金を頂くとか、助成金を頂くとかというお話は伺っていますけれども、この355万円の内訳について少しお話をいただきたい。 以上です。 ○議長(中野博君) 税務課長。 ◎税務課長(櫻田英樹君) ただいまの加藤議員の質問についてお答えいたします。 決算書の14ページの軽自動車税のどうして未納があるのか、そしてどうして不納欠損が生じるのかというところについてお答えいたします。 まず、議員のおっしゃるとおり、基本は軽自動車税、納税をされていないと車検の更新ができないために、通常であれば、法的に乗り続けるのであれば未納は生じません。ただし、今回こういうふうな形で未納が起きているということの実態としましては、乗っていない置きっぱなしの自動車、例えば他人に渡して、その他人が第三者がやってくれると勝手に勘違いをしているパターン。 もしくは、乗っていなくて庭の隅に置きっぱなしにしてあるというような形で、乗っていないのに廃車の手続をしないために自動車税がかかり続けるということがこの軽自動車税の滞納、未納の大きな理由となっております。 こちらにつきましては、我々のほうでも3年を経過してまだ未納が続くものについては、車検が当然切れていますので、こちらのほうにつきましては、廃車の手続をお忘れではないですかという形で3年続けて滞納されている方については、廃車の手続をしてくださいという勧奨通知をしているんですが、なかなかそれが功を奏していないというところが現状であります。 また、不納欠損につきましては、そういう通知をさせていただいているんですが、そのまま廃車の手続がされていないために、先ほど議員がおっしゃたような3年、もしくは5年というような形の期間を経過して、欠損になっているというような事態が欠損として今現在あります。 今後は、今言ったように、3年を経過したものについての勧奨通知を徹底をして、なるべくこういうものをなくしていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(中野博君) 上下水道課長。 ◎上下水道課長(冨田貴志君) ただいま加藤議員からご質問がありました。 まず、415ページになります。未処分利益の計算書で、こちらが処分残高が40万9,603円ということでございますけれども、まず今回、この未処分利益剰余金についての残高につきましては、1億8,746万5,470円というところになりますけれども、その中で、減債積立金の積立て、それと建設改良積立金の積立てということで、6,000万円ずつそれぞれ積立金のほうへ積立てをしているところでございます。 まず、こちらにつきましては、その積み方といたしまして、その決まり事の中で、すみません、申し訳ありません、損益計算書の中で出てきますこちらの当年度純利益と前年度繰越利益剰余金、こちらを足したもの、そちらについては1億2,049万6,003円となると思いますけれども、こちらの金額をまず積むことになるんですが、こちらの合計額をこの積立てについては超えてはならないということが、これは決まり事でこれは公営企業法の中で決まってございますので、その中で一番きりのいい6,000万円ずつをそれぞれ減債積立金と建設改良積立金へと積んでいるところでございます。 ちなみに、前年度については、減債積立金に5,000万円、そして建設改良費に9,000万円というところで積んでおりますけれども、昨年度はやはり第一浄水場の更新工事というところで現金というものの保有を有するというところがありましたので、その割合を5,000万円と9,000万円ということで、配分割合を変えてございます。 今回につきましては、既に工事が始まってございますので、そこについては、それぞれの企業体で調整をしてということになりますので、6,000万円ずつというところになるものでございます。 そしてまた、その下段になりますけれども、資本金への繰入れ、これにつきましては、これは4条予算の不足額の補填額にこれは当たるものでございまして、逆に、現在積まれている減債積立金と建設改良積立金のほうから、減債積立金のほうが4,000万円、そして建設改良積立金のほうが2,705万5,867円というところで取崩しをしてそちらに充てている。それによって資本金へ繰り入れているというものになります。 ですので、この40万9,603円については、あくまでもそのきりのいい数字と、あとは4条の不足分の補填に充てたものということの残りでこの金額が出ているところでございます。そういった形でご理解をまずいただきたいと思います。 続いて431ページ、こちらの上水道の原水浄水、配水給水費のこちらが23節受水費ということで9,495万2,564円という中の駿豆水道分の受水費の負担ですけれども、こちらにつきましては、第一浄水場で上水道につきましてもやはり東部簡易水道と同様、これは受水を受けております。こちらについては、やはり町内の中の自己水源から水運用がこれはできないとき等に、そういった形で県から受水を受けて水運用しているというところがございますので、そういったところでその分に応じて受水費を払っているというところでございます。 それと、続いて460ページになります。 畑、丹那簡易水道、こちらも事業費用の原水浄水及び配水給水費、22節の負担金となります。営農飲雑用水償還金ということで、備考欄に書いてございますが、22節の負担金ということで355万6,802円という形の費用計上してございますが、実際にはこちらについては、そちらの備考欄に書いてありますとおり、償還金のこれは補填をしているというところがございます。 その補填というところでございますけれども、ちょっとこちらのほうが複雑なんですね。過去の経緯がございまして、こちらの水道施設について、利用者の方にご負担をいただいて、それで施設整備をするということがございました。 それにつきましては、この補助金を使ってというところで整備を進めましたので、それについてご本人さんにこれはお金を借りて、これは返済をしているというところがございます。ですので、それに対して町から負担金という形で支出をしているというふうなことで計上しているものということでございます。 以上でございます。 ○議長(中野博君) 14番、加藤議員。 ◆14番(加藤常夫君) すみません、質問は終わったのに、また挙手して申し訳ないんですけれども、先ほど馬籠議員が言われたとおり、下水にしても、水道事業にしても、我々が生活していくには欠かせないものだというのはよく分かっています。 その点でいくと、一般会計からの繰り出しということも仕方ないのかなと思いますけれども、下水については、私、前にちょっと一般質問もさせていただいたんですけれども、都市下水といいますか、町の中の何ていうのかね、人口密集地である程度下水を整備していかなきゃならないというのは分かるんですが、たしか令和6年か8年ごろに、この下水に対する補助金はなくなるというような回答を頂いたような気がするんです。 それで、事業の見直しを図ったらどうだというようなお話をさせてもらったんですが、毎年やっぱり償還金で4億円、5億円払うということは、その後も続くとは思うんですが、事業はどこかで見直しをしないと、毎年やっぱり一般会計から4億円、5億円出るというのは大変なことだと思うんですね、町財政にして。 そういう点を考えると、ぜひ先ほど馬籠議員のほうからもありましたように、ここは考えていかなければならないのではないかなと思います。 ここの簡易水道についても、畑、丹那はたしか牧場の水が元ではないかなと思うんですけれども、いずれにしても、きちっとした経営をしていかないと、なかなか将来的に難しいところが出てくるのではないかなと思いますので、その辺はぜひ注意をしてやっていただきたい。よろしくお願いします。 ○議長(中野博君) ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(中野博君) これをもって質疑を終了します。--------------------------------------- △分科会審査の議決について ○議長(中野博君) 日程第2、分科会審査の議決についての件を議題とします。 お諮りします。本定例会に上程をしております議案第81号から議案第93号までの13件の令和元年度函南町一般会計決算及び特別会計決算認定議案について、これを各常任委員会に付託し、分科会審査とすることにしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(中野博君) 異議なしと認めます。 よって、令和元年度函南町一般会計決算及び特別会計決算認定議案について、これを各常任委員会に付託し、分科会審査とすることに決定しました。--------------------------------------- △議員提出議案第1号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(中野博君) 日程第3、議員提出議案第1号 地方自治法第109条の規定に基づく特別委員会の設置の件を議題とします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 市川政明君。     〔9番 市川政明君登壇〕 ◆9番(市川政明君) それでは、議員提出議案第1号 地方自治法第109条の規定に基づく特別委員会の設置。 1 目的、函南町軽井沢地区のメガソーラー建設計画に係る諸問題の調査研究のため。 2 特別委員会の設置、地方自治法第109条及び函南町議会委員会条例第4条の規定により、定員7名からなる、メガソーラー建設計画問題対策特別委員会を設置する。 令和2年9月11日提出。函南町議会議長、中野博様。 提出者、函南町議会議員、市川政明。 賛成者、同じく岩城仁、同じく古村高、同じく野田哲郎、同じく兵藤慎一、同じく田中正美、同じく植松淳史、同じく杉村清、同じく田口彰一、同じく土屋学、同じく馬籠正明、同じく鈴木晴範、同じく加藤常夫、同じく長澤務、同じく大庭桃子。 以上です。 ○議長(中野博君) 市川政明君の提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(中野博君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了します。 お諮りします。本案は討論を省略し、採決に入ることにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(中野博君) 異議なしと認めます。 これより議員提出議案第1号 地方自治法第109条の規定に基づく特別委員会の設置の件を挙手により採決を求めます。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(中野博君) 挙手全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程の追加 ○議長(中野博君) お諮りします。ただいま設置されましたメガソーラー建設計画問題対策特別委員会の委員の選任についての件を日程に追加し、追加日程第1として直ちに議題としたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(中野博君) 異議なしと認めます。 したがって、メガソーラー建設計画問題対策特別委員会の委員の選任についての件を日程に追加し、追加日程第1として直ちに議題とすることに決定しました。--------------------------------------- △追加日程第1 選第2号 メガソーラー建設計画問題対策特別委員会委員の選任について ○議長(中野博君) 追加日程第1、選第2号 メガソーラー建設計画問題対策特別委員会委員の選任についてを件を議題とします。 メガソーラー建設計画問題対策特別委員会の委員の選任については、函南町議会委員会条例第5条第4項の規定により、岩城仁君、古村高君、兵藤慎一君、植松淳史君、馬籠正明君、長澤務君、大庭桃子君、以上7名を指名したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(中野博君) 異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしました7名の諸君をメガソーラー建設計画問題対策特別委員に選任することに決定しました。 ただいま選任されましたメガソーラー建設計画問題対策特別委員の方々は、次の休憩中に委員会を開き、正副委員長の互選を行い、その結果を議長宛てにご報告願います。 ここで暫時休憩いたします。                              (午後2時24分)--------------------------------------- ○議長(中野博君) 休憩を解いて会議を再開します。                              (午後2時43分)--------------------------------------- ○議長(中野博君) メガソーラー建設計画問題対策特別委員会より、正副委員長の報告が議長宛てになされました。 報告します。 委員長、馬籠正明君。副委員長、長澤務君。 以上であります。--------------------------------------- △休会の議決 ○議長(中野博君) 日程第4、休会の議決についてお諮りします。議事の都合により9月12日から10月1日までの20日間を休会にしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(中野博君) 異議なしと認めます。 よって、9月12日から10月1日までの20日間を休会とすることに決しました。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(中野博君) 以上で本日の日程は全部終了しました。 本日は、これにて散会します。 次の会議は10月2日午前9時からです。 ご苦労さまでした。                              (午後2時44分)...