令和 2年 9月 定例会 令和2年第3回(9月)
函南町議会定例会議事日程(第6号) 令和2年9月11日(金曜日)午前9時開議日程第1 (議案第81号から議案第93号までを一括議題とする) 議案第81号 令和元年度函南町
一般会計歳入歳出決算認定について 議案第82号 令和元年度函南町
土地取得特別会計歳入歳出決算認定について 議案第83号 令和元年度函南町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について 議案第84号 令和元年度函南町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について 議案第85号 令和元年度函南町
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について 議案第86号 令和元年度函南町
下水道事業特別会計決算認定について 議案第87号 令和元年度函南町
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について 議案第88号 令和元年度函南町
上水道事業特別会計決算認定について 議案第89号 令和元年度函南町畑、
丹那簡易水道特別会計決算認定について 議案第90号 令和元年度函南町田代、軽井沢、
丹那地区簡易水道特別会計決算認定について 議案第91号 令和元年度函南町
東部簡易水道特別会計決算認定について 議案第92号 令和元年度函南町平井財産区
特別会計歳入歳出決算認定について 議案第93号 令和元年度函南町上沢財産区
特別会計歳入歳出決算認定について日程第2 分科会審査の議決について日程第3 議員提出議案第1号 地方自治法第109条の規定に基づく特別委員会の設置 (
メガソーラー建設計画問題対策特別委員会の設置)日程第4 休会の
議決---------------------------------------本日の会議に付した事件 日程第1から日程第3 追加日程第1 選第2号
メガソーラー建設計画問題対策特別委員会委員の選任について 日程第4
---------------------------------------出席議員(16名) 1番 岩城 仁君 2番 古村 高君 3番 野田哲郎君 4番 兵藤慎一君 5番 田中正美君 6番 植松淳史君 7番 杉村 清君 8番 田口彰一君 9番 市川政明君 10番 土屋 学君 11番 馬籠正明君 12番 中野 博君 13番 鈴木晴範君 14番 加藤常夫君 15番 長澤 務君 16番 大庭桃子君欠席議員(なし
)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名 町長 仁科喜世志君 副町長 佐野章夫君 会計管理者 鈴木由紀子君 教育長 山邉義彦君 総務部長 梅原宏幸君 厚生部長 杉山浩巳君 建設経済部長 田中敏博君 教育次長 大沼裕幸君 総務課長 村上克司君 企画財政課長 平井輝久君 税務課長 櫻田英樹君 管財課長 露木元徳君 住民課長 廣田克幸君
都市計画課長 江田朝夫君
健康づくり課長 西原武人君 福祉課長 長屋容美君 環境衛生課長 加藤裕一君 生涯学習課長 渡辺正樹君 建設課長 西川公次君 産業振興課長 松井 仁君
上下水道課長 冨田貴志君
子育て支援課長 飯島正紀君
---------------------------------------職務のため出席した者の職氏名 事務局長 木代伸二 書記
小竹亮平---------------------------------------
△開議の宣告
○議長(中野博君) 皆さん、おはようございます。 ただいまの出席議員は16名です。定足数に達していますので、これより9月定例会第6日目の会議を開きます。 (午前9時00分)
---------------------------------------
△議事日程の報告
○議長(中野博君) 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりです。 これより10日の日程で延会となりました議事を継続します。
---------------------------------------
△議案第81号~議案第93号の上程、説明、質疑
○議長(中野博君) 日程第1、
特別会計決算の細部説明を続けます。
上水道事業特別会計及び各
簡易水道特別会計決算について、
上下水道課長。 〔
上下水道課長 冨田貴志君登壇〕
◎
上下水道課長(冨田貴志君) おはようございます。 それでは、議案第88号について細部説明をいたします。 初めに、議案を朗読いたします。 議案第88号 令和元年度函南町
上水道事業特別会計決算認定について。
地方公営企業法第30条第4項の規定により、令和元年度函南町
上水道事業特別会計決算を、
別紙監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。 令和2年9月10日提出。函南町長、仁科喜世志。 408ページ、409ページをお願いいたします。
上水道事業特別会計決算の収益的収入及び支出で、3条の営業活動でございます。 決算額のみ読み上げます。単位は円、税込みでございます。 第1
款水道事業収益6億1,828万6,216円、第1項営業収益5億3,426万2,620円、第2項営業外収益8,402万3,596円、第3項特別利益はございません。 次に、支出です。 第1
款水道事業費用4億9,121万9,803円、第1項営業費用4億7,202万1,859円、第2項営業外費用1,907万9,664円、第3項特別損失11万8,280円、第4項予備費はございません。 次の410、411ページをお願いいたします。 資本的収入及び支出で、4条の
建設改良費等に係る収支です。 収入です。 第1
款資本的収入164万5,600円、第1項企業債及び第2項工事分担金はございません。第5項その他分担金164万5,600円です。 支出です。 第1
款資本的支出1億8,252万2,031円、第1項建設改良費1億4,024万151円、第2項
企業債償還金4,228万1,880円です。 410ページの下の欄外をご覧ください。
資本的収入額が
資本的支出額に不足する額1億8,087万6,431円につきましては、
当年度分消費税資本的収支調整額、
当年度分損益勘定留保資金、減債積立金及び
建設改良積立金で補填をいたしました。 次の412ページをお願いいたします。 令和元年度の損益計算書になります。経営の状況を見るもので、単位は円、税抜きでございます。 1の営業収益は、給水収益、
受託給水工事収益、その他営業収益で、4億9,260万5,794円です。 2の営業費用は、原水浄水及び配水給水費、
受託給水工事費、総係費、減価償却費、資産減耗費、4億5,207万3,648円となり、営業利益は4,053万2,146円です。 3の営業外収益は、受取利息及び配当金、水道加入金、
長期前受金戻入益、雑収益で8,172万4,855円となりました。 4の営業外費用は、支払利息及び
企業債取扱諸費と雑支出で803万8,237円となり、営業外収益は7,368万6,618円となりました。経常利益は、営業利益に営業外収益を加え、営業外費用を差し引いたもので、1億1,421万8,764円となりました。 5の特別損失は10万9,522円で、当年度純利益は経常利益から特別損失を差引き1億1,410万9,242円となりました。当年度未
処分利益剰余金は、当年度純利益に前年度
繰越利益剰余金とその他未
処分利益剰余金変動額6,705万5,867円を加え、1億8,746万5,470円となりました。 次のページをお願いいたします。 令和元年度の剰余金の計算となります。資本金、剰余金の年間の推移を見る表でございます。 前年度の剰余金処分の議決を受け、積立金や組入れ処分を行ったものに令和元年度の
資本的収支補填分と当年度当期純利益を加え、剰余金の計算をしたものでございます。資本合計は、資本金と資本剰余金、利益剰余金の合計となりますが、当年度純利益分が追加となり、29億9,511万7,474円となります。 次のページをお願いいたします。 令和元
年度上水道会計の
剰余金処分計算書です。議案第80号で剰余金の処分について議決をいただいているものでございます。 処分内容は、未
処分利益剰余金1億8,746万5,470円を減債積立金に6,000万円、
建設改良積立金に6,000万円を積立て処分し、その他未
処分利益剰余金変動額6,705万5,867円を資本金へ組み入れるよう処分を行うものです。その結果、処分後の未
処分利益剰余金の残高は40万9,603円となるとともに、資本金は6,705万5,867円増え22億5,468万4,256円となるものでございます。 次の416ページをお願いいたします。 貸借対照表になります。これは令和元年度末の
上水道事業会計の資産、負債、資本の状況を表すものでございます。 資産合計の額は負債合計と資本合計を合算したものと同額となります。 資産の部ですが、資産合計の金額は47億6,353万373円でございまして、土地や建物などの固定資産が38億9,414万7,921円、現金等の流動資産が8億6,938万2,452円となりました。 次に、負債の部です。 負債合計は、固定負債、流動負債、繰延収益の合計で17億6,841万2,899円となりました。 次に、資本の部ですが、資本金が21億8,762万8,389円、剰余金合計は資本剰余金と利益剰余金で8億748万9,085円となりました。負債資本の合計額は、資産合計と同額の47億6,353万373円となりました。 次の418と419ページをお願いいたします。 ここでは
地方公営企業会計基準にのっとり、財務諸表の作成に当たり注記事項の記載義務により記載をしたものでございます。資産の評価方法や
減価償却方法、引当金の計上方法について記載をしてございます。 420ページをお願いいたします。 令和元年度函南町
上水道事業特別会計事業報告書となります。 事業概要としての統括事項と令和元年度に実施した
改良工事概況の報告になります。 421ページには、
建設改良保存工事の概況でありまして、年次計画による配水管の新設布設、老朽管の布設替え、浄水場の
設備改修工事等について記載をしたものでございます。 次の422ページをお願いいたします。 業務概要となります。前年度の数値と比較をして記載をしたものでございます。 令和元年度の主な項目になりますが、上から4行目、現在給水人口が3万3,635人で13人の増、1つ飛んで、給水戸数は1万4,415戸で188戸の増、1つ飛んで、年間総配水量が505万8,519立方メートルで2万6,498立方メートルの減、1日最大配水量が1万5,442立方メートル、1日平均配水量が1万3,821立方メートル、
年間総有収水量につきましては385万6,149立方メートルで、5万780立方メートルの減、有収率については76.2%で0.6%の減となりました。 下から3行目、供給単価は124円10銭で25銭の増、給水原価は104円77銭で6円51銭の増となりました。 424ページをお願いいたします。 事業収入に関する事項です。 412ページの損益計算書の収入部分に相当するもので、前年度と比較するものです。 下段のロは、給水収益のうち用途別の内訳となっております。 次の425ページをお願いいたします。 事業費用に関する事項です。これも412ページの損益計算書の費用部分に相当するもので、前年度と比較をしているものでございます。 次の426ページをお願いいたします。 ロ、費用構成は、前ページの事業費用を細かく節単位の科目ごとに区分し、前年度と対比し掲載をしております。 428ページをお願いいたします。 企業債の概況です。 令和元年度末の企業債残高は3億2,541万6,667円となります。 次の429ページをお願いいたします。
キャッシュフロー計算書です。現金の流れを見る表となります。 業務活動による
キャッシュフローでは、当年度純利益、減価償却費、引当金、未収金や未払金等の増減によるもので、1億1,844万3,525円となりました。投資活動による
キャッシュフローは、工事等資産の取得等に係るものでマイナスの1億2,613万5,094円。財務活動による
キャッシュフローは、企業債の償還に係るものでマイナスの4,228万1,880円となり、当期分の現金資金は4,997万3,449円減り、
資金期末残高は7億2,352万2,698円となりました。 次の430ページをお願いいたします。 令和元
年度収益費用明細書です。単位は円、税抜きとなります。 3条予算の収益的収入の事業収益で5億7,433万649円で、営業収益と営業外収益の合計となります。1項の営業収益のうち97.2%を占める給水収益は4億7,854万6,768円です。
受託給水工事収益は59万6,100円で、
下水道工事等の切り回しや水道管破損の補償によるものです。その他営業収益は1,346万2,926円で、主なものは
竣工検査手数料や
簡易水道事業や下水道事業からの事務事業費の手数料となります。 続きまして、2項の営業外収益で、受取利息及び配当金15万8,603円、
定期預金利息等でございます。 水道加入金は2,601万640円で、
上水道加入分担金148件分となります。
長期前受金戻入は5,555万4,993円です。 雑収益は消費税の端数調整を行った分の
消費税戻入分となります。 以上が
水道事業収益でございます。 次の431ページをお願いいたします。 収益的支出の事業費用は4億6,022万1,407円となりました。営業費用の1目原水浄水及び配水給水費で1億9,235万1,669円です。これは浄水場、配水池、施設管路の維持管理に要する費用です。 主な支出は、13節委託料で
浄水場管理業務や
工業計器点検業務等で2,899万2,499円、手数料は569万2,160円で、水道法第20条に係る水質検査となります。修繕費は3,148万7,968円で、漏水修理等88件に係る費用となります。なお、この金額には、令和元
年度メーター交換3,351戸を行いました費用1,100万円を含んでおります。動力費は2,448万5,694円で、浄水場の電気料となります。受水費は9,495万2,564円で、駿豆水道の受水費と八ツ溝用水の水源涵養費です。 2目の
受託給水工事は54万5,000円で、
下水道工事等に伴う
配水管切り回しや
破損修理工事で、11件分の受託工事です。 3目の総係費は1億226万879円で、料金の
賦課徴収等事務費に係る費用で、主なものは職員8人の人件費と、13節の委託費は3,067万2,267円で、検針業務委託や
窓口受付等業務委託となります。 次の432ページをお願いいたします。 4目の減価償却費は1億5,306万6,592円で、
有形固定資産の当期償却分です。 5目の資産減耗費は、水道管切り回し工事等により残存価額のある資産等を除却等した費用で384万9,508円です。 2項1目の支払利息及び
企業債取扱諸費は、企業債の支払利息で785万3,805円です。 3項特別損失の
過年度損益修正損は、過年度分の漏水減免等による更正分10万9,522円です。 次の433ページをお願いいたします。
資本的収支明細書です。 資本的収入で1項企業債及び2項の工事分担金はございません。 5項その他分担金の
受託工事分担金は、
建設課道路改良工事による水道管切り回しに係るもので、164万5,600円です。 資本的支出は1億8,252万2,031円となりました。配水管の布設替え、施設の更新等に係る費用で、1項1目の
配水設備改良費は1億3,984万9,031円で、主なものは工事請負費1億3,211万8,160円で、工事12件分となります。 2項1目
企業債償還金は4,228万1,880円で、令和元年度末の未償却残高は3億2,541万6,667円となりました。 借入れをいたしました企業債の一覧は、436ページから439ページの
企業債明細書となります。 以上で
上水道事業特別会計決算の細部説明を終わります。 引き続きまして、畑、
丹那簡易水道特別会計の決算についての細部説明をいたします。 初めに、議案を朗読いたします。 議案第89号 令和元年度函南町畑、
丹那簡易水道特別会計決算認定について。
地方公営企業法第30条第4項の規定により、令和元年度函南町畑、
丹那簡易水道特別会計決算を、
別紙監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。 令和2年9月10日提出。函南町長、仁科喜世志。 440ページ、441ページをお願いいたします。 畑、
丹那簡易水道特別会計決算の収益的収入及び支出で、3条の営業活動でございます。 決算額のみ読み上げます。単位は円、税込みでございます。 第1
款水道事業収益1,005万290円、第1項営業収益567万2,400円、第2項営業外収益437万7,890円、第3項特別利益はございません。 次に支出です。 第1
款水道事業費用1,013万402円、第1項営業費用988万2,363円、第2項営業外費用22万7,039円、第3項特別損失2万1,000円、第4項予備費はございません。 440ページの下の欄外をご覧ください。
収益的収入不足額に充てるため基金20万8,000円を取崩しました。 442ページ、443ページをお願いいたします。 資本的収入及び支出で4条の建設改良等に係る収支です。 収入です。 第1
款資本的収入はございません。 支出です。 第1
款資本的支出18万3,821円、第1項建設改良費8,874円、第2項
企業債償還金17万4,899円、第3項基金積立金48円です。 442ページの下の欄外をご覧ください。
資本的収支不足額18万3,821円は、引継金で補填をいたしました。 444ページをお願いいたします。 令和元年度の損益計算書になります。 経営の状況を見るもので、単位は円、税抜きとなります。 1の営業収益は給水収益、その他営業収益で520万4,274円です。 2の営業費用は、原水浄水及び配水給水費、総係費、減価償却費、971万483円となり、営業利益は450万6,209円のマイナスとなりました。 3の営業外収益は、受取利息及び配当金、
長期前受金戻入益、雑収益で437万7,890円となりました。 4の営業外費用は、支払利息及び
企業債取扱諸費で22万7,039円となり、営業外損益は415万851円となりました。 経常利益は営業利益に営業外収益を加え、営業外費用を差し引いたもので35万5,358万のマイナスとなりました。 5の特別損失は2万1,000円で、当年度純利益は経常利益から特別損失を差引き37万6,358円のマイナスとなりました。 当年度未
処分利益剰余金は、当年度純利益にその他未
処分利益剰余金変動額20万7,952円を加え、16万8,406円の損失となりました。 445ページと446ページをお願いいたします。 令和元年度の剰余金の計算書となります。資本、剰余金の年間の推移を見る表となります。
公営企業会計への移行に伴い、基金積立金を期首の利益剰余金に組込み2,353万6,609円とし、基金20万8,000円を取り崩した分は未
処分利益剰余金に振り替え、利息48円は未
処分利益剰余金から基金に振り替えています。 自己資本金567万6,244円と
利益剰余金合計2,316万251円を加え、資本合計2,883万6,495円となりました。 447ページをお願いいたします。 令和元年度畑、
丹那簡易水道特別会計の
剰余金処分計算書となります。 同特別会計における剰余金処分はございません。 448ページ、449ページをお願いいたします。 貸借対照表です。 資産の部ですが、資産合計の金額は5,297万7,474円でございまして、土地・構築物などの固定資産が5,135万1,573円、現金等の流動資産が162万5,901円となりました。 次に、負債の部です。負債合計は固定負債、流動負債、繰延収益の合計で2,414万979円となりました。 次に、資本の部ですが、資本金が567万6,244円、剰余金合計は基金積立金から当年度未
処分利益剰余金のマイナス分を除いた2,316万251円となりました。 負債資本の合計額は、資産合計と同額の5,297万7,474円となりました。 450ページをお願いいたします。 ここでは、
地方公営企業会計基準にのっとり、財務諸表の作成に当たり注記事項の記載義務により記載したものでございます。 資産の評価方法や
減価償却方法、引当金の計上方法について記載をしてございます。 451ページをお願いいたします。 令和元年度函南町畑、
丹那簡易水道特別会計事業報告書です。 事業概況として、総括事項や令和元年度に実施した保存工事等の報告書となります。 452ページをお願いいたします。 業務概要です。 前年度の数値と比較して記載をしたものでございます。 令和元年度の主な項目については、上から4行目、現在給水人口が419人で13人の減、1つ飛んで給水戸数は164戸で2戸の増、1つ飛んで年間総配水量が24万3,189立方メートルで1万5,995立方メートルの増、1日最大配水量が924立方メートル、1日平均配水量が664立方メートル、
年間総有収水量につきましては11万5,860立方メートルで、9,992立方メートルの減、有収率については47.6%で7.8%の減となりました。 下から3行目、供給単価は44円85銭で給水原価は50円45銭となりました。 454ページをお願いいたします。 事業収入に関する事項です。444ページの損益計算書の収入部分に相当するものです。 なお、畑、
丹那簡易水道特別会計は平成31年4月1日より
地方公営企業法の一部適用をし、
公営企業会計として経理を開始したため、令和元年度分のみの記載としております。 下段のロは、給水収益のうち用途別の内訳となってございます。 455ページをお願いいたします。 事業費用に関する事項です。これも444ページの損益計算書の費用部分に相当するものです。 456ページをご覧ください。 ロの費用構成は前ページの事業費用を細かく節単位の科目ごとに区分したものを記載してございます。 457ページをお願いいたします。 4、会計、(2)企業債及び一時借入金、概況で令和元年度末の企業債残高は373万6,611円となります。これは
公営企業会計に移行する際に借入れをしました
公営企業適用債となります。 458ページをお願いいたします。
キャッシュフロー計算書です。 業務活動による
キャッシュフローでは、当年度純利益、減価償却費、
長期前受金戻入益、未払金や未収金等の増減によるもので、マイナスの16万7,762円となりました。 投資活動による
キャッシュフローは、固定資産の取得等に係るものでマイナス8,874円、財務活動による
キャッシュフローは、企業債の償還に係るものでマイナスの17万4,899円となり、当期分の現金資金は35万1,535円減り、
資金期末残高は119万2,475円となりました。 459ページをお願いいたします。 令和元
年度収益費用明細書となります。単位は円、税抜きです。 3条予算の収益的収入の事業収益で958万2,164円で、営業収益と営業外収益の合計となります。1項の営業収益では給水収益520万2,774円です。その他営業収益は量水器取付け手数料です。 続きまして、2項の営業外収益では、受取利息及び配当金48円で定期預金の利息でございます。
長期前受金戻入は408万4,297円です。雑収益は免税事業者となるため仮受消費税を戻入するものでございます。 459ページの下の欄外をご覧ください。 3条予算の収益的収支不足額に充てるため、基金20万8,000円を取り崩しました。 以上が
水道事業収益でございます。 460ページをお願いいたします。 収益的支出の事業費用は995万8,522円となりました。営業費用の1目原水浄水及び配水給水費で507万5,895円です。これは浄水場、配水池、施設管路等の維持管理に要する費用となります。 主なものは、14節手数料は95万円で、水道法第20条に係る水質検査に係るものでございます。22節負担金は355万6,802円で、営農飲雑用水償還金です。 3目の総係費は51万2,118円で、主なものは13節委託料35万1,364円で、料金の
賦課徴収等事務費に係ります費用と
公営企業会計システム支援業務委託に係る費用でございます。 461ページをお願いいたします。 4目減価償却費で412万2,470円です。
有形固定資産の当期償却分です。 2項営業外費用、1目の支払利息及び
企業債取扱諸費は、企業債の支払利息で22万7,039円です。 3項特別損失のその他特別損失は、貸倒引当金2万1,000円です。 462ページをお願いいたします。
資本的収支明細書です。 資本的収入はございません。 資本的支出は18万3,821円となりました。1項2目の営業設備費は8,874円で、量水器出庫代です。 2項1目
企業債償還金は17万4,899円です。令和元年度末の未償却残高は373万6,611円となりました。 借り入れた企業債の一覧は、463ページから464ページの
企業債明細書となります。 465ページをお願いいたします。 畑、丹那簡易水道基金です。当年度中の基金増減額の内訳は、新規積立金ゼロ、利息48円、取崩し20万8,000円で、20万7,952円の減となり、当年度末残高は2,332万8,657円となりました。 以上で畑、
丹那簡易水道特別会計決算の細部説明を終わります。 引き続きまして、田代、軽井沢、丹那地区簡易水道特別会計の決算についての細部説明をいたします。 初めに、議案を朗読いたします。 議案第90号 令和元年度函南町田代、軽井沢、
丹那地区簡易水道特別会計決算認定について。
地方公営企業法第30条第4項の規定により、令和元年度函南町田代、軽井沢、丹那地区
簡易水道特別会計決算を、
別紙監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。 令和2年9月10日提出。函南町長、仁科喜世志。 466ページ、467ページをお願いいたします。 田代、軽井沢、丹那地区
簡易水道特別会計決算の収益的収入及び支出で、3条の営業活動でございます。 決算額のみ読み上げます。単位は円、税込みでございます。 第1
款水道事業収益3,989万3,080円、第1項営業収益1,043万6,390円、第2項営業外収益2,945万6,690円、第3項特別利益はございません。 次に支出です。 第1
款水道事業費用4,378万307円で、第1項営業費用3,726万6,250円、第2項営業外費用1万7,057円、第3項特別損失649万7,000円、第4項予備費はございません。 466ページの下の欄外をご覧ください。
収益的収入不足額に充てるため基金550万4,963円を取崩しました。また、営業外収益には資本的支出に関する消費税調整額161万7,736円が含まれております。 468ページ、469ページをお願いいたします。 資本的収入及び支出で4条の建設改良等に係る収支です。 収入です。 第1
款資本的収入2,165万37円、第6項基金2,165万37円です。 支出です。 第1
款資本的支出2,189万8,835円、第1項建設改良費2,154万8,022円、第2項
企業債償還金35万793円、第3項基金積立金20円です。 468ページの下の欄外をご覧ください。
資本的収支不足額24万8,798円は、引継金で補填をいたしました。 470ページをお願いいたします。 令和元年度の損益計算書になります。単位は円、税抜きです。 1の営業収益は給水収益、その他営業収益で957万6,182円です。 2の営業費用は、原水浄水及び配水給水費、総係費、減価償却費、資産減耗費で3,651万6,029円となり、営業利益は2,693万9,847円のマイナスとなりました。 3の営業外収益は、受取利息及び配当金、水道加入金、
長期前受金戻入益、雑収益で2,739万8,941円となりました。 4の営業外費用は、支払利息及び
企業債取扱諸費で1万7,057円となり、営業外損益は2,738万1,884円となりました。 経常利益は営業利益に営業外収益を加え、営業外費用を差し引いたもので44万2,037円となりました。 5の特別損失は594万7,000円で、当年度純利益は経常利益から特別損失を差引き550万4,963円のマイナスとなりました。 当年度未
処分利益剰余金は、当年度純利益にその他未
処分利益剰余金変動額2,715万4,980円を加え、2,165万17円となりました。 令和元年度の田代、軽井沢、丹那地区簡易水道特別会計の当年度純利益は、550万4,963円の損失でありました。 経常利益では44万2,037円の利益が出ているものの、5のその他の特別損失では昨年の10月に襲来いたしました台風19号による下丹那配水池送水管破断復旧費用と貸倒引当金に基金を取り崩したため、非常に厳しい経営で決算を迎えたこととなりました。 471ページ、472ページをお願いいたします。 令和元年度の剰余金の計算書となります。資本金、剰余金の年間の推移を見る表となります。
公営企業会計への移行に伴い、基金積立金を期首の利益剰余金に組み込み3,150万7,157円とし、基金2,715万5,000円を取り崩した分は未
処分利益剰余金に振り替え、利息20円は未
処分利益剰余金から基金に振り替えております。 自己資本金608万2,091円と
利益剰余金合計2,600万2,894円を加え、資本合計3,208万4,985円となりました。 473ページをお願いいたします。 令和元年度田代、軽井沢、丹那地区簡易水道特別会計の
剰余金処分計算書です。 同特別会計における剰余金処分はございません。 474ページ、475ページをお願いいたします。 貸借対照表です。 資産の部ですが、資産合計の金額は2億3,626万5,781円でございまして、土地や建物などの固定資産が2億3,067万8,383円、現金等の流動資産が558万7,398円となりました。 次に、負債の部です。負債合計は固定負債、流動負債、繰延収益の合計で2億418万796円となりました。 次に、資本の部ですが、資本金が608万2,091円で、剰余金合計は基金積立金に当年度未
処分利益剰余金を加えた2,600万2,894円となりました。 負債資本の合計額は、資産合計と同額の2億3,626万5,781円となりました。 476ページをお願いいたします。 ここでは、
地方公営企業会計基準にのっとり、財務諸表の作成に当たり注記事項の記載義務により記載をしたものでございます。 477ページをお願いいたします。 令和元年度函南町田代、軽井沢、丹那地区簡易水道特別会計事業報告書です。 事業概況として、総括事項や令和元年度に実施をいたしました改良工事等の報告書です。 477ページ、下段2の工事については、改良保存工事の概況でありまして、鬢の沢水源取水ポンプの更新工事等について記載をしたものでございます。 次のページをお願いいたします。 業務の概況となります。前年度の数値と比較をいたしまして掲載したものでございます。 上から4行目、現在給水人口が784人で3人の減、1つ飛んで給水戸数は317戸で1戸の増、1つ飛んで年間総配水量が36万4,646立方メートルで3万9,108立方メートルの減、1日最大配水量は1,239立方メートル、1日平均配水量が996立方メートル、
年間総有収水量は17万2,479立方メートルで、5,624立方メートルの減、有収率は47.3%で3.2%の増となりました。 下から3行目、供給単価は48円30銭で給水原価は53円60銭となりました。 480ページをお願いいたします。 事業収入に関する事項です。470ページの損益計算書の収入部分に相当するものです。 なお、田代、軽井沢、丹那地区簡易水道特別会計は平成31年4月1日より
地方公営企業法の財務規定適用をし、
公営企業会計として経理を始めているため、令和元年度分のみ記載をしてございます。 下段のロは、給水収益のうち用途別の内訳となってございます。 481ページをお願いいたします。 事業費用に関する事項です。これも470ページの損益計算書の費用部分に相当するものです。 482ページをお願いいたします。 ロの費用構成は、前ページの事業費用を細かく節単位の科目ごとに区分し記載をしたものでございます。 483ページをお願いいたします。 4の会計、(1)500万円以上の契約金額の工事を示した一覧と、(2)は企業債の概況です。令和2年度末の企業債残高は548万246円となりました。これは
公営企業会計に移行する際に借り入れた
公営企業適用債となります。 484ページをお願いいたします。
キャッシュフロー計算書です。 業務活動による
キャッシュフローでは、当年度純利益、減価償却費、引当金、未収金や未収金等の増減によるもので、マイナスの145万2,708円となりました。 投資活動による
キャッシュフローは、固定資産の取得等に係るもので171万2,155円、財務活動による
キャッシュフローは、企業債の償還に係るものでマイナス35万793円となり、当期分の現金資金は9万1,346円減り、
資金期末残高は253万5,323円となりました。 485ページをお願いいたします。 令和元
年度収益費用明細書です。単位は円、税抜きとなります。 3条予算の収益的収入の事業収益で3,697万5,123円で、営業収益と営業外収益の合計となります。1項の営業収益のうち87.3%を占める給水収益は835万6,182円です。その他営業収益は122万円で
竣工検査手数料と深井戸使用料です。 続きまして、2項の営業外収益では、受取利息及び配当金20円で
定期預金利息等でございます。水道加入金は13万8,889円で、加入分担金1件分です。
長期前受金戻入は2,725万9,893円です。雑収益は消費税の端数調整を行った分の
消費税戻入分です。 以上が
水道事業収益でございます。 486ページをお願いいたします。 収益的支出の事業費用は4,248万86円となりました。営業費用の1目原水浄水及び配水給水費で801万9,438円です。これは浄水場、配水池、施設管路等の維持管理に要する費用となるものです。 主な支出は、10節光熱水費は248万2,846円で浄水場等の電気料です。13節委託料は108万6,121円で水道施設維持管理業務に係る費用です。14節手数料は211万1,000円で水道法第20条に係る水質検査料です。16節修繕費は182万2,500円で漏水修理等24件に係る費用です。 3目の総係費は102万553円で、主なものは13節委託料69万1,819円で、料金の賦課徴収事務費と
公営企業会計システム支援業務委託に係る費用でございます。 487ページをお願いいたします。 4目の減価償却費は2,743万32円で、
有形固定資産の当期償却分です。5目の資産減耗費は4万6,006円で、残存価格のある資産を除却した費用です。 2項1目の支払利息及び
企業債取扱諸費は1万7,057円で、企業債の支払利息です。 3項4目のその他特別損失は594万7,000円で、台風第19号の被害に伴う下丹那配水池送水管復旧修理分と貸倒引当金になります。 488ページをお願いいたします。
資本的収支明細書です。 資本的収入、6項基金は2,165万37円で、これは基金の取崩しによるものでございます。充当先の主なものは、配水施設改良費の工事請負費に充当いたしました。 資本的支出は2,189万8,835円となりました。1項1目の
配水設備改良費は2,147万2,160円で、工事請負費2件分です。1項2目の営業設備費は7万5,862円で、量水器出庫代です。 2項1目
企業債償還金は35万793円で、令和元年度末の未償却残高は548万246円となりました。 借り入れた企業債の一覧は、489ページから490ページの
企業債明細書となります。 491ページをお願いいたします。 田代、軽井沢、丹那地区簡易水道基金です。当年度中の基金増減額の内訳は、新規積立金ゼロ円、利息20円、基金取崩し2,715万5,000円で、2,015万4,980円の減となり、当年度末残高は435万2,877円となりました。 以上で田代、軽井沢、丹那地区簡易水道特別会計の細部説明を終わります。
○議長(中野博君) 細部説明の中途ですが、ここで10分間休憩をします。 (午前9時59分)
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○議長(中野博君) 休憩を解いて会議を再開します。 (午前10時10分)
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○議長(中野博君) 細部説明を続けます。
上下水道課長。 〔
上下水道課長 冨田貴志君登壇〕
◎
上下水道課長(冨田貴志君) それでは、引き続きまして、議案第91号について細部説明をいたします。 初めに、議案を朗読いたします。 議案第91号 令和元年度函南町
東部簡易水道特別会計決算認定について。
地方公営企業法第30条第4項の規定により、令和元年度函南町東部
簡易水道特別会計決算を、
別紙監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。 令和2年9月10日提出。函南町長、仁科喜世志。 492ページ、493ページをお願いいたします。 東部
簡易水道特別会計決算の収益的収入及び支出で、3条の営業活動でございます。 決算額のみ読み上げます。単位は円、税込みでございます。 第1
款水道事業収益1億8,338万2,713円、第1項営業収益1億1,961万5,052円、第2項営業外収益6,376万7,661円、第3項特別利益はございません。 次に支出です。 第1
款水道事業費用1億8,228万2,038円、第1項営業費用1億7,256万6,815円、第2項営業外費用2万4,023円、第3項特別損失969万1,200円、第4項予備費はございません。 494ページ、495ページをお願いいたします。 資本的収入及び支出で4条の建設改良等に係る収支です。 収入です。 第1
款資本的収入1,186万4,000円、第6項基金1,186万4,000円です。 支出です。 第1
款資本的支出2,255万3,966円、第1項建設改良費2,221万1,666円、第2項
企業債償還金34万1,849円、第3項基金積立金451円です。 494ページの下の欄外をご覧ください。
資本的収入額が
資本的支出額に不足する額1,068万9,966円につきましては、
当年度分消費税資本的収支調整額193万2,380円、当年度引継金875万7,586円で補填いたしました。 496ページをお願いいたします。 令和元年度の損益計算書になります。経営の状況を見るもので、単位は円、税抜きです。 1の営業収益は給水収益、その他営業収益で1億976万9,663円です。 2の営業費用は、原水浄水及び配水給水費、総係費、減価償却費、資産減耗費で1億6,392万6,652円となり、営業利益は5,415万6,989円のマイナスとなりました。 3の営業外収益は、受取利息及び配当金、水道加入金、
長期前受金戻入益、雑収益、消費税還付額で6,298万4,695円となりました。 4の営業外費用は、支払利息及び
企業債取扱諸費で2万4,023円となり、営業外損益は6,296万672円となりました。 経常利益は営業利益に営業外収益を加え、営業外費用を差し引いたもの880万3,683円となりました。 5の特別損失はマイナスの967万9,260円で、当年度純利益は経常利益から特別損失を差引き87万5,577円のマイナスとなりました。 当年度未
処分利益剰余金は、当年度純利益にその他未
処分利益剰余金変動額1,186万3,549円を加え、1,098万7,972円となりました。 497ページと498ページをお願いいたします。 令和元年度の剰余金計算書となります。資本金、剰余金の年間の推移を見る表でございます。
公営企業会計への移行に伴いまして、基金積立金を期首の利益剰余金に組み込み1億5,637万5,469円とし、基金1,186万4,000円を取り崩した分は未
処分利益剰余金に振り替え、利息451円は未
処分利益剰余金から基金に振り替えております。 自己資本金6,942万4,194円と
利益剰余金合計1億5,549万9,892円を加え、資本合計2億7,817万5,431円となりました。 499ページをお願いいたします。 令和元年度東部簡易水道特別会計の
剰余金処分計算書です。 同特別会計における剰余金処分はございません。 500ページ、501ページをお願いいたします。 貸借対照表です。 資産の部です。資産の合計金額は6億2,825万8,648円でございまして、土地や建物などの有形資産が5億7,648万2,323円、現金等の流動資産が5,177万6,325円となりました。 次に、負債の部です。負債合計は固定負債、流動負債、繰延収益の合計で3億5,008万3,217円となりました。 次に、資本の部ですが、資本金が6,942万4,194円、剰余金合計は資本剰余金と利益剰余金で2億875万1,237円となりました。 負債資本の合計額は、資産合計と同額の6億2,825万8,648円となりました。 502ページをお願いいたします。 ここでは、地方
公営企業会計の基準にのっとり、財務諸表の作成に当たり注記事項の記載義務により記載をしておるものでございます。 503ページをお願いいたします。 令和元年度函南町東部簡易水道特別会計事業報告書です。 事業概況として、総括事項や令和元年度に実施をいたしました改良工事等の報告書になります。 なお、平成31年4月1日より
地方公営企業法の一部を適用し、
公営企業会計として経理を開始しているところでございます。 2の工事(2)は、100万円以上の改良工事の概況です。 504ページをお願いいたします。 業務の概要です。前年度の数値と比較して掲載したものでございます。 令和元年度の主な項目については、上から4行目、現在給水人口が2,056人で21人の減、1つ飛んで給水戸数は2,691戸で11戸の増、1つ飛んで年間総配水量が78万7,270立方メートルで2万3,388立方メートルの減、1日最大配水量が3,024立方メートル、1日平均配水量は2,151立方メートル、
年間総有収水量につきましては55万7,984立方メートルで、1万9,638立方メートルの増、有収率については70.9%で4.5%の増となりました。 下から3行目、供給単価は196円64銭で給水原価は185円48銭となりました。 506ページをお願いいたします。 事業収入に関する事項です。496ページの損益計算書の収入部分に相当するものです。 下段のロは、給水収益のうち用途別の内訳となってございます。 507ページをお願いいたします。 事業費用に関する事項です。これも496ページの損益計算書の費用部分に相当するものです。 508ページをお願いいたします。 ロの費用構成は、前ページの事業費用を細かく節単位の科目ごとに区分し記載をしてございます。 509ページをお願いいたします。 4の会計、(1)500万円以上の契約金額の工事をお示しした一覧と、(2)企業債の概況です。令和元年度末の企業債残高は751万7,009円となります。これは
公営企業会計に移行する際に借入れをした
公営企業適用債となります。 510ページをお願いいたします。
キャッシュフロー計算書です。 業務活動による
キャッシュフローでは、当年度純利益、減価償却費、引当金、未収金、未払金等の増減によるもので、241万9,637円となりました。 投資活動による
キャッシュフローは、固定資産の取得に係るものでマイナス841万5,737円、財務活動による
キャッシュフローは、企業債の償還に係るものでマイナス34万1,849円となり、当期分の現金資金は633万7,949円減り、
資金期末残高は3,207万4,244円となりました。 511ページをお願いいたします。 令和元
年度収益費用明細書です。単位は円、税抜きです。 3条予算の収益的収入の事業収益で1億7,275万4,358円で、営業収益と営業外収益の合計となります。1項1目の給水収益は1億972万9,663円です。3目その他営業収益は4万円で
竣工検査手数料です。 続きまして、2項の営業外収益では、1目受取利息及び配当金451円で定期預金利息です。4目水道加入金は123万9,901円で、加入分担金4件分です。5目
長期前受金戻入は6,044万9,208円です。7目消費税還付額は126万3,136円です。 以上が
水道事業収益でございます。 512ページをお願いいたします。 収益的支出の事業費用は1億7,362万9,935円となりました。営業費用の1目原水浄水及び配水給水費で8,465万4,763円です。これはポンプ場、配水池、施設管路等の維持管理に要する費用です。 主な支出は、10節光熱費1,175万1,645円でポンプ場等の電気料です。13節委託料は1,239万5,182円で水道施設維持管理業務や漏水調査業務等でございます。14節手数料は58万3,000円で、水道法によります水質検査によるものでございます。16節修繕費は1,077万3,156円で漏水修理等の49件に係る費用でございます。 3目の総係費は1,767万9,718円で、主なものは13節委託料802万9,571円で、料金の賦課徴収事務委託料と
公営企業会計システム支援業務や検針業務委託料となります。 513ページをお願いいたします。 4目の減価償却費は6,066万5,122円で、
有形固定資産の当期償却分です。5目の資産減耗費は残存価格のございます資産を除却等した費用で92万7,049円です。 2項1目の支払利息及び
企業債取扱諸費は2万4,023円で、企業債の支払利息です。 3項4目のその他特別損失は953万円で、
公営企業会計に移行する当初年度分の貸倒引当金です。 514ページをお願いいたします。
資本的収支明細書です。 資本的収入、6項基金は1,186万4,000円で、基金積立金の取崩し等になります。充当先は、配水施設改良費の工事負担金に充当いたしました。 資本的支出は2,255万3,966円となりました。1項1目の
配水設備改良費は2,167万9,380円で、工事請負費8件分でございます。1項2目の営業設備費は53万2,286円で、量水器出庫代です。 2項1目の
企業債償還金は34万1,849円で、令和元年度末の未償還残高は751万7,009円となりました。 借り入れいたしました企業債の一覧は、515ページから516ページの
企業債明細書となります。 517ページをお願いいたします。 東部簡易水道基金です。当年度中の基金増減額の内訳は、新規積立額ゼロ円、利息451円、基金取崩し1,186万4,000円で、1,186万3,549円の減となり、当年度末の残高は1億4,451万1,920円となりました。 以上で東部
簡易水道特別会計決算の細部説明を終わります。 よろしくご審議のほど、お願いいたします。
○議長(中野博君) 次に、平井財産区特別会計及び上沢財産区
特別会計決算について、総務課長。 〔総務課長 村上克司君登壇〕
◎総務課長(村上克司君) それでは、議案第92号、函南町平井財産区特別会計の決算について細部説明をいたします。 初めに、議案を朗読します。 議案第92号 令和元年度函南町平井財産区
特別会計歳入歳出決算認定について。 地方自治法第233条第3項の規定により、令和元年度函南町平井財産区特別会計歳入歳出決算を、
別紙監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。 令和2年9月10日提出。函南町長、仁科喜世志。 決算書518ページ、519ページをお願いいたします。 決算の総括表となります。 初めに、歳入です。 1款財産収入、1項財産運用収入、同額で11万3,058円。 2款繰入金、1項基金繰入金、同額で110万4,200円。 歳入合計、予算現額122万1,000円、調定額121万7,258円、収入済額121万7,258円です。 次のページをお願いいたします。 歳出です。 1款総務費、1項総務管理費、同額で121万7,258円。 歳出合計、予算現額122万1,000円、支出済額121万7,258円、不用額3,742円です。 次に、事項別明細となります。 522ページ、523ページをお願いいたします。 歳入です。 1目1節利子及び配当金11万3,058円、基金の運用額です。 1目1節基金繰入金110万4,200円、基金からの繰入金です。 次のページをお願いいたします。 歳出です。 基金管理事業11万3,058円、基金の運用益を積み立てたものです。 諸対策事業100万円、繰出金で、教育費のコミュニティ推進事業で平井公民館の運営委託料として100万円を一般会計に繰り出したものでございます。 管理会事務事業10万4,200円、平井財産区管理会の委員報酬及び費用弁償です。 次のページをお願いいたします。 実質収支に関する調書となります。 1、歳入総額、2、歳出総額、同額で121万7,000円です。以下ございません。 次のページをお願いいたします。 財産に関する調書となります。 函南町平井財産区基金で現金99万1,142円の減で、年度末残高は1億6,067万1,561円です。増減内訳は記載のとおりです。 以上で函南町平井財産区特別会計の細部説明を終わります。 続きまして、議案第93号、函南町上沢財産区特別会計の決算について細部説明をいたします。 初めに、議案を朗読します。 議案第93号 令和元年度函南町上沢財産区
特別会計歳入歳出決算認定について。 地方自治法第233条第3項の規定により、令和元年度函南町上沢財産区特別会計歳入歳出決算を、
別紙監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。 令和2年9月10日提出。函南町長、仁科喜世志。 決算書529ページ、530ページをお願いいたします。 決算の総括表となります。 初めに、歳入です。 1款財産収入、1項財産運用収入、同額で950円、歳入合計、予算現額1,000円、調定額950円、収入済額950円です。 次のページをお願いします。 歳出です。 1款総務費、1項総務管理費、同額で950円、歳出合計、予算現額1,000円、支出済額950円、不用額50円です。 次に、事項別明細となります。 533ページ、534ページをお願いいたします。 歳入です。 1目1節利子及び配当金950円、基金の運用額です。 次のページをお願いいたします。 歳出です。 基金管理事業950円、基金の運用益を積み立てたものです。 次のページをお願いいたします。 実質収支に関する調書となります。 1、歳入総額、2、歳出総額、同額で1,000円、以下ございません。 次のページをお願いします。 財産に関する調書となります。 函南町上沢財産区基金で現金950円の増で、年度末現在高は948万4,466円です。増減内訳は記載のとおりです。 以上で函南町上沢財産区特別会計の細部説明を終わります。 よろしくお願いいたします。
○議長(中野博君) 以上をもって、令和元年度一般会計及び12の
特別会計決算の細部説明を終わります。 ここで監査委員に決算審査意見の報告を求めます。 監査委員、田口彰一君。 〔監査委員 田口彰一君登壇〕
◆監査委員(田口彰一君) それでは、去る8月24日、町長に提出した意見書について報告いたします。 お手元に資料が配付されておりますので、ご覧になりながら説明を聞いていただければと思います。 なお、各表の朗読は省略させていただきます。 函監第59号 令和2年8月24日、函南町長、仁科喜世志様。函南町監査委員、青木和生、函南町監査委員、田口彰一。 令和元年度函南町各種会計歳入歳出決算及び基金運用状況の審査意見書の提出について。 地方自治法第233条第2項及び同法第241条第5項の規定により、審査に付された令和元年度函南町各種会計(一般会計及び7特別会計)歳入歳出決算及び関係書類、基金運用状況並びに
地方公営企業法第30条第2項の規定により、審査に付された令和元年度函南町
公営企業会計の決算及び関係書類について審査したので、次のとおり審査意見書を提出いたします。 1ページ、お願いします。 函南町一般会計歳入歳出決算、各特別会計歳入歳出決算審査意見書。 1、審査の対象、令和元年度函南町一般会計歳入歳出決算、各特別会計歳入歳出決算、令和元年度函南町一般会計、令和元年度函南町土地取得特別会計、令和元年度函南町国民健康保険特別会計、令和元年度函南町後期高齢者医療特別会計、令和元年度函南町介護保険特別会計、令和元年度函南町農業集落排水事業特別会計、令和元年度函南町平井財産区特別会計、令和元年度函南町上沢財産区特別会計。 2、審査依頼文書受理日、令和2年7月28日。 3、審査実施年月日、令和2年8月4日から令和2年8月7日まで。 4、審査の方法、(1)函南町長から審査に付された令和元年度函南町各会計歳入歳出決算書、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書について、会計事務処理が適正になされていたかどうか内容を審査し、諸帳簿及び証拠書類との照合を行った。 (2)予算の執行が関係法令に準拠し、適正かつ効率的に執行されたかどうかについて審査を行った。 5、審査の結果、地方自治法第233条第2項の規定により審査に付された令和元年度函南町各会計歳入歳出決算書及び歳入歳出決算事項別明細書は、いずれも関係法令に準拠して作成されており、計数は関係帳簿及び証書類と符合し正確であり、予算の執行状況もおおむね適正に執行されていることを認めた。 6、決算の概要及び審査意見。 (1)一般会計。 ア、歳入。 一般会計歳入決算額は132億5,612万4,886円で、前年度と比べて6億8,763万3,137円、5.5%の増額となった。 次のページをお願いします。 なお、歳入の40.8%を占める町税は54億228万9,000円で、前年度と比べて1,582万7,000円、0.3%の減額となった。 収納率は95.5%で、前年度と比べて0.9ポイントの増加となり、不納欠損額は2,995万5,877円で、前年度と比べて826万1,796円、21.6%の減額となった。 自主財源と依存財源の構成比の推移を見ると次の表のとおり、自主財源割合は57.1%で、前年度に比べて3.1ポイント減少した。 次のページをお願いします。 イ、歳出。 一般会計歳出決算額は125億8,573万2,055円で、前年度と比べて6億4,232万6,632円、5.4%の増額となった。 不用額は3億6,535万1,945円で、前年度と比べて1億2,616万2,368円、52.7%の増額となった。 歳出財源構成について、経常的経費、投資的経費及びその他経費を前年度と対比すると、次の表のとおり経常的経費が3.5ポイントの増加、投資的経費が2.3ポイントの増加、その他経費は5.8ポイント減少した。 人件費は21億5,311万9,000円で、前年度と比べて1億80万6,000円、4.9%の増額となった。主な要因は退職職員の増加に伴う一般職退職手当負担金、台風第19号被害対応に伴う時間外勤務手当等が増加したためである。 公債費は9億9,145万5,000円で、前年度と比べて654万2,000円(0.7%)の増額となった。 4ページお願いします。 ウ、基金の運用状況。 財政調整基金ほか11の基金の運用状況は、元加積立金39万2,986円、新規積立金8,380万円、取崩額8億8,870万円、年度末基金の総額は9億1,968万939円で、年度当初基金額と比べて8億450万7,014円、46.7%の減額となった。新規積立したものは、財政調整基金、町営住宅建設基金、都市基盤施設整備基金、町立学校建設基金、廃棄物処理場建設基金であった。取崩したものは財政調整基金、町立学校建設基金、廃棄物処理場建設基金、図書館建設基金であった。 エ、地方債現在高の状況。 地方債発行額は10億4,290万円、償還額は元金9億2,228万5,991円で、令和元年度末現在高は112億9,926万373円となり、前年度末と比べて1億2,061万4,009円、1.1%の増額となった。令和元年度に発行したものは公共事業等債、災害復旧事業債、学校教育施設等整備事業債、一般単独事業債、臨時財政対策債であった。 オ、合算の決算状況。 一般会計及び7特別会計の合算から他会計繰入金・繰出金等を除いた歳入総額は202億2,138万6,211円で、前年度と比べて5億5,391万4,003円、2.8%の増額となった。合算の歳出総額は195億3,722万1,179円で、前年度と比べて12億25万6,213円、6.5%の増額となった。また、その差引額は6億8,416万5,032円で、前年度比6億4,634万2,210円、48.6%の減額となった。 カ、経営状況。 歳入決算額から歳出決算額を差し引いた形式収支は6億7,039万2,831円で、翌年度に繰り越すべき財源1億5,723万8,000円を控除し、前年度の実質収支3億6,604万1,326円を差し引いた単年度収支は1億4,711万3,505円の黒字であった。また、実質的な黒字要因である財政調整基金積立金4,638万5,255円を加算し、赤字要因である財政調整基金取崩額7億4,300万円を差し引いた実質単年度収支は5億4,950万1,240円の赤字であった。 地方公共団体の財政力を示す財政力指数3カ年平均は0.83で、前年度と同じ指数となり、財政構造の弾力性を示す経常収支比率は91.1%で、1.4ポイント減少した。 また、財政負担の状況を示す実質公債費比率3カ年平均は5.7%で、前年度と比べて1.0ポイント増加した。 特に経常収支比率は、90%を超え財政の硬直化が懸念されるため、職員数の適正管理、手当の見直し、施設の統廃合、補助金の見直し等、歳出削減策をはじめ地方税徴収率の向上やふるさと納税制度の一層の活用により歳入確保策を講じるなど、経常収支比率の改善に向けて取り組む必要がある。 5ページお願いします。 キ、審査意見。 (ア)収入額の確保。 一般会計の収入未済額は5億9,677万5,971円で、前年度と比べて7,665万3,948円、11.4%の減額となった。 町税全体の収納額は54億228万9,265円で、前年度と比べて1,582万6,317円の減額となったが、収納率は95.5%で、前年度より0.9ポイント増加になった。 納税者の納付利便性、納期内納付率及び収納率の向上を目指し、コンビニエンスストアでの24時間収納を可能にした取組みが効果を表し、状況は改善されている。しかし、滞納分を含めると金額自体はいまだ多額となっているので、効果的かつ効率的な徴収対策を実施するなど、収入未済額の解消、負担の公平性の確保のため引き続き一層の努力を望むものである。 不納欠損額は2,995万5,877円で、前年度と比べて826万1,796円、27.6%の減額となった。内訳は、町税が2,989万4,877円、分担金及び負担金が6万1,000円であった。 起債について、一般会計の発行額が10億4,290万円で、それに対し、元金償還額は9億2,228万5,911円であったため1億2,061万4,009円の増額となった。 一般会計において、起債残高が年々増加していることから、基金の有効活用、起債の新規発行を抑制するための財源確保、より一層の事業の選択を検討すべきと考える。 (イ)各課の審査項目。 各課で令和元年度に施行した事業の中から、新規事業、主要事業及び事業内容の詳細な確認が必要なものなどを抽出して書面での審査を実施した。共通事項として不用額、委託料、建設土木工事費、負担金、補助金、補正額について監査を実施し、審査項目については、おおむね適正に執行されていたが、不用額が前年度より1億2,616万2,368円の増額となっている。昨年度も指摘しているが、事業執行に当たっては、執行計画に基づき年度内での計画的な進捗を図るとともに、早期に着手・完了させることで予算額を有効に活用されるよう努められたい。 6ページをお願いします。 (ウ)要望等。 事業執行について求める事項として、業務の効率化を図り、柔軟な考えで業務に取り組むとともに、経費の節減に努め、長期的展望を見据え、最大限の事業効果が発揮されるよう努められたい。 (2)特別会計。 ア、歳入。 土地取得特別会計ほか6特別会計の歳入決算額は79億1,135万7,243円で、前年度と比べて7,282万839円、0.9%の減額となった。 なお、歳入の53.9%を占める国民健康保険特別会計の歳入額は42億6,708万580円で、前年度と比べて2億2,148万6,547円、4.9%の減額となった。 収納率は95.5%で、前年度と比べて0.4ポイントの増加となり、不納欠損額は3,756万8,128円で、前年度と比べて762万1,464円、16.9%の減額となった。 イ、歳出。 土地取得特別会計ほか6特別会計の歳出決算額は77億8,903万4,042円で、前年度と比べて5,470万876円、0.7%の増額となった。 不用額は1億4,757万958円で、前年度と比べて5,697万3,876円、27.9%の減額となった。 ウ、基金の運用状況。 土地開発基金ほか6基金の運用状況は、元加積立金11万4,008円、新規積立金2億2,509万9,950円、取崩額1,758万6,581円、年度末基金の総額は12億9,338万6,430円で、年度当初基金額と比べて2億762万7,377円、19.1%の増額となった。新規積立てしたものは、土地開発基金、国民健康保険給付等給付等支払準備基金、介護保険基金であった。取崩したものは土地開発基金、平井財産区基金であった。 エ、経営状況。 歳入決算額から歳出決算額を差し引いた形式収支は1億2,232万3,201円で、前年度と比べて1億2,752万1,715円、51.0%の減額となった。この主な要因は、後期高齢者医療への移行が増加し、被保険者数の減少によるものである。 オ、審査意見。 (ア)収入額の確保。 土地取得特別会計ほか6特別会計の収入未済額は3億3,607万2,472円で、前年度と比べて2,674万8,109円、7.4%の減額となった。 国民健康保険税の収納額は9億2,868万1,151円で、前年度と比べて2,962万8,794円の減額となった。 次のページをお願いします。 国民健康保険税においても納税者の納付利便性、納期内納付率及び収納率の向上を目指し、コンビニエンスストアでの24時間収納を可能にした取組みが効果を表し、状況は改善されているが、収入未済額と不納欠損額はいまだ多額となっているので、効果的かつ効率的な徴収対策を実施し、収入未済額の解消、負担の公平性の確保のため引き続き一層の努力を望むものである。 (イ)各課の審査項目。 各課で令和元年度に施行した事業の中から、新規事業、主要事業及び事業内容の詳細な確認が必要なものなどを抽出して書面での審査を実施した。共通事項として不用額、委託料、建設土木工事費、負担金、補助金、補正額についての監査を実施し、審査項目については、おおむね適正に執行されていた。 (ウ)要望等。 一般会計同様に、事業執行について求める事項として、業務の効率化を図り、柔軟な考えで業務に取り組むとともに、経費の節減に努め、長期的展望を見据え最大限の事業効果が発揮されるよう努められたい。 以上で函南町一般会計歳入歳出決算、各特別会計歳入歳出決算審査意見書の報告を終わります。 続きまして、14ページをお願いします。 函南町定額の資金を運用するための基金運用状況審査意見書。 1、審査の対象、令和元年度函南町定額の資金を運用するための基金運用状況。令和元年度函南町国民健康保険高額療養費貸付基金、令和元年度函南町介護保険出産費資金貸付基金、令和元年度函南町静岡県収入証紙購入基金。 2、審査依頼文書受理日、令和2年7月28日。 3、審査実施年月日、令和2年8月4日から令和2年8月7日まで。 4、審査の方法、函南町長から審査に付された定額の資金を運用するための基金の運用状況について審査をした。 5、審査の結果。 令和元年度函南町国民健康保険高額療養費貸付基金、函南町国民健康保険出産費資金貸付基金、函南町静岡県収入証紙購入基金の決算についてその内容を審査した結果、基金の年度中の増減並びに年度末現在高が関係書類及び貸付基金台帳と符合していることを認めた。 6、運用状況。 定額の資金を運用するための基金である令和元年度函南町国民健康保険高額療養費貸付基金、函南町国民健康保険出産費資金貸付基金、函南町静岡県収入証紙購入基金の運用状況については、年度内の運用がされなかった。 以上で函南町定額の資金を運用するための基金の運用状況審査意見書の報告を終わります。 続きまして、16ページお願いします。 函南町
公営企業会計決算審査意見書。 1、審査の対象、令和元年度函南町
公営企業会計決算。令和元年度下水道事業特別会計、令和元年度
上水道事業特別会計、令和元年度畑、
丹那簡易水道特別会計、令和元年度田代、軽井沢、丹那地区簡易水道特別会計、令和元年度東部簡易水道特別会計。 2、審査依頼文書受理日、令和2年7月28日。 3、審査実施年月日、令和2年8月4日から令和2年8月14日まで。 4、審査の方法。 (1)函南町長から審査に付された令和元年度函南町
公営企業会計決算報告書、損益計算書、剰余金計算書、
剰余金処分計算書及び貸借対照表について、会計事務処理が適正になされていたかどうか内容を審査し、諸帳簿及び証拠書類と照合した。 (2)予算の執行が関係法令に準拠し、適正かつ効率的に執行されたかどうかについて審査した。函南町長から審査に付された定額の資金を運用するための基金の運用状況について審査をした。 5、審査の結果。 令和元年度函南町
公営企業会計の決算について、その内容を審査した結果、諸帳簿、証拠書類等の内容及び予算の執行状況はおおむね適正に処理されており、公有財産、債権については、年度中の増減並びに年度末現在高が関係記録台帳、書類及び証券と符合していることを認めた。 6、決算の概要及び審査意見。 (1)下水道事業特別会計。 ア、収益的収支(税抜き)。 事業収益の決算額は9億4,112万857円で、主な内容は営業収益である下水道使用料、一般会計からの繰入金である他会計負担金、営業外収益である
長期前受金戻入等によるものである。 事業費用の決算額は9億5,953万8,089円で、主な内容は営業費用である流域下水道費、総係費、減価償却費、営業外費用である支払利息及び
企業債取扱諸費等によるものであり、当年度純損失は1,841万7,232円となった。 イ、資本的収支(税込み)。 資本的収入の決算額は3億6,888万6,200円で、主な内容は企業債である建設改良企業債、国庫補助金、負担金である受益者負担金、受益者分担金等によるものである。 資本的支出の決算額は6億5,922万4,130円で、主な内容は建設改良費である管路建設改良費と企業債元金償還金によるものである。
資本的収入額が
資本的支出額に不足する額2億9,033万7,930円は、
当年度分消費税資本的収支調整額1,950万4,661円、引継金5,958万7,152円、
当年度分損益勘定留保資金2億1,124万6,117円で補填された。 ウ、経営状況(税抜き)。 総収益の総額は9億4,112万857円で、総費用は総費用は9億5,953万8,089円となり、この結果、当年度純損失は1,841万7,232円を計上する経営成績となった。 なお、令和元年度より法の財務事項に関する規定を適用し、
公営企業会計に移行して初めての決算となるため、当年度は財務状況の経年推移において、前年度比較ができない部分があるが、下水道事業の資産情報等の的確な把握が容易となったことに加え、官庁会計の決算にはない損益計算書や貸借対照表などの財務諸表により、経営成績や財政状況がこれまで以上に明確になった。 財政状態については総収支比率が98.1%で、経常収支比率が99.3%であった。営業収支比率は81.3%で、総収益に占める当年度純利益の割合を示す総収益利益率はマイナス2.0%となった。 エ、剰余金。
公営企業会計への移行に伴い、当年度開始残高の利益剰余金はなく、令和元年度の当年度未
処分利益剰余金はマイナス1,841万7,232円となった。 オ、審査意見。 下水道事業は、町民生活に欠かすことができないライフラインであり、事業の健全化と持続性を確立し経営する必要があるため、公共下水道事業未普及地の整備を進めながら、下水道事業処理区域内の未接続者の解消に向けた取組を行い、水洗化率を上昇させ、さらなる生活環境の向上と今後必要となる財源を確保すること。 また、汚水処理及び当該施設の維持管理に関する合理化・効率化により対象経費の縮減を図り、独立採算制の原則に沿った下水道事業の推進に努められたい。 (2)
上水道事業特別会計。 ア、収益的収支(税抜き)。 事業収益の決算額は5億7,433万649円で、主な内容は営業収益である給水収益、その他営業収益の手数料、営業外収益である
長期前受金戻入等によるものである。 事業費用の決算額は4億6,022万1,407円で、主な内容は営業費用である原水浄水及び配水給水費、総係費、減価償却費、営業外費用である企業債利息等によるものであり、当年度純利益は1億1,410万9,242円となった。 イ、資本的収支(税込み)。 資本的収入の決算額は164万5,600円で、その他分担金である
受託工事分担金によるものである。 資本的支出の決算額は1億8,252万2,031円で、主な内容は建設改良費である
配水設備改良費と企業債元金償還金によるものである。
資本的収入額が
資本的支出額に不足する額1億8,087万6,431円は、
当年度分消費税資本的収支調整額1,238万9,280円、
当年度分損益勘定留保資金1億143万1,284円、減債積立金4,000万円及び
建設改良積立金2,705万5,867円で補填された。 ウ、経営状況(税抜き)。 総収益は5億7,433万649円で、前年度と比べて1,066万57円、1.8%の減額となった。総費用は4億6,022万1,407円で、前年度と比べて1,638万6,310円、3.7%の増額となった。 この結果、当年度純利益は1億1,410万9,242円を計上する経営成績となり、これを前年度と比べると2,704万6,367円、19.2%の減額となった。 供給単価は124円10銭で、前年度と比べてゼロ円25銭増加し、給水原価は104円77銭で6円51銭増加した。この供給単価と給水原価との関係により計算されるのは料金回収率であり、料金回収率は118.4%となったが、前年度と比べて7.6ポイント減少した。 総収支比率と経常収支比率ともに124.8%で、前年度と比べて7ポイント下がり、営業収支比率は109.0%で、前年度と比べ6.6ポイント下がった。また、総収益に占める当年度純利益の割合を示す総収益利益率は19.9%で、前年度と比べて4.2ポイント減少している。 エ、剰余金。 剰余金の処理については、当年度純利益1億1,410万9,242円、前年度
繰越利益剰余金640万361円、その他未
処分利益剰余金変動額6,705万5,867円の合計額となる当年度未
処分利益剰余金1億8,746万5,470円から減債積立金6,000万円、
建設改良積立金6,000万円を積立、資本金へ6,705万5,867円を組み入れ、残額40万9,603円を次年度に繰り越すこととなっている。 19ページをお願いします。 オ、審査意見。 今後においても地元町民の生活基盤を支え、健康的な生活を維持するためには、安全で良質な水道水の供給が不可欠であることから、給水収益などの収入額の確保に努めるとともに、効率的な事業運営に努められたい。 (3)畑、
丹那簡易水道特別会計。 ア、収益的収支(税抜き)。 事業収益の決算額は958万2,164円で、主な内容は営業収益である給水収益、営業外収益である
長期前受金戻入等によるものである。 事業費用の決算額は995万8,522円で、主な内容は営業費用である原水浄水及び配水給水費、減価償却費等によるものであり、当年度純損失は37万6,358円となった。 イ、資本的収支(税込み)。 資本的収入の決算額はゼロ円であった。 資本的支出の決算額は18万3,821円で、主な内容は
企業債償還金によるものである。
資本的収入額が
資本的支出額に不足する額18万3,821円は、引継金で補填された。 ウ、経営状況(税抜き)。 総収益の総額は958万2,164円で、総費用は995万8,522円となり、この結果、当年度純損失は37万6,358円を計上する経営成績となった。 なお、畑、丹那簡易水道をはじめ田代、軽井沢、丹那地区簡易水道及び東部簡易水道については、令和元年度より法の財務事項に関する規定を適用し、
公営企業会計に移行して初めての決算となった。損益計算書や貸借対照表などの財務諸表により、経営成績や財政状況がこれまで以上に明確になった。 供給単価は44円85銭で、給水原価は50円45銭であった。この供給単価と給水原価との関係により計算されるのが料金回収率であり、料金回収率は88.9%となる結果であった。 財政状態については総収支比率が96.2%で、経常収支比率が96.4%であった。営業収支比率は53.6%で、総収益に占める当年度純利益の割合を示す総収益利益率はマイナス3.9%となった。 エ、剰余金。
公営企業会計への移行に伴い、当年度開始残高の利益剰余金はなく、令和元年度の当年度分未
処分利益剰余金はマイナス16万8,406円となった。 次のページをお願いします。 オ、審査意見。 効率的な財政運営を図るため、今年度より
公営企業会計に移行していることから公会計情報を活用して、事業の成果・課題を「見える化」し、行政評価や予算編成に反映するとともに、事業規模が小さく人口減少率が高い事業エリアとなっていることから、給水収益の安定化と原水浄水及び配水給水費等のさらなる効率化による経費縮減を図り、持続可能で独立採算による事業運営に努められたい。 (4)田代、軽井沢、丹那地区簡易水道特別会計。 ア、収益的収支(税抜き)。 事業収益の決算額は3,697万5,123円で、主な内容は営業収益である給水収益、その他営業収益の雑収益、営業外収益である
長期前受金戻入等によるものである。 事業費用の決算額は4,248万86円で、主な内容は営業費用である原水浄水及び配水給水費、総係費、減価償却費、特別損失である貸倒引当金等によるものであり、当年度純損失は550万4,963円となった。 イ、資本的収支(税込み)。 資本的収入の決算額は2,165万37円で、基金の取崩しによるものである。 資本的支出の決算額は2,189万8,835円で、主な内容は建設改良費である
配水設備改良費によるものである。
資本的収入額が
資本的支出額に不足する額24万8,798円は、引継金で補填された。 ウ、経営状況(税抜き)。 総収益の総額は3,697万5,123円で、総費用は4,248万86円となり、この結果、当年度純損失は550万4,963円を計上する経営成績となった。 供給単価は48円30銭、給水原価は53円60銭であった。この供給単価と給水原価との関係により計算されるのが料金回収率であり、料金回収率は90.1%となる結果であった。 財政状態については総収支比率が87.0%で、経常収支比率が101.2%であった。営業収支比率は26.2%で、総収益に占める当年度純利益の割合を示す総収益利益率はマイナス14.9%となった。 エ、剰余金。
公営企業会計への移行に伴い、当年度開始残高の利益剰余金はなく、令和元年度の当年度未
処分利益剰余金は2,165万17円となった。 21ページをお願いします。 オ、審査意見。 効率的な財政運営を図るため、当年度より
公営企業会計に移行していることから公会計情報を活用して、事業の成果・課題を「見える化」し、行政評価や予算編成に反映すること。 また、今年度においては、災害対応による緊急の復旧修繕費等の支出があったことから、当初予算より基金の取崩しが増額しているが、収支のバランスを保ちながら老朽化した配水施設や管路の更新を計画的に進め、持続可能で独立採算制による事業運営に努められたい。 (5)東部簡易水道特別会計。 ア、収益的収支(税抜き)。 事業収益の決算額は1億7,275万4,358円で、主な内容は営業収益である給水収益、営業外収益である
長期前受金戻入等によるものである。 事業費用の決算額は1億7,362万9,935円で、主な内容は営業費用である原水浄水及び配水給水費、総係費、減価償却費、特別損失である貸倒引当金等によるものであり、当年度純損失は87万5,577円となった。 イ、資本的収支(税込み)。 資本的収入の決算額は1,186万4,000円で、基金の取崩しによるものである。 資本的支出の決算額は2,255万3,966円で、主な内容は建設改良費として
配水設備改良費によるものである。
資本的収入額が
資本的支出額に不足する額1,068万9,966円は、
当年度分消費税資本的収支調整額193万2,380円、当年度引継ぎ875万7,586円で補填された。 ウ、経営状況(税抜き)。 総収益の総額は1億7,275万4,358円で、総費用は1億7,362万9,935円となり、その結果、当年度純損失は87万5,577円を計上する経営成績となった。 供給単価は196円64銭で、給水原価は185円48銭であった。この供給単価と給水原価との関係により計算されるのが料金回収率であり、料金回収率は106.0%となった。 財政状態については総収支比率が99.5%で、経常収支比率が105.4%であった。営業収支比率は67.0%で、総収益に占める当年度純利益の割合を示す総収益利益率はマイナス0.5%となった。 エ、剰余金。
公営企業会計への移行に伴い、当年度開始残高の利益剰余金はなく、令和元年度の当年度未
処分利益剰余金は1,098万7,972円となった。 22ページをお願いします。 オ、審査意見。 効率的な財政運営を図るため、今年度より
公営企業会計に移行していることから公会計情報を活用して、事業の成果・課題を「見える化」し、行政評価や予算編成に反映すること。 また、給水収益の安定化と原水浄水及び配水給水費等のさらに効率化により経費縮減を図りながら、老朽化した配水施設や管路の更新を計画的に進め、持続可能で独立採算による事業運営に努められたい。 以上をもちまして、決算審査意見書の報告を終わります。
○議長(中野博君) 以上で監査委員の決算審査意見の報告を終わります。 議事の中途ですが、ここで10分間休憩をします。 (午前11時18分)
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○議長(中野博君) 休憩を解いて会議を再開します。 (午前11時30分)
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○議長(中野博君) これより総括質疑に入ります。 質疑はありませんか。 5番、田中議員。
◆5番(田中正美君) それでは、3点についてお伺いいたします。 附属資料をお願いします。 初めに、152ページです。上段からちょっと下に、「発達障害児等巡回相談事業における」と書いてあるところですけれども、その下に近年は療育施設と園を並行通園する児童が増えており、園と療育施設との話し合いや情報共有の場に同席することが多いということで、増えているということですので、どのように増えているか、また今後の対策について伺います。 2点目は、217ページです。下の燃やせるごみの収集というところで、数値が出ておりますが、町の収集分についてはそう変わりはないんですが、個人の業者分ですかね、これがかなり増えているので、これもどのような対策を取っているかということと、218ページの上段からちょっと下の燃やせないごみも同じような個人搬入分がかなり増えているので、これらの理由等も教えていただきたいと思います。 そして、たまたまといいますか、きょうの伊豆日日に載ってましたけれども、環境衛生課で昨日、本年度事業者向けごみ減量講座ということを開いたそうで、ごみを減量するようなことで講座も開いていってくれております。先ほど監査報告もありましたけれども、経費の節約ということで大事ではないかなと思います。 3つ目に、284ページ、中段で3、就学援助費のうち教育扶助費がありますけれども、ここの一覧表で学用品から始まって、医療、計になっていますけれども、新入学学用品のところだけ平成27年に7人が令和元年で15と、倍ぐらい増えていますので、ここをちょっと伺いたいと思います。 そして、初歩的な質問かも分かりませんが、この15人のうち(6)ということで、下段に括弧書きは入学前支給分と書いてありますけれども、ほかの平成27年から平成30年はみんなゼロになっていますけれども、この辺もちょっと教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。